人気急上昇の緑黄色野菜「豆苗」(えんどう豆の若葉)を美味しく食べよう。
近年スーパーなどで安く入手できるようになり、昨年あたりから話題になっている「豆苗(とうみょう)」をご存知ですか?豆苗は「発芽野菜(スプラウト)」の一種で、エンドウマメの若菜です。
シャキシャキ食感と甘さが特徴の美味しい野菜で、私も最近は夢中なんですよ~!(^^)!。1個100円程度のお手頃価格で売っている上に、根付きの苗で売っているので、再収穫ができるというモヤシ並みに家計に優しい節約野菜食材です。
本記事ではそんな「豆苗(とうみょう)」の特徴・食べ方・育て方(再収穫)を整理してまとめました~。
豆苗の特徴と栄養価まとめ。安くて栄養満点!ビタミン類や食物繊維が豊富な発芽野菜(スプラウト)。
β-カロテン、ビタミン類、食物繊維が非常に豊富。モヤシと互角に戦えるコスパと栄養価。
パッケージを見ても、β-カロテンはチンゲン菜の1.5倍、ビタミンEは小松菜の1.8倍、食物繊維はジャガイモの1.7倍と書いてあります。また、ビタミンCもほうれん草の2倍も含まれていたりします。
腸の健康や、アンチエイジング、免疫力維持、抗酸化作用などによさそうな栄養満点の野菜ですよ。
近くの食品スーパーで1つ100円程度のお手頃価格で購入できる。節約主婦の家計を助けます。
以前は安くない野菜だったようですが、近年はクリーンな野菜工場で量産できるようになり、近所のスーパーなどでお手頃価格で購入できるようになりました。エリンギなどのキノコやモヤシやカイワレ大根もそうですけど、植物工場(LED照明を使って人工光で野菜を栽培する工場)で大量生産・安定供給できるようになると値段が安定しますし普及しますね。
Googleトレンドなどを見ても、ジワジワと人気が出てきており、昨年あたりからプチブームになってるみたいですね。
私の近所のイオン系スーパーでも1袋100円で売ってます。しかも、30%割引(少し古いやつ)になってることもあって大変ありがたいですね~(^◇^)。この値段で再生栽培で何回も食べられるのでとてもコスパが良いです。
あ、30%割引のやつは買わないでくださいね?私が買占めるんでw( *´艸`)。
水に入れておくだけで、家庭で手軽に再収穫ができる。再生栽培は2回くらい可能(計3回食べられる)。
豆苗は種+根が付いた状態で売ってるんですよ。で、上の茎と葉っぱの部分をザクって切って食べるんですけど、残った種+根を適当なプラ容器に入れて水に浸けておくと、また生えてくるんです!(^^)!。
とってもありがたいですし、楽しいです。
私なんて窓際に常時5個くらい並べて栽培していますw。だいたい再生栽培は2回くらい収穫可能で、100円で3回食べられるという節約家計に優しい野菜です。1回食べて捨てちゃったらモッタイナイ!
豆苗(とうみょう)再生栽培の育て方とコツまとめ。「生えてこない!」「腐っててヌルヌル?」な人は読んで!
まあ、適当にやってもだいたい生えてくるんですけどねw。一応、効率の良い(?)再生栽培の手順をまとめました。
ステップ①:まずは食べる!種と根の側に若芽を残すように切るのがポイント。
最初に買ってきたものを食べるときに、包丁でザクっと切って茎と葉の部分を食べますが、この時、切る位置が大事です。
写真のとおり、茎の下の方(種が密集している方)にちっちゃい若芽(赤い丸の部分)が横に出ているのがわかるかと思います。これを根の側に残す方が良いです。この若芽の部分から新しい茎が生えてくるので、ここを残しておくと次が早く育つんですよ。あまり下の方を切り過ぎると、若芽が残っていなかったり種が包丁でダメージを受けてしまい、なかなか生えてこないということになりかねません。
逆に上を切り過ぎると食べる部分が減ってしまいますし、残った古い茎が枯れたようになって、次回の収穫時に邪魔になるので、若芽のすぐ上あたりを切るのが良いと思います。
ステップ②:適当なプラ容器に入れて、根が水に浸かる程度まで水を入れる。
何でもいいので使ってないプラ容器とかに入れて水を入れます。このときに水を入れすぎないのがポイントです。
写真のように一番下の根の部分にだけ水が浸かり、その上の種の部分には水が浸からないようにします。最初に失敗したのですが、水を入れすぎると種が黒くなってヌルヌルしてきたり、白いカビ(?)が生えたり、茎の部分がヨレヨレになってきたりします。
こうなると、1回目の再収穫は何とか食べられても、2回目の再収穫は望めなくなります。腐ると匂いが変になってくるので、そうなったらもう諦めて捨てましょう…。腐る原因はだいたい「水の入れすぎ」か「水を替えてない」のどちらかです。
ステップ③:室内の窓際などに置き、1日1~2回水を入れ替える。
基本的に1~2週間でまた食べられるくらいに育ちます。室内の日の当たる場所に置いて、1日1~2回水を入れ替えましょう。写真は栽培4日目あたりのものです。
豆苗は一応3~5月が旬のようですが、今は1年中買えますし、室内なら冬でも問題なく再収穫できます。パッケージの裏面を見ると「室内で育ててください」と書いてありますが、試しにマンションの室外テラスに置いてみたら、めっちゃ育ちましたw( *´艸`)。
ただ、冬や真夏は室内の方がいいでしょうし、虫がいっぱいいる環境の場合は室内固定にした方がいいでしょうね。
ステップ④:1週間後くらいからバカみたいに伸びてきます。一応、再生栽培は加熱して食べます。
栽培1週間くらいから、ものスゴイ勢いで伸びてきます。あまりに伸びすぎても美味しくなくなるので、ほどほどのところで食べましょうw。美味しく食べるコツは、ほどほどのところで食べることと、新鮮な水に頻繁に入れ替えることですかね。なお、再生栽培は2回くらい繰り返せます。さすがに3回目は芽が出にくくなってきます。
こういうスプラウトを育てるのは手軽で楽しいので、お子様がいる主婦の方は一緒に楽しむと良いと思います^^。夏休みの自由研究の宿題とかで使っちゃえばいいんですよw。
あと、そこまで神経質にならなくても良いと思いますが、初回はクリーンな工場で滅菌パッケージされてるので、生サラダのままシャキシャキ食べますが、自宅で再生栽培したものは念のため加熱(炒める・電子レンジ)してから食べるようにしてます。オイラの部屋は基本的に汚いからね・・w。
まとめ。豆苗を再生栽培して美味しく食べるための5つのポイント。
最初に食べるときは根の側に若芽を残すように切る。
水は根の部分が浸かる程度でOK。水を入れすぎない。
室内の日の当たる場所に置いて、1日1~2回水を入れ替える。
1~2週間で適度に育ったところで、また刈り取って食べる。
自宅で再生栽培したものは念のため加熱する。
豆苗の美味しい食べ方・レシピ一覧。やっぱりシャキシャキのサラダ!炒め物や手軽な電子レンジ温野菜も。
やっぱり、シャキシャキサラダが一番美味しいかも!
豆苗の人気はやっぱりシャキシャキサラダが美味しいところでしょうね~^^。
下手に調理するよりも、ザクっと切って水を通して、シャキシャキサラダで食べるのが一番。加熱しないならばビタミンCや葉酸も壊れないので、栄養も満点です。
スプラウト(発芽野菜)のサラダは本当に美味しいですね(油系ドレッシングとも合う)。実は学生の頃くらいまではサラダあんまり好きでなかったんですけど、↓の新鮮スプラウトお試しセットでイメージが変わったんですよ。
豆苗以外の珍しいスプラウトもスーパーに並んでくれるとうれしいんですけどね・・。
電子レンジでチンするだけ手軽な温野菜!。豆苗+モヤシ+舞茸+塩麴の節約時短料理レシピ。
あとは、めっちゃ簡単で一人暮らしの方にもオススメなんですが、豆苗+モヤシ+キノコをカットして電子レンジでチンするだけの温野菜がオススメです。生のシャキシャキもいいですけど、熱を加えてより甘さを感じる豆苗も美味しいです。
しかも、豆苗・モヤシ・安いキノコと、全て植物工場で育てられた超節約時短レシピですw( *´艸`)。
上に乗せてるのは、以下の記事で紹介した自家製塩麴です^^。ドレッシング使うとカロリーや油が気になりますし、塩麴の旨味と塩気だけで充分美味しいですよ^^。シンプルイズベスト!。
豆苗+ベーコンの炒め物。定番だけど抜群に美味しい!
後はクックパッドに乗ってるコチラのレシピもオススメです。豆苗は油と良く合いますし、ベーコンと一緒に炒めると最高です!。レシピにウェイパー使ってますが、家になかったのでニンニクとごま油だけで作りましたが、充分美味しかったです。
こればっかり食べるのは「食べ過ぎ注意」になるので、サラダや温野菜と半々くらいにするのがいいと思いますw( *´艸`)。
豆苗の天敵に注意!w。「豆苗がぜんぜん育たない!」原因は、あなたのお家の愛猫かも!?。
「豆苗から全然芽が出てこない…」なんてことがあった場合、あなたのお家の愛猫さんを疑った方がよいかも!?。ツイッターなどで↓以下のような呟きを頻繁に見るんですよw( *´艸`)。豆苗は猫さんが盗み食いしてますよ!w。
「豆苗うまい」
こりゃもう新しく生えないな…。
#猫 #ねこ #にゃんこ #サバトラ pic.twitter.com/Y5P1wLDOdP— 華わらび (@87_warabi) 2017年5月22日
何でも猫さんによっては、猫草(燕麦)よりも豆苗の方が大好物な子もいるくらいです。まさか猫が食べないだろうと、その辺で再生栽培を始めてしまうと、出てきた新芽を全て猫さんに食べられてしまう可能性もあります。
まあ、可愛いから許しますw( *´艸`)。
猫飼いの皆様は、猫の手の届かないところで育てるか、諦めてヌコ様に献上するか選択してくださいねw。ワンパクっ子の場合は、どこに置いても盗まれますけどねw。
くれぐれも「日当たりの良いところで栽培しよう^^」とか考えて、猫草と豆苗と並べて置くような危険な行為はしない方が良いと思いますw。
まあ、結論としては、猫さんも病みつきになっちゃうくらい美味しい野菜ということですね!(^^)!。