搾取されるだけの人生から抜け出せ!ゼロから始める「搾取されない生き方」
そんな悩みを解決します。
搾取という言葉は最近よく使われるようになった言葉です。
オレオレ詐欺や情報商材詐欺で、何も知らない庶民がお金を騙し取られることが増えてきたことから、ネットや書籍で頻繁に使われるようになりました。
騙される人が増えた理由は、詐欺の手口が巧妙になったこともありますが、情報の真意を確かめず何の疑いもなく赤の他人の言うことを信じる人が一定数いることが明らかになったからです。
正直者の心理を利用すればお金を騙しとれると考える輩が増えたんですね。
私の父もオレオレ詐欺で100万円もの大金を騙し取られました。私の声になりすました詐欺師の巧妙な手口で見事に引っかかったわけです。
被害の大小はあるものの、世の中のいたるところでこういった正直者がバカをみる搾取構造があります。
知らないだけで人生損をしてしまうことがたくさんあるんです。
この記事では搾取されやすい人の特徴と、騙されにくくするためにどうすればいいのか、人生なるべく損をしないためにはどうすればいいのか?について解説します。
この記事でわかること
- 搾取されやすい人の特徴5つ
- 騙されないようになるための方法
- 損をしないようにするための方法
この記事を読めば情報の真意を自分自身で判断することができるようになり、搾取される側から抜け出すことができるようになります。
損をすることがなくなれば、ムダに出ていくお金が減って生活が豊かになりますよ。ぜひ最後まで見ていってください。
世の中は何も知らない人が搾取されやすい構造になっている
そもそも世の中は何も知らない人が騙されて損をしやすい搾取構造になっています。
冒頭説明したオレオレ詐欺や情報商材詐欺はもちろんですが、もっと身近なところにも搾取構造は広がっています。
例えば一昔前の携帯料金はその典型です。
一般の人が到底理解できないような複雑な料金プランにすることで、他と比較することを諦めさせボッタクリに近い料金を収集していました。
サラリーマンから徴収する税金だってそうです。
源泉徴収という形で給与から天引きにすることで、税金をとられている感覚をマヒさせています。
結果サラリーマンが税金に無頓着なのをいいことに、毎年のように社会保障料や実質増税を繰り返していますよね。
知らない間に国から搾取されているんです。
特徴が自分に当てはまっていれば、思考や行動を変えることで搾取されない側になれます。
搾取される人の特徴 その1.情報弱者
搾取されやすい人の特徴1番目は情報弱者です。
情弱などと呼ばれることもありますよね。
情報弱者とは具体的には次のような人のことを意味します。
- 情報の入手や利用についてむずかしい環境にいる人
- 情報を得るための知識や、機器の操作能力にとぼしく正しい情報を入手しにくい人
最近の言葉でITリテラシーの低い人とほぼ同義ですね。
情報弱者は入手した情報を正しく判断するための知識量が絶対的に少なく、かつ判断するための手段を持ち合わせていないため
- 入手した情報をそのまま鵜呑みにする
- 情報を疑うことなく信じてしまう
こういった特徴があります。
実際にはこんな行動をとる人です。
- 知り合いからイイと聞かされただけの商品を購入してしまう
- SNSで話題だからとの理由で情報商材を購入してしまう
- 営業マンにおすすめされたからといって契約してしまう
情報弱者がなぜ損をするかというと、入手した情報に対する定量的な評価ができず、他の選択肢との比較ができないからなんです。
知り合いからイイと聞かされた商品Aで例えると
「知り合いがイイというんだから大丈夫」と他の選択肢をまったく考慮せず、根拠のない納得をして購入してしまいます。
購入したものがたまたま自分に合ったものであればラッキーですが、そうでない場合は無駄金ですよね。
金額の小さいものなら「今回は失敗した」程度で済みますが、何十万もする情報商材を買わされたら大損害です。
情報弱者は、こういったことを繰り返すことで搾取され続けるんです。
ではどうすればいいのか?
始めは情報を疑ってみることです。
疑ってみることで、情報が本当に正しいのか?自分にとって良いことなのか?など疑問が出てきます。
疑問が出てくれば、
- 商品を購入しても大丈夫
- 自分にとって意味のない商品だから購入しない
など複数の選択肢を考えられるようになります。
選択肢が複数になれば、それらを定量的に判断し、自分に最適なものを選ぶこともできます。
例えば先程の例で説明した商品Aの場合
商品Aは知り合いにとっては良い商品かもしれない。でも自分にとってはどうか?類似の商品を過去に見たことがある、それ以外にも自分に適した商品があるかもしれない。
そもそも自分には必要ないかも。と複数の選択肢を並べて自分で考えることができるようになるんです。
搾取されない側になるためには、情報を自分で調べて考えて、判断することが大事です。
調べる習慣が付いてくると、商品や情報の相場がわかるようになってきます。相場とは適正な価格のことです。
先程の商品Aも場合も、インターネットで検索すれば類似商品を含めた全体の相場がわかってきます。その上で相場に対して明らかに高額だ!とわかれば、高額である理由も調べようとするでしょう。
調べた上で高額な理由が納得できるものなら購入すればいいし、納得できないなら購入しないという判断もできますよね。
情報弱者から抜け出して搾取されない側になるためには、情報を鵜呑みにせず、疑いの目で見ることで複数の選択肢を定量的に判断し、自分にとって最適な判断をすることです。
こうすれば騙される頻度は大きく減るはずです。
搾取される人の特徴 その2.複数の選択肢を検討しない
搾取されやすい人の特徴2番目は複数の選択肢を検討しない、一本釣りタイプの人です。
何か物事を実行する時に一つの手段だけしか考えていないため、相場がわからず騙されていることに気づかない危険なタイプです。
数年前までは私もそうでした。
典型的な例えは、車を売る時の売却先をディーラー下取りだけしか考えていない人です。
新車を購入する際には、現在の車を売却するのが普通です。
一般的に売却先はディーラー下取り、中古車買取店、オークションなどの方法がありますが、一番手間がかからず楽なのがディーラー下取りなんですね。
ところが売約査定額はディーラー下取りが一番安くなる傾向にあります。
場合によっては、中古車買取店と10〜20%違うこともあるそうです。
本来なら車をできるだけ高く売りたいのに、相場を知らないためディーラーで提示された査定額を素直に納得してハンコを押してしまうんですね。
搾取されない人はこういったことはしません。
常に複数の選択肢を用意して、自分にとってベストなものを選ぶようにします。
車の売却の例でいれば、見積もり査定は必ず複数の業者に依頼します。
そしてお互いの査定額を交渉材料に、さらなる査定額アップを狙っていくんです。
「そこまでやる必要がある?」と考える人もいるかと思いますが、そのマインドこそが搾取される人のマインドなんですね。
搾取されない人は自分がムダだと思うことには一切お金を払いません。
逆にディーラー下取りが手間や時間効率の面で十分に価値があると判断すればお金を払います。
要は複数の選択肢から自分にとってのベストを考えて行動することが大事なんです。
普段から選択肢を一つしか用意しない人は危険です。
搾取される側から抜け出すために、複数の選択肢を用意するように心がけましょう。
搾取される人の特徴 その3.物事のメリット部分しか見ていない(自分が見たいものしか見ない)
搾取されやすい人の特徴3番目はメリットの部分しか見ていない人です。
情報のメリット部分だけで良し悪しを判断し、デメリットの部分を見ないタイプの人ですね。
こういった人は、考慮しなかったデメリットによって損をする可能性が高いです。
例えば車を購入するでも、保険を契約するでもかまいません。
営業マンは基本的に商品のメリット部分しかアピールしません。メリットを強調してデメリットを上手に隠してきます。
この時、メリットに目を光らせて「それはいい!」となってしまう人は要注意です。
デメリットが自分にとって致命傷になっていることに気づかずに、商品の購入や契約をしてしまう可能性があるからです。
保険などはその典型例です
他社と比較して保険料が安いという理由だけで契約してしまい、のちのち病気やケガで保険を使用しようとしたら、保証の対象外だった。
なんてことがあります。
何のために保険料を払い続けてきたかわかりませんよね。保険会社の利益に貢献しただけです。
メリットだけを見て判断する人はこういった罠に落ちやすいんです。
メリット・デメリットの両方を比較して、どれが一番良いかではなく、どれが自分に一番合っているかの基準で物事を選択できるようになれば、搾取される頻度は激減します。
搾取される人の特徴 その4.自分が100%納得していなくてもそのままにしてしまう
搾取されやすい人の特徴4番目は100%納得していないにもかかわらず、そのままの状態にしてしまう人です。
商品を購入する時、サービスを契約する時に、営業マンの押しに負けて「ま、いっか」と言われるがままになっていませんか?
これは搾取される人の特徴です。
例えばあなたが、最低限の機能があれば十分なので低価格の電化製品を購入しようと家電量販店に向かったとします。
定員さんにお目当ての家電製品のことを訪ねたら、次のように言われたとします。
せっかくお金を出して家電を新しくするなら、こちらの最新式の方が機能も充実していておすすめですよ。3年ローンでの購入なら毎月プラス1000円するだけで購入できます。こちらにしましょう。
あなたならどうしますか?
「定員さんのおすすめだし、大した金額アップでもないからまいっか」
と言われるがままに商品を購入するようなら要注意です。
自分が納得していないのに、相手のペースに乗せられ流れで購入してしまうことは思考停止状態であり、自分では何も考えていないことの証です。
売る側にとって思考が停止した客ほど騙しやすい客はいません。
「こちらの方がいいですよ」と言えば、簡単に高い商品に誘導できますから。
反対に騙されない人は、自分が100%納得していないものにはお金を出しません。
この商品はこの金額を出すだけの価値が本当にあるのか?を徹底的に考えます。
そのためにわからないこと、納得できないことは相手がウザがるほど質問します。
そうはいっても、性格的にしつこく質問するのが苦手な人もいると思います。
離れて一度冷静になり、相手の提案は自分にとって納得できるものなのかを十分に考えます。
自宅に戻ってインターネットで口コミや商品情報を調べましょう。
そこまでして提案に納得できるようなら購入すればいいし、できなければ購入すべきではありません。
とにかく自分が100%納得していないのに、流れに乗せられ思考停止でそのまま商品の購入や契約をしてしまうのは最悪です。
搾取される人の特徴 その5.考えるばかりで実際の行動を起こさない
搾取されやすい人の特徴5番目は考えるばかりで実際に行動を起こさない人です。
よくこんなことを言う人を見かけませんか?
「〇〇をやってみたい」「〇〇に興味がある」でも「失敗したことを考えたら」「もっと準備してから始めよう」
一見何か新しいことを始めてみようとする姿勢を見せて意識が高そうとアピールするものの、実際にはやらない言い訳を並べて何も行動を起こさないタイプの人です。
「でもでも人間」や「やるやる詐欺」などともいいますね。
こういった人の多くは、何かを始めてみようという意識はあります。
自己投資といった理由で多くの自己啓発本を読んだり、例えば副業目的の勉強のために教材を買ったりなどといったことをします。
それ自体は良いことなんですが、問題は身につけた知識やスキルを実際に自己実現や目標達成のために使わないことです。
「副業のための十分な時間がとれない」「冷静に考えてみたらそれほどメリットがないかも」など始めない理由を作って自分を正当化しようとします。
リスクを伴う変化と、現状維持を天秤(てんびん)にかけた結果、現状維持を選択するんですね。
こういった人は、お金以外に時間も失っていることに気づいていません。
ただの趣味で勉強をしたのなら何の問題をありませんが、副業目的で始めたのなら、かけたお金と時間はただのムダです。
ではどうすればいいかというと?
リスクを具体化して考えてみることです。
例えば、ブログで副業を始めると発生するリスクは何なのかを具体的に考えてみます。
- ドメイン取得やサーバーレンタルに必要な初期投資15000円位が必要
- 自宅での作業時間2時間程度必要
- 会社にバレる
などですね。
そうするとどうでしょう?
漠然と思っていたことを具体化してみると、どれも大したリスクではないことに気づくはずです。
- 将来にわたって副収入を得るために、15000円の出費は初期投資としては格安
- 自宅でテレビやNetflixを観ている時間を作業時間にあてればノーリスク
- 副業が会社にバレない方法は、ネットでググればいくらでも対処方が出てくるので解決
実質ノーリスクであることがわかります。
リスクのないことがわかれば行動しない理由はなくなりますよね。
考えるばかりで実際の行動を起こさない人はお金と時間の両方を搾取されています。
やらない言い訳を考えるのをやめて、リスクを具体化し行動しましょう。
そうすることで搾取される側から抜け出すことができるようになるはずですよ。
まとめ:搾取されやすい人の特徴を知って、お金と時間を守れるようになろう
いかがでしたか?
搾取されやすい人の特徴5つと、搾取される側から抜け出すための方法を解説してきました。
- 情報弱者
- 複数の選択肢を検討しない
- 物事のメリット部分しか見ていない
- 自分が100%納得していなくてもそのままにしてしまう
- 考えるばかりで実際の行動を起こさない
今の世の中は情報量が膨大に膨れ上がり、複雑化しています。
自分の目的達成のために最適な情報にたどり着くには、情報に対するリテラシーを高めて自分のアタマで考え行動することがとても大事になってきます。
「知らない人」は簡単に搾取対象になります。
そうならないために、この記事があなたの役に立つようであればうれしく思います。