「通勤が辛い!辞めたい・・・」→しんどいなら今すぐ行動!!
- 毎日の通勤時間がとても無駄に感じる。
- 無駄だとわかっていても何をすればいいのかわからない。
通勤時間を片道1時間とした場合、年間490時間も通勤に費やしていることになります。
多くのサラリーマンが悩んでいるのに、何も行動していないのが実状じゃないでしょうか。
通勤時間を有意義に使える人とそうでない人では差がついてあたりまえです。
この記事では通勤時間を有意義な時間にするための、四つのポイントをお伝えしていきます。
この記事でわかること
- 多くの人は通勤時間が無駄だと感じている理由
- 通勤時間を無駄にしない、有効な使い方のポイント
- 通勤時間を無駄にしない使い方おすすめ5選
- 通勤しない働き方を手に入れるという考え
この記事を読めば通勤時間の無駄を減らし、稼ぐ力のアップにつなげることもできるようになるはずです。
私も以前は往復2時間かけて通勤していたこともあるサラリーマンです。通勤時間を有効に使おうと、今までイロイロ考えてきたことをお伝えしますね。ぜひ最後まで見ていってください。
通勤が「完全に時間の無駄」である理由
通勤時間が無駄だと感じる理由は主に三つあります。
- 通勤時間は仕事の時間単価を下げる
- 通勤時間はストレスを受ける時間
- 自宅で過ごす豊かな時間が十分とれない
1.通勤時間は仕事の時間単価を下げる
通勤時間が無駄なのは、長くなるにつれて時間単価が下がっていくからです。
時間単価は会社で直接業務をしている時間だけでなく、仕事に関わる間接的な時間も含めるのが正しい考え方になります。
間接的時間には以下のようなモノです。
- 通勤時間
- 出張にかかる移動時間
- 出張のために準備に要した時間
【例えば】
月の勤務日数:20日
1日の勤務時間:7.5時間
通勤時間:往復2時間
月収:35万円
このケースでの時間単価を計算してみます。
直接業務分の時間単価:2333円
通勤時間を含んだ時間単価:1842円
通勤時間を考慮すると2割近くも時間単価が下がることがわかります。
出張が多い人ならもっとです。
多くの人が通勤時間を無駄と感じるのは、時間単価の低下を効率が悪い・生産性が低い・コスパが悪いと無意識にとらえているからなんですね。
通勤時間が長くなるのは時給が下がるのと同じことなんです。
2.通勤時間はストレスを受ける時間
通勤時間はストレスとの戦いの時間、楽しいと思う人なんていないと思います。
有意義だと思っていない。つまり無駄な時間と感じているってことです。
特に郊外から都心部へ電車通勤しているサラリーマンは満員電車に揺られ、人と接触し、様々な雑音が耳に入ってくる。
日々尋常ではないストレスの中を会社へ向かって通勤しています。
私も都心部への通勤は経験があるので、ツラさは身をもって体感しています。できることなら逃げ出したいですよね。
古い記事ですがイギリスBBCの調査で、満員電車で通勤するサラリーマンのストレスレベルは戦場で兵士が受けるストレスよりも強いそうです。
毎日往復2時間かけて精神を疲弊させる行為が通勤です。
多くの人が無駄と感じるのは当然ですね。
3.自宅で過ごす豊かな時間が十分とれない
通勤時間が長いと本来自宅で心穏やかにすごせる豊かな時間が十分にとれません。
- 家族との会話を楽しみながら食事する
- ゆっくりとお風呂に入る
- 自分の趣味を楽しむ
これらは自分の時間単価向上に直接結びつくものではないですが、生活の質向上のためには絶対に必要です。
仕事して自宅に帰って食事して寝るだけ。
そんな生活を続けていたら十分な休息もとれず、日々のパフォーマンスも上がりませんよね。
あと1時間余裕があればもっとゆっくりできるのに。
そう思っているからこそ通勤時間を無駄だと考えるひとつの要因になっているはずです。
通勤時間を無駄にしない、有効活用するためのポイント
通勤時間を有効に活用するためのポイントは、自分の資産価値向上や時間単価を上げるために使うことです。
会社で給与アップにつながるような資格取得の勉強や、転職のためのスキル習得、副業などですね。
反対に、役に立つかわからないような勉強や、ただの暇つぶしは時間の使い方としてもったいないと思います。
私の例なんですが、一時期通勤時間を利用してリーディングやリスニングを中心に英語の勉強をしていました。
理由は「海外旅行が好きだし英語くらいできるようになっておきたい」
悪くはないんですがあくまで趣味のはんちゅう。将来的に自分の価値向上にどう結びつくのか?の目的がありませんでした。
結果的にあまり長続きせず、途中でやめてしまいましたね。
寝て過ごすくらいなら趣味や暇つぶしに使うことは有意義と思いますが、かけた時間に対してのリターンがないという意味では時間の浪費です。
通勤時間を無駄にしない!おすすめの使い方5選
前述した通り自分の価値向上や時間単価を上げるための時間の使い方がオススメです。
- 読書
- 政治や経済のニュースチェック
- 勉強
- 副業
- オーディオブック
1.読書
通勤時間の使い方として一番のオススメです。
紙の書籍を持ち歩かなくても、スマホや電子書籍リーダーで手軽に多くの本を読むことができます。時間単価が高く優秀な人は、ほぼ例外なく豊富な知識を持っています。
自分の価値を上げる目的なら、ビジネス書や自己啓発書がオススメですね。
私は最近、読書メインです。ノイズキャンセル対応のイヤホンで静かに音楽をかけながら読書すると没頭できますよ。
2.政治や経済ニュースのチェック
サラリーマンは基本忙しいので、日々のニュースをチェックするのに使うのもオススメです。
政治や経済ニュースは自分の収入や資産運用に直結します。
日本の消費者物価指数がどうとか、アメリカの長期金利上昇でハイテク株がどうとか。
こういった経済情報は日々ニュースを見ている中で自然と理解できるようになっていきます。
世の中の流れを気にしない人が、仕事で成功するのはむつかしいですね。ニュースチェックで通勤時間を有効に使いましょう。
Bloombergや日経テレコン、バロンズあたりを流し読みするくらいで十分だと思います。
日経テレコンとバロンズは有料コンテンツですが楽天証券に口座を持っていれば無料で見られるのでオススメです。
ちなみに芸能ニュースやネットニュースはダメですよ。何の役にも立たないどころか、基本的に負の感情を刺激する内容が多いのでマイナス面の効果しかありません。
3.勉強
会社の昇進試験の勉強、英語を使う職場ならTOEIC、より高単価な仕事をとるために新しいプログラム言語を習得するなどです。
通勤中にPCを広げられるかなどの問題はあるものの、プログラム言語などは基礎を一通り習得するのにだいたい300時間程度だそうです。
2時間通勤であれば1年間の勉強だけで習得できてしまう計算です。
4.副業
副業も通勤時間中にできるものがあります。
ブログなどはネタの収集、アイデアの創出、記事構成の作成、執筆。これらは全てスマホからできます。
ブログも通勤中に記事構成の大部分を作ることは可能。
スマホのメモアプリで作成すれば、自宅に帰ってからもデータが同期されているのでPCからそのまま作業できますよ。
サラリーマンが副業をするのは多くのメリットがあります。
副業を勧める理由は以下記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
5.オーディオブック
状況的に読書をしたり、スマホをしたりの作業がむつかしい場合はオーディオブックがオススメです。
最近は電子書籍のオーディオブック版も多く出版されているので、耳だけで学習することも十分可能になりました。
- audiobook.jp
- Audible
このあたりが有名どころですね。
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通勤時間を短くすれば無駄も減る!片道1時間以上なら引越しや転職をすべし!
多くのサラリーマンは様々な事情で時間をかけて通勤していますが、可能なら通勤時間そのものを短くすべきです。
二通りの方法があります。
- 職場近くへの引っ越し
- 自宅近くの会社への転職
1.職場近くへの引っ越し
通勤時間が長い人の特徴は職場が都市部、住居は郊外がほとんどです。
郊外に住んでいる理由はやはり住居費が1番だと思います。
職場に近い都心部はどうしても家賃が高い傾向にありますからね。
ただし時間単価で考えた時に、次の関係であれば引っ越す価値がでてきます。
通勤時間が短くなることで削減されたコスト・新たにできた時間価値 > 上がった家賃
記事の冒頭の例で計算してみます。
月の勤務日数:20日
1日の勤務時間:7.5時間
通勤時間:往復2時間
月収:35万円
通勤時間を含んだ時間単価:1842円
1カ月の通勤にかかっているコスト:73680円=(時間単価1842円×通勤時間2時間)×(勤務日数20日)
【通勤時間15分の住居に引っ越した場合】
通勤時間を含んだ時間単価:2258円
1カ月の通勤にかかっているコスト:22580円=(時間単価2258円×通勤時間15分)×(勤務日数20日)
1カ月の通勤にかかるコストが51100円も削減されることがわかります。
ついでに時間単価が416円改善し、自分の時間が1時間45分も増えます。
通勤時間を2時間から15分へ短縮することでこれだけの改善が期待できるんですね。
これならば多少家賃が上がっても職場近くへ引っこす気にもなると思います。こうして数値で見るとすごい改善効果ですね!
通勤時間に限らず時間単価・時間の価値の考え方はとても重要です。
多くの人が最終的な数値(上の例の場合は住宅費)だけで比較し、自分自身の価値を0で見ています。自分の時間はタダではないですよ。
「じゃあ何でお前、往復2時間かけて通勤してたんだ?」ってツッコミが入りそうですね(笑)
私の場合は以前に住んでいた土地に思い入れがあったからです。
その分、通勤時間をフル活用して自分の時間単価を上げる努力をしていました。
大事なのは「かけた分の通勤時間に価値はありますか?」ということで、Yesと答えられれば通勤時間が長くても全然問題ないと思います。
2.通勤時間の短い職場への転職
先程の引っ越しとは逆で職場を自宅の近くにすることで時間単価を上げる方法です。
上がる理由はさきほどと同じ理屈です。転職は通勤時間の短縮以外にもメリットが多いです。
- キャリアアップ
- 収入アップ
転職というと一歩引いてしまう人もいますが、自分の価値・収入を上げるのにこれほど合理的で結果の出る手段はそうそうありません。
私も20代の時に一度転職で大幅に収入を上げた経験があります。上手くやれば転職は本当に収入アップに有効な手段ですよ。
長いこと同じ職場にいると職場内でのあなたの価値が固定化されて、本来の市場価値と差がでてきてしまいます。
転職はあなたの持つ市場価値を正当に評価するためにとても有効です。
注意点としては次のふたつの転職は避けた方がよいです。
- 現在の職よりも収入が落ちる・時間単価が落ちる
- ブラック企業への転職
自分の価値を上げることが目的なので、下がる選択肢は基本NGです。
その企業に大きな魅力を感じるなどの理由の場合は別ですよ。仕事に対するやりがいは、ある意味で収入よりも重要です。
ブラック企業への転職は説明するまでもないです。論外なのでやめましょう。
転職する、しないはリスクをともなうので十分に考えて行動する必要がありますが、転職活動自体にリスクはありません。
自分の市場価値を正確に把握するコトは、先々意味のあることなので一度真剣に考えてみてもよいと思いますよ。
つらい!通勤しない働き方を手に入れて無駄を0にする最強のテレワーク・在宅勤務
通勤時間の無駄をなくす究極の手段は通勤しないことです。
以下の方法が考えられます。
- テレワーク
- フリーランス・セミリタイア
1.テレワーク
勤めている会社がテレワークを導入している場合は積極的に活用すべきです。テレワークのメリットは通勤時間が0になるだけはありません。
- 社内環境で受けるストレスからの開放
- 空き時間を自宅のことや副業等で有効活用できる
社内での仕事はストレスが多いです。
無駄に集まろうとする会議や、こちらの都合を考えない突然の電話などなど。
「業務の生産性を上げろ」というわりには上がらない環境なのが会社のオフィスだと私は思っています。自宅で仕事に集中した方がよほど生産性は上がります。
テレワークであれば業務の空き時間を使って家事や副業など別のことに時間を使えます。
もちろん業務を確実にこなすことが前提ですが、やるべきことをやっていれば自宅でPCの前に張り付いている必要はないですから。
テレワークできる権利を持っていることは、時間を効率的に使える特権です。
しっかり活かして時間価値を高めたいですね。
2.フリーランス・セミリタイア
サラリーマンとして働くことから脱却し、自由を手に入れれば通勤の概念がなくります。
組織に属するのが性に合わず、自分の好きなことを仕事にしたいと思うなら真剣に考えるのもアリだと思います。
フリーランスもセミリタイアも、自分のビジネスを持つという点では同じです。
ビジネスの基になるスキルを習得し育てていくためにも、サラリーマンとして働いている今の時間の使い方が重要になってくると思います。
私は数年後のセミリタイアが目標です。そのために通勤時間をフル活用していますよ。
セミリタイアについては次の記事で詳しく解説しているので興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ:通勤時間を無駄にしない!自分の価値を高めるために有効活用しよう
いかがでしたか?
この記事では通勤時間の無駄について次の4つのポイントで解説をしてきました。
- 多くの人は通勤時間が無駄だと感じている理由
- 通勤時間の有効な使い方のポイント
- 通勤時間の使い方オススメ5選
- 通勤しない働き方を手に入れるという考え
サラリーマンの多くは通勤時間を無駄だと考えています。
無駄だと考えているにもかかわらず行動を起こしていないのが実情です。
自分の価値について一度真剣に考えてみてください。
通勤時間往復2時間はただ過ぎ去っている時間ではなくコストが発生しています。
あなたの時間価値が無駄に消費されています。
行動するだけで数年後に大きな差となって現れるはずです。
この記事があなたの役に立つようであればうれしいく思います。