日本の会社の有給休暇の消化率がヒドイ件。駄目だ日本の会社・・・早くなんとかしないと・・・
皆さん、普段しっかり休暇は取れていますでしょうか?
私は本年度も既に完全消化してますよ!(^◇^)
まあ、まだ休みますけどね!(無給欠勤でw)
私の話はどうでもいいのですが、一般的に日本の職場ではまだまだ有給休暇の最大日数も取得率も低いという現状があります。
こんなデータがあります。
エクスペディア 世界16地域 有給休暇・国際比較 2021発表!
日本は有給休暇の「支給日数」も「消化率」もヒドイみたいですね(;^ω^)。平均で20日中12日しか取得していない模様。
これでも、上記参考サイトのデータを見る限り、近年は少し改善してきているようです。まあ、世界でもまだ下位グループですけど。
日本のデータをまとめると、
有給休暇の最大支給日数は普通だがヨーロッパ(30日)と比べると少ない
有給休暇の消化率はオーストラリア・ニュージーランドと並んで下位グループ
自分の有給休暇支給日数を知らない人の割合1位
有給休暇の取得に罪悪感・後ろめたい気持ちを感じる人の割合1位
なんか、いろいろヒドイですね・・・。
確かに、全然休まない人とかいますしね。むしろ、休日出勤してて、マイナスになってる人もいそうです・・・。
てか、「支給日数を知らない人」が50%超えって・・・・。マジですか!?
「どうせ消化しきれないから、支給日数上限を知ってても仕方ない」
みたいな心理なんでしょうか?ちょっと異常ですね。
労働基準法も改正。働き方改革によって2019年4月から有給休暇取得(最低5日間)が義務化
なお、このような日本の有給休暇の消化率が国際的にも非常に悪いことを鑑み、労働環境を整備することを目的として、有給休暇の取得義務化も検討されました。
ただし、結局、以下の条件付きでの義務化となりました。
年間の有給休暇が10日以上付与されている労働者・従業員が対象
そのうち「5日分」について、時期を指定することで付与することを義務化
全部というわけではないですが、これは素晴らしい流れですね(^◇^)。
改正労働基準法は施行が遅れてしまっていますが、将来的には有給休暇の義務化は拡大される流れになるかもしれません。こうなると、有給休暇を申請することができない人も、堂々と「有給休暇ください!」といえるようになるでしょうね。
ぜひぜひ、そういう世の中になって欲しいです!
さらに、個人的願望としては、休暇を使えない人向けに、以下のような制度もできてくれるといいんですけど。
有給休暇の買い取り義務化(退職時/未消化時)
残った有給休暇日数の年次をまたいでの繰越制度義務化
まあ、さすがにいきなりここまでは無理かもしれないですけどね。経団連の方々からの反発も大きいでしょうからね。
ただ、彼らはどちらかというと給料を上げたくないのでしょうから、その代わりに休みを増やすという代替・アメムチ案が出るかもしれません。そうすると、休みが取りやすい状況になる可能性は十分あります。
忙しくても有給休暇はねじ込んでしまいましょう!理由なんて適当につければいいんです。
有給休暇の消化率が低くなってしまう理由は、やはり多いのは「普通に忙しい」ということなんでしょうね。
ただし、忙しいからといって、「あとから手が空いてきたら休暇を取ろう。」というのは、いかがなものかと思います。多くの場合、「結局、手が空かなかった・・・有給取れない・・・」で1年が終わることが多いのでは?
忙しくてもそうでなくても、有給休暇は早めに申請して、計画的に取得することが大事だと思います。
スケジュールを把握してうまく休みを埋めていく感じです。
ただ、上から一方的に、絶対休めないだろうというような 「無理スケジュール」を押し付けられるケースも多いので、なかなか若手の方や立場が下の方には難しいところもあります。
全体計画やスケジュール策定する立場になるか、そうでもなくても、「スケジュールに意見できる発言力」のある立場に、早めになることが大事だと思います。
これはポジションが上か下かというよりも、普段から仕事や会議とかで、「積極的に意見・発言する人間」というイメージを、周りの人間に植え付けることができているかということが大事と思いますねー。
結局のところ、会社という狭い社会では、「声の大きい人間」が勝つんです。
サラリーマンで大事なのは「調整・交渉」と「政治」です。
(一番重要なはずの)実務能力を身に着けても、発言力・影響力が付くわけではないです。
実務能力は「副業」で身に着けることにして、会社では「政治」を学びましょうw。
こういう割り切りも必要かと。
若手の方や立場が下の方は、いきなりは難しいと思うので、最初は多少反感を買ったとしても、「休みを取りたい」と、強気に申請していくしかないです。
無理くりにゴリ押しですよ!言ったもん勝ちです!w
有給取らない人の心理は?原因は美徳などではなく迷惑なブラック企業の「ブラック空気」。空気を読むな!
次に休みにくくなってしまう原因としては、職場に「休みにくい空気がある」ということじゃないでしょうか?
でも、それって、本当に「正しい空気」ですか?
有給休暇を取得することに寛容ではない一部の人間(モンスター)による、作為的に作られた「ブラック空気」ではないですか?
こういう迷惑なモンスターは少なからず職場にいる場合があります。
そして、こういうモンスターが、有給休暇の取得に寛容でない根本的な理由は、本当にどうでもいい、醜悪で歪んだ個人的な感情論だったりするわけです。
例えば、以下のようなパターン。
「自分は頑張っていて休めない状況なのに、他の人が休むなんて気に食わない!」みたいな「嫉妬」を抱いている。そこで「休まないで働くことが正義」みたいな空気を作って、自身の歪んだ嫉妬を正当化しようとしている
ワーカホリックで仕事人間だが、無趣味・仕事以外にやることがないことに、薄々と「虚無感」を感じている。自身の「虚無感」を紛らわすために、「休まないで働くことが正義」みたいな空気を作りたい。
こういうモンスターが悪質なところは、「会社のために」という建前を置きつつ、本質的に根底にあるのは「個人的な感情論」だというところです。
本当は「自分のため」に言ってるんですよw
休まないの背景に「美徳」とかは皆無であり、単に有給を取らない人の自分自身の心理的穴埋めなんです。しかも、この本質にモンスター自身が気が付いていないこともあり、余計にタチが悪いです。
人間社会では「空気を読む」必要がある。でも、それは「いい雰囲気になって、みんながハッピーになるために、お互いに気を使いあう」ということです。職場を悪い雰囲気にする作為的に作られた「ブラック空気」を読む必要はありません!
というか、この「ブラック空気」に迷惑している人の方が大多数です。むしろ、会社の雰囲気を良くするために、「ブラック空気」を読まず、ドンドン休んじゃってください!
みんなが気軽に有給を申請できる会社になるのが一番良いことです!
ブラック企業
ブラック企業ネタの記事あります。
職場の人間関係や社内政治に疲れた人や、どうしようもないブラック職場の場合は素直に転職・独立を目指そう!
ここまでで「そんな会社なんて嫌だ!」って思っちゃったら転職・独立を検討しましょう。
そもそもが「ブラックな会社」では何やってもダメということもあるので、そんなときは思い切って環境を変えるという選択も必要です。
転職で労働環境の良い会社に移動する。
IT・WEB系は柔軟に働ける会社が多いので非常にオススメですね(逆にブラックなのも多いので、両極端になりがちですが・・・)。IT系はくだらない社内政治よりも能力主義の傾向が強いので、自分の腕一本で活躍できるのが魅力です。
そういう私もIT系(?)に属するかもしれません。有給も完全消化してますし、残業もほとんどしてませんし、在宅勤務もしています。
世の中には働きやすい会社もたくさんありますので、業界特化転職サイトに登録して、粘り強く転職先を探すのが大事ですね!(^^)!。
フリーランスという選択肢でブラック企業にサヨウナラ。
フリーランスのITエンジニア・Webクリエイターもオススメです。
今、フリーランスの案件とかめっちゃ多いですし、単純な年収は社員よりも多くなるケースが多いです。
「個」の時代になりつつあり、「会社」という仕組み自体が時代遅れになりつつあります。フリーランスという生き方もこれからの時代は当たり前になっていくでしょうね。
私もこういった情報は逐一収集していたりします。この変化の速い時代ですから、はっきり言って、これから先の日本で、同じ会社で定年まで働き続けることができる人はほとんどいなくなると思いますので、普段からの情報収集が非常に大事です。
まずは今の会社でうまくやる方法が無いか模索するのは当然ですが、ダメな場合は、うつ病などになる前に早く見切りをつけて転職・フリーランスを考えることも大事だと思います。
ちくしょう!脱ブラック企業だ!
とはいえ、何をやってもダメなブラック企業は存在します。
「もう、救いようが無いブラック企業だと気がついちゃった・・。」
なんて場合は、もうダメでしょうから、転職先を探した方が幸せだと思いますよ。
私も昔はブラック職場で苦しんでました・・ブラック企業から抜けたい人はこちらの記事も参考にしてください。
会社ネタ
会社で快適なサラリーマン生活を送るコツを書いてます。