ココナラはやめておけ。危険性とデメリットがヒドすぎて、安心して使えるサービスではない。
ネット上で匿名・不特定多数の利用者を相手に、業務・サービスを受発注できる「クラウドソーシング」「スキルシェアサービス」。サラリーマンの副業や在宅勤務など、新しい働き方・働き方の多様化・クラウド化などの世の中の流れを受けて、もう当たり前な存在になってきましたね。
やはり、好きな時間に好きな場所で自分の得意な事・スキルを生かして仕事できるというのは最高ですね!
その中でもTVCMも流れたことがあるスキルのフリマ「ココナラ」。使ったことがある人も多いのではないでしょうか?
ですが、ココナラについて残念な評価・評判とせざるを得ない出来事がありました。その前から利用頻度は落ちていたのですが・・・。結論から言うとココナラの利用は危ないです!
これを機会に本記事ではココナラのデメリットについて整理してみました。長く使ったサイトを悪く言うのは心苦しいのですが、ココナラは利用者も多いので、同じような被害に合う人が少しでも減るようにレビューを書かせていただきました。
今ココナラを使っている人も、これから使う予定の人も、是非4年以上ココナラを使った私の口コミ情報を読んでおいてください。アナタの売上金が引き出せなく可能性があるので。
最初に概要だけまとめておきます。
ココナラの危険性とデメリット
規約違反の「言いがかり」で突然アカウントが凍結される危険性がある
出品で得た利益が引き出せなくなり、運営に売上金を横取りされる
詐欺まがいの情報商材やサイト誘導を行っているゴミ出品者が多い
価格以上のサービスを要求してくるモンスタークレーマー購入者が多い
はじめに。「クラウドソーシング」と「スキルシェアサービス」の違いとは?ココナラの特徴は?
最初に「クラウドソーシング」と「スキルシェアサービス」の違いと、ココナラの立ち位置について、初心者向けに解説しておきます。
どちらも、本名を明かさずにネット上の取引だけで自分の得意・スキルを売れるという匿名性をもった副業として話題になってるのですが、仕組みに少し違う部分があります。
クラウドソーシングサービスはたくさんあります。例えば有名なところですと日本最大級のクラウドソーシングのクラウドワークスやランサーズです。
ですが、ほとんどの一般的なクラウドソーシングでは、発注者(主に企業であることが多い)がやって欲しいことを依頼し、受注者(個人)が依頼内容を見て応募する形式です。
この方式の場合、「発注者に言われたとおりにやればいいから簡単だ」と思うかもしれませんが、実際には低単価で厳しい品質を課されるブラック企業のような構造になっています。
一方で、ココナラは受注者(個人)が自分のスキル・得意なことを出品して、その出品内容を購入者(主に個人であることが多い)が見て買うというシステムになります(スキルシェアサービス)。
クラウドソーシングなので前者と同様単価が高いとは言えませんが、サービス内容を自分で決められるので自由なビジネスをすることができるんです。
どんなサービスを売るのかアイデアは無限大・自分次第。とても、売り手にとって自由度の高いクラウドソーシングと言えます。
簡単にまとめると以下のような感じです。
スキルシェアサービス
受注者が主役(仕事内容は受注者が決める・シーズ志向)。
仕事内容の自由度はとても高い。CtoCの形式が多い。
一般的なクラウドソーシング
発注者が主役(仕事内容は発注者が決める・ニーズ志向)。
仕事内容は発注者の要望に依存・左右される。BtoCの形式が多い。
「ココナラ」は「スキルシェアサービス」の先駆け的な存在で、私も初期の頃は購入も販売もガッツリ活用させていただいてました。
まあ、その後に色々と「ヤバいサービス」だと気が付いて、今では使わなくなったのですけどねw(後述)。
実際に私が使ってみた上でのリアル体験談・口コミは、以下の記事に詳細にまとめています。
ココナラ出品のポイントや購入時の依頼内容など細かく書いてますので、敢えてこれからココナラを始めようと思っている方は、目的別に応じて読んでいただけると嬉しいです。
【出品者編】ココナラでサービス販売するなら・・・
【購入者編】ココナラでサービス購入するなら・・・
【デメリット①】ココナラ運営企業の本性を暴露!この事実を知ってもアナタはこのサービスを使い続けますか?
「【メッセージの送信に失敗しました】現在ダイレクトメッセージを送信することができません。」から始まった
まず、ある日、突然DMが送れなくなったことが始まりでした。
相手にブロックされていたり、絵文字を使っていたり文字数をオーバーしていたりしていた場合に上記メッセージが表示されるようですが、今回は違いました。
「ダイレクトメッセージが送れなくなりました」と運営に問い合わせたところ、規約違反でアカウントを凍結したとの返信が!
もちろん、規約違反などしていません。それどころか、4年以上ココナラを使っていて、150件以上の売買を全て評価4以上で終了している優良ユーザだと自負している。
運営の言い分によると以下。
招待コードの不正利用のためアカウントの機能を制限した
以降、本件に関する一切の質問について回答できません(一方的な打ち切り)
利用規約や紹介コードのルールを再確認しましたが、もちろん規約違反なんてしてません(以下招待コードのルール)。そもそもブログ・サイト・SNSに招待コードを貼ってるだけだし。
招待コードと全く関係ない売上金の振込申請が出来なくなっている!?
仕方ない。
ココナラは最近はあまり使って無かったので、これを機に少し残ってた出品の売上金を引き出してオサラバしようとしたところ・・・
まあ、この時点で「何かおかしい」ということに気が付くわけですよ。
招待コードで得るポイントと、出品の利益である売上金は合算できず別管理です。なので、万が一招待コードの使い方に問題があったとしても、売上金が出金できなくなるのは完全にオカシイわけですから。
個人的な憶測になりますが、要するに「稼いでるやつを垢BANして会社の利益にしちゃえ♪」ってことなんじゃないかと。
「本件について質問は回答しません」と打ち切ったのは、細かく聞かれると都合が悪いからでしょうね。
noteとかのサービスでも似たようなことやってましたよね。
今だから書きますが、ココナラの招待コードでかなりポイントを稼いでいました。
それこそ完全タダで何十件も仕事を発注してたり。自分のお金は一切使って無かったし、出品も面倒なので全部取り下げてました。「ポイントだけでタダで購入し続けるユーザ=会社の利益にならないので削除」ということなんじゃないかと。
規約違反というのも「言いがかり」「こじつけ」でしょう。利用規約に「会社の営業を妨害する行為」というのがありますので、こういった部分に該当することに決めつけてしまって、会社の利益にならない存在を取り除いているものと推測されます。
これを書くと「私は招待コード使ってないし、売上金は大丈夫だよね?」って思う人もいるかもですけど。
いいえ、ヤバイと思いますよ。「悪徳企業っぷり」「企業体質のヤバさ」はこれ以外にも見受けられているんです。
ASPの広告出稿でも悪質な行為を繰り返している
ブロガーやアフィリエイターしか知らないと思いますけど、ココナラはASPに広告を出稿しています。つまり「ココナラを宣伝してくれる替わりに報酬を支払います」という広告システムですね。
このASP広告の報酬についても、ココナラは以下のようなモラルに欠ける行為を行っているんです。
一度出した広告の条件を著しく悪化して継続→小分けにした広告をさらに別に出稿
ココナラハンドメイドのときは、一度出した広告の報酬を、あとで「X円(数円)」にして継続
なぜ広告を取り下げないのかというと、取り下げるとメディアに広告をはがされてしまうからです。なので、報酬が発生しないように制限して継続するわけです。広告をわざわざ小分けにするのは、報酬発生のポイントをズラすことで、登録ユーザ数に対して広告コストを抑えることが目的でしょう。
広告を掲載する側からすると、数円の報酬なんてもらっても意味がないです。完全に馬鹿にしてますよね。
この行為から透けて見えるのは「うちの会社が儲かればいい」というサイコパス悪徳企業の経営思想です。
noteでも以下のように凍結→売上金没収みたいなことをやっているわけです。より悪質な企業のココナラもいつ大規模な凍結祭りを始めるかわかりません。
【拡散希望】Noteの運営が汚い。売上が多い投稿を狙って後出しで規約を変えてルール違反で凍結。そして売上は購入者に返金せずクリエイターにも支払わずNoteが総取り。多発してる模様。運営は「凍結基準は教えられない」の一点張り。クリエイターの皆、どう思う?売上が返ってきたら全額震災に寄付する pic.twitter.com/2piN57BOGI
— 医カス (@iiiikasu) March 11, 2020
官報決算データベースで「株式会社ココナラ 第8期決算公告」が見れますが、ココナラは赤字拡大がヒドイのなんの(2020年はどうなってるのかわかりませんが)。
ココナラハンドメイドの失敗かテレビCMで、販売管理費が増えたか特損でも発生したんでしょう。上層部としては上場によるEXIT狙ってるでしょうから、そのための利益率改善として強引な売上金の横取りを強行してくる可能性もありそうですね。
紹介コード使ってるとか関係ないんですよ。利用者はもちろん、出品者の事なんて考えていませんよ。むしろ搾取対象としてしか見てないと思います。本質的に自社の利益しか考えていない企業。
以上が一連の出来事に対する私の口コミレビューになります。ココナラは利用者も多いサービスだと思うので、公益性を考えて記事を書かせていただきました。
アナタの売上金もいつどんなイチャモンを付けられて凍結→没収されるかわかりませんよ。
よくこんな会社に売上金を預けておけるね。
【デメリット②】ココナラでトラブル・クレームが頻出!?詐欺まがい商品やモンスタークレーマーに注意!
正直に書いてしまうが、ココナラは出品者も購入者も民度が低いです。
まあ低価格サービスメインなんで仕方ないんでしょうけど、まるでスラム街とか格安ソープランドのようだ・・・。
例えば、以下のようなケースです。変な人に当たってしまった場合は、すぐにキャンセルするか、運営に問い合わせることが大切です(まあ、運営もアレなので、対応してくれないと思いますが)。
なお、この記事を読んでいる方はくれぐれも自分が該当する人にならないようにご注意を!
おかしなサイトに誘導されたり、優良誤認・詐欺まがいになりそうなサービスを出している出品者。
特に投資や副業やアフィリエイト関係のサービスに多いのですが、あまりにもメリットや効果を過度に謳い過ぎていると思われるサービスも多々見受けられます。
情報商材系は以前に通用した手法ではあるが、現在は昔ほど通用しなくなっているものも多いです。
しかし、商品・サービス説明では、過去の実績を謳うので、買った人は「あれ?この情報、役に立たないじゃん!」ってなるわけです。これはココナラに限った話ではなく、infotopやnoteなど他の情報商材も同様ですので、ココナラが一概に悪いというわけではないですが、購入者側もリテラシーを高めることが大事です。
また、サービスを購入した後に、他の怪しいサイトに誘導されたりするケースもあるようなので注意が必要です。
商品説明が不足しすぎている出品者、商品説明・注意事項を読まない購入者。
商品説明が3行くらいしか書いてなくて、どこまで提供してくれるサービスなのかわからないものも結構あります( ノД`)。
トラブルの原因となるので、どんなサービスでどこまでを提供(やることは何か?やらないことは何か?)して、注意事項が何なのかはキチンと記載しておく必要があります。
逆に商品説明・注意事項を読まずに、過剰サービスを要求してくるモンスタークレーマー落札者も多いです。
私も「サポートはありませんのでご容赦ください。問い合わせられても回答しかねます。分かる人向けのサービスで、その分低価格で提供しています」と、わざわざ説明に明記しているにも関わらず、まるで「サポートするのが当然」のごとく説明・対応を要求してくるモンスタークレーマー落札者に当たったことがあります・・・(;^ω^)。
いやはや、手厚いサポートでお客様扱いされたいなら、デパートにでも行けば良いんじゃないですかね・・。
出品者は説明文・注意事項・適用条件をしっかりと定義し明記する。購入者は説明をしっかり読んで、内容・条件を理解して購入する。不明点があれば事前にDMで確認する。サービス外のことは要求しない。
オンラインとはいえ簡易的な契約書のやり取りと同じですから、社会人として当たり前のことを当たり前にやりましょう。
いい大人が汚い言葉で罵り合い。暴言・悪口・誹謗中傷・・・。情けない・・・。
ココナラは購入者がサービスの評価コメントを書き込めるのですが、暴言・悪口・誹謗中傷を書き込んでくるケースもあるようです(私は経験したことがないですが)。
そして、それに返信でやり返している出品者も・・・。
サービス内容が思ったものではなかった怒りなどをコメント欄にぶつけてるんでしょう。
購入者が説明文を読んでいなかったのか、出品者のサービス内容が説明と違ったのか、第三者の私にはわかりかねますが、いい大人がとても大人とは思えない言葉遣いでやりあってる時点で、ちょっと人としてお察しなことは私でもわかります。
「大人の対応」ができない時点で、もう取引相手として対象外ですよね。
ココナラにはこういう出品者・落札者が少なくないというのもデメリットとして確実にあります。ココナラを使う場合は、このようなトラブルに巻き込まれる可能性があることを考慮しておいた方がよいと思います。
本人確認しなくても使える(本名を公開する必要がない)ので、匿名=無法地帯化している面もある。
ココナラの魅力は本人確認資料を提出して本人認証しなくてもガッツリ使えるところにあります。
ですが、これが逆に民度の低い利用者が流れてくるというデメリットにもなっているということです。出品者も購入者も基本的に匿名ですからね。
結論。もう一度言う、ココナラはやめておけ。他に副業できる場所はいくらでもある。
私も最初はココナラ愛用していたんですけど、今はもう他のサービスをメインに使ってます。
使い続ければアナタもすぐにわかると思いますよ。「アレ?」って違和感に感じる部分がたくさんあるんですよ。そして、それは気のせいではないです。
以下記事でもまとめましたが、他にも副業できるクラウドソーシング・スキルシェアサービスはたくさんあるので、他のサイトに乗り換えも検討した方がいいです。
ココナラの類似サイト
ちなみに私の個人的評価になりますが、今のところ以下の感じ。
【◎】良い
クラウドワークス
SKIMA(スキマ)
シュフティ
【△】まあまあ
ランサーズ
Bizseek
Skillots
【×】やめておけ
ココナラ
CROWD
PVモンスター(消えたようですw)
【?】判定中
Sagoooワークス
Skets
workshift(ワークシフト)
使い倒してます!
スキルシェアサービスやクラウドソーシングはかなり使い倒してますぜ。こんな記事もあります。