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お金が貯まらない人6つの特徴と、貯まる人になるための3つの方法

お金を持った男性FIRE・セミリタイア
Rich man sitting on the big wallet full of money. Coin stack, cash income. Idea of financial growth. Vector illustration in cartoon style
この記事は約12分で読めます。

ぜいたくをしているわけではないのに全然お金が貯まりません。
どうすればもっとお金を貯められるようになりますか?

そんな悩みを解決します。

  • それなりに収入はあるし、無駄使いだってしていない
  • 節約も頑張っている
  • でもお金が貯まらない

こういった人は多いんじゃないでしょうか?

でも大丈夫です!

今はやり方をちょっと間違えているだけなので、正しい方向に修正すればお金が貯まる体質に変えることができますよ。

ポイントは三つです。

  • お金の貯める目的
  • お金の流れの管理
  • お金の使い方

僕自身、数年前までは、収入のわりにお金が貯まらない家計でした。

それがセミリタイアすることを目標にし、支出の最適化やお金の使い方を改善することで、今では年に500万円以上を貯蓄に回せるようになっています。

この記事ではそんな僕の経験も交えながら、お金が貯まらない人の特徴と、お金を貯められる体質にするにはどうすればいいか?について解説していきます。

[icon class=”icon-light-bulb”]この記事でわかること
  • お金が貯まらない人の特徴6選
  • お金が貯まる人になるための行動3選

この記事を読めば、修行僧のような節約テクニックを使わなくても、本質的にお金を貯めやすい家計にできるようになります。

なぜお金が貯まらないんだろう?と悩んでいるあなたは、ぜひ最後まで見ていってください。

お金が貯まらない人の特徴6選

お金が貯まらない人の特徴

お金の貯まらない人は大きく6つの特徴があります。

悩んでいるほとんどの人が、6つとも当てはまるんではないでしょうか。

お金が貯まらない人の特徴
  1. 目的なく漠然とお金を貯めようとしている
  2. 収入に合わせて支出をしている
  3. 節約でお金を貯めようとしている
  4. お金の流れを管理していない
  5. お金の使い方を間違っている
  6. 価格で判断している

目的なく漠然とお金を貯めようとしている

お金の貯まらない人は明確な目的や目標なく、ただ漠然とお金を貯めようとしています。

これだとなかなかお金は貯まりません。

人は何か行動を起こす時に、目的や目標がないとモチベーションを維持できないからです。

お金を貯める以外でもそうですよね?

例えば英語の勉強で、「2年後にアメリカ留学する」と明確な理由があれば、モチベーションを保ちながら日々頑張れるはずです。

ところが、ただ何となく英語が話せるほうがカッコいい程度の理由で始めても、おおかた途中で挫折します。

人は意思の弱い生き物です。

目的がないと自分に都合のいい理由をつくって、すぐに行動を止めてしまいます。

目的なくお金を貯めることは、思ったよりむずかしいんですよね。

収入に合わせて支出をしている

収入に合わせて支出を上げる、生活水準を上げる人はお金が貯まらない人です。

これはある程度収入の安定しているサラリーマンに多いかもしれません。

お金が貯まらない理由は二つです。

  1. 貯蓄に回せるお金がいつまでも増えないから
  2. 一度上げてしまった生活水準を下げるのがむずかしいから

1.貯蓄に回せるお金がいつまでも増えないから

例えば月収20万円で1カ月の支出が18万円の家庭では、貯蓄に回せる金額は2万円です。

順調に収入が上がっていき月収30万円になっても、支出を収入に合わせ28万円に上げてしまうと、貯蓄に回せる金額は2万円のままです。

生活支出を上げなければ12万円貯蓄に回せるはずだったので、10万円分の貯蓄機会を失ったことになるんですね。

これはかなり貯蓄効率の悪い状態です。

本来、収入が上がるにつれ貯蓄できる額も上がり効率的にお金が貯まっていくはずが、貯蓄できる額が一定なのでお金の貯まるスピードが全く変化しません。

貯まっていく実感はわかないですよね。

2.一度上げてしまった生活水準を下げるのがむずかしいから

人は収入が上がると、なぜか生活コストも上げようとします。

これは僕自身もそうだったのでよくわかるんですが、周囲に自分を背伸びさせて見せたくなるんですよね。

住居、車、洋服、いたるところでその傾向が現れます。

ところがサラリーマンであっても最近の世の中、収入は安定しません。

収入が下がった時、合わせて生活レベルも下げられれば問題ないんですが、どうでしょう?

実際にはむずかしいですよね。

収入が下がったのに支出が変わらずだと、当然貯蓄に回る額は減ります。

節約でお金を貯めようとしている

お金を貯めるための節約は正しいことですが、節約の仕方を間違っている場合はお金が貯まりません。

間違った節約とは時間と労力をかけて行う、効果の低い節約のことです。

  • 100円安い食材を買うために20分遠いスーパーまで買いに行く
  • 1日2時間かけてポイ活する

もちろんゲーム感覚や情報発信など、楽しんでやっている人ならいいんです。

問題はお金を貯めることが目的の場合、効率が悪すぎることです。

例えば100円安い食材を買いに、20分遠いスーパーまで行くことを考えます。

20分で100円の収入を得たことを同じ意味なので、時給にすると300円です。

どうでしょう?

日本中探してもそんな低単価バイトはないですよね。

あなたの価値が時給300円以下ということは絶対にありません。

そんなことに時間を使うくらいなら、クラウドソーシングでタスク系の案件に1時間使った方がよほど効率的で意味もあります。

以上説明したように、節約でお金を貯めることは効率面でおすすめできません。

お金の流れを管理していない

お金の貯まらない人は、家計内のお金の流れを把握していないことが多いです。

収入は誰でも正確に把握できます。

給与明細を見ればわかりますからね。

支出はどうでしょう?

案外正確に把握している人は少ないんじゃないでしょうかね。

何にお金を使ったかわからない。使途不明金というやつです。

お金の貯まらない人の特徴はこの使途不明金が多いことです。

残念ながらこれではお金は貯まりません。

何にお金を使ったか、原因がわからなければ改善しようがないからです。

僕の例では以前毎月5万円近く、何に使ったらわからない使途不明金がありました。

家計を改善しようと思い家計簿をつけ始めると、5万円のほとんどが毎日ちょこちょこしていたコンビニの買い物だということがわかったんですね。

以降、習慣的に利用していたコンビニをやめることで大きく家計改善できた経験があります。

このように、お金の流れを管理していない人はお金が貯まりません。

お金の使い方を間違っている

お金の使い方は大きく「消費・浪費・投資」の三つに分けられます。

消費・浪費・投資の違い
  • 消費:生活のために必要な支出(食費、光熱費など)
  • 浪費:人生を豊かにするための支出、必要以上の無駄使い(趣味、毎月購入する洋服など)
  • 投資:将来のリターンを見込んで投じる資金(自己投資、株式投資など)

お金の貯まらない人は消費と浪費にばかり支出をして、投資に資金を回そうとしません。

これではお金は貯まらないんです。

例えば毎月の収入が30万円だとして、毎月洋服代に10万円かけていたらお金は貯まらないですよね?

ところが洋服代を5万円に減らして半分の5万円を副業のための自己投資にあてたり、株式投資に回したりすれば、将来5万円以上の価値で返ってくる可能性があるわけです。

これは浪費がダメという意味ではありません。

人生を豊かにするには浪費は必要です。

僕も旅行と車が趣味で、ある程度のお金をかけています。

問題は支出のバランスです。

消費と浪費に全力投球で、投資に1円もかけないお金の使い方は間違っています。

お金の間違った使い方を直さないと、貯まる体質にするのはむずかしいと思いますね。

価格で判断している

モノでもサービスでも、価値ではなく価格で判断している人はお金が貯まらない人です。

価格と価値の違い
  • 価格:モノやサービスの値段そのもの。購入時に支払う金額
  • 価値:自分にとってどれだけ役に立つか(時間的、精神的、金銭的)

価格で判断するとはどういうことかというと?

【身近な例】

2万円の洋服が50%offで売られていた場合

  • 価格で判断する人:1万円も安く買えるなんてお得だ!
  • 価値で判断する人:自分にとって必要なものか?(1万円分の価値があるのか?)

価格で判断する人は金額の高い安いしか見ていません。

価値で判断する人は自分にとってその金額を払うだけの意味のあるものかで考えます。

もう少し具体的な例で示すと

価格が5万円のロボット掃除機と、2万円の普通の掃除機どちらを購入しますか?

  • 価格で判断する人:3万円安い普通の掃除機を購入します
  • 価値で判断する人:3万円高いロボット掃除機を購入します

理由は、今まで1日20分かかっていた掃除時間を別のことに使える

その時間を使って副業をすれば3万円はすぐに回収できる。3万円以上の価値は十分にある

と考えるからです。

モノやサービスを価値ではなく価格で判断する人は、知らず知らずにお金が貯まらない行動をとっています。

お金が貯まる体質にするための行動3選

お金が貯まる体質にするための行動3選

お金が貯まる体質に改善するには、お金が貯まらない人の特徴を正すための行動をとればいいわけです。

具体的には次の三つです。

  1. お金を貯める目的をはっきりさせる
  2. 支出を最適化し貯まりやすい家計をつくる
  3. お金を増やせる仕組みのためにお金を使う

1.お金を貯める目的をはっきりさせる

お金が貯まらない人の特徴でも述べましたが、ただ漠然とお金を貯めるのはむずかしいです。

まずはお金を貯める目的と、ある程度具体的な金額を明確にしましょう。

例えば新築で家が欲しい

  • 目的:住居購入
  • 金額:売値5000万円の頭金30%として1500万円

こんな感じですね。

ちなみに僕の目標は次のとおりです。

  • 目的:会社を辞めてセミリタイアする
  • 金額:年間支出額のうち250万円を資産収入から得るために6300万円

目的と金額を決めたら次はもっと具体的な計画に落とし込み、1カ月にどれくらいの貯金や投資が必要かを明確にします。

なぜかというと最終目標の額は見てのとおりけっこうな金額になるので、ぱっと見でやる気がなくなるんですよね。

実際に計画に落とし込んでみます。

現在の貯蓄が0円で、10年後に頭金1500万円で住居購入したいとします。

資金は株式運用し、年利は7%の条件で計算しました。

貯蓄残高シュミレーション

結果は1カ月に86,663円ずつ積立が必要とわかります。

どうでしょう?

漠然と目標1500万円だと現実味がありませんが、1カ月86,663円だと実感がわいてきませんか?

ビジネスでいう中長期目標を実現するために、短期目標を設定することと同じです。

ちなみに僕もセミリタイア必要資金の目標を、同様の方法で設定し、日々蓄財を進めています。

具体的には記事[icon class=”icon-link”]FIRE・セミリタイアの目指し方を5ステップで解説|誰でもできる!で詳しく解説しているのでFIREやセミリタイアに興味のある人は一度のぞいてみてください。

ここまで述べたようにお金が貯まる体質にするための行動の一つ目は、お金を貯める目的をはっきりさせることです。

2.支出を最適化し貯まりやすい家計をつくる

お金が貯まりやすい家計をつくるためには、支出の最適化が必須です。

貯まる家計は「収入-支出」の額が、収入に対し10%以上を維持するのが基本なんですね。

収入を上げることは簡単にできませんが、支出を減らすことは、やれば誰でも100%結果がでます。

支出を減らすための方法は、固定費の見直しが最優先です。

効果が大きく、一度見直してしまえばそれ以降はほとんど手をかける必要がありません。

家計の支出は大きく分けて、変動費と固定費に別れます。

固定費
変動費
  • 住居費(家賃、住宅ローン、共益費など)
  • 通信費
  • 保険料
  • 光熱費基本料
  • オートローン
  • 教育費
  • サブスク費用
  • 食費
  • 交通費
  • 医療費
  • 娯楽費
  • 交際費
  • 日用品購入費
  • 光熱費使用量

変動費は毎月の支出額が一定ではなく、食費や娯楽費など支出額に対する満足度が上がりやすい支出です。

それに対し固定費は毎月の支出額がほぼ一定で、生活に必要な支出にも関わらず、支出に対して満足感が上がらない出費です。

電気代やガス代が上がって、満足感が上がる人なんて世の中にいないですよね。

固定費の具体的な削減方法は[icon class=”icon-link”]家計の節約は固定費から!セミリタイアブロガーの実践内容を紹介で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

年間70万円近い支出削減効果のあった方法の具体例を紹介しています。

ここで注意したいのが、お金が貯まらない人の特徴のところで説明した、支出削減を節約でやろうとすると無理ゲーになり消耗してしまうことです。

ここまで説明したとおり、お金の貯まる体質をつくるためには、固定費を中心とした支出最適化が効率的です。

3.お金を増やせる仕組みのためにお金を使う

お金が貯まりやすい体質のためには、将来のリターンを期待したお金を増やせる仕組み作りが大事です。

お金が貯まらない人の特徴でも説明したとおり支出は大きく分けて「消費・浪費・投資」の三つに別れます。

お金を効率的に貯めるためには、本来お金が増える仕組みに対する支出「投資」をする必要があるんですが、投資を全くしない、もしくはほんの少ししかしない人の割合が多いんですよね。

僕の周囲を見渡しても、いまだに資産の100%を銀行預金でしか持っていない人ばかりです。

残念なことに、これではお金の増えるスピードは上がっていかないんですよね。

具体的な投資先は次の二つです。

  1. 自分への投資
  2. 資産への投資

自分への投資

自分の稼ぐ力を高めるためのスキルアップや、副業を始めるための初期投資のことです。

  • 知識を得るために本を買う
  • Web系の副業(Webライター、動画編集、ブログ・アフィリエイト)を始めるためにPCを新しくする
  • セミナーを受けにいく

サラリーマンであれば何か副業を始めてみるのが、一番の自分への投資になります。

そうはいっても一歩踏み出せない人は、副業することのメリットについて[icon class=”icon-link”]サラリーマンの副業がメリットしかない4つの理由|オススメ副業も紹介で解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

資産への投資

お金がお金を稼いでくれる優良な資産への投資です。

  • 株式や債券の購入
  • 不動産投資

普通の人がとっつきやすいのは株や債券ですね。

不動産は、物件の目利きができないと実際にはむずかしい。

僕も不動産には手を出してはいないです。

自分への投資で稼ぐための力を高めて収入アップし、手に入れたお金を投資に回して増やしていく。
この仕組みができれば、爆発的にお金は貯まるようになりますよ。

まとめ:お金の貯まらない人の特徴・お金が貯まる体質にするための行動

最後に

いかがでしたか?

お金の貯まらない人の特徴と、お金が貯まる体質にするための行動について解説してきました。

お金の貯まらない人の特徴6選
  1. 目的なく漠然とお金を貯めようとしている
  2. 収入に合わせて支出している
  3. 節約でお金を貯めようとしている
  4. お金の流れを管理していない
  5. お金の使い方を間違っている
  6. 価格で判断している
お金が貯まる体質にするための行動3選
  1. お金を貯める目的をはっきりさせる
  2. 支出を最適化し貯まりやすい家計をつくる
  3. お金を増やせる仕組みのためにお金を使う

一見大変そうに見えますが、やっていることは単純です。

自分への投資で収入を上げて、固定費中心に無駄な支出を下げ、できた種銭を投資に回す。

それだけです。

冒頭で述べたとおり、僕自身このやり方で年間500万円の貯蓄をしています。

現状の問題点を明確にし、改善のために行動すれば誰でもお金の貯まりやすい家計をつくることはできますよ。

この記事があなたの役に立つようであればうれしく思います。