日本人の皆さんは海外取引所を使うのは危険!リスク高すぎ!日本人締め出し、詐欺、ハッキングで資金を全損するぞ!
暗号資産(仮想通貨)の取引で海外取引所を利用することを考えてません?
いや、マジやめておいた方がいいぞ!
投資歴15年以上、仮想通貨歴5年以上で、トレードにおける様々な修羅場を切り抜けて資産を増やしてきた筆者だが、もちろん過去の投資経験は良いことばかりではなかった。中には失敗して資産を大きく失ったこともある。
その中でも残酷で悲劇的で膝を屈して涙したのが「仮想通貨の海外取引所」だ。トレードで失敗したわけでないのに、取引所の都合で資金を失う惨さ辛さ。この悔しさがわかるか?
しかも、何回もやられたんだよ・・・。具体的には以下ね。
取引所名 | 悲劇 |
---|---|
KuCoin(クーコイン) | 香港の仮想通貨取引所。日本の金融庁から警告を受けて2018年に日本人の利用を停止。長期投資用に買っていたコインを損切して、急いで別の取引所に資金を移動する羽目に。 |
cryptopia(クリプトピア) | ニュージーランドの仮想通貨取引所。いつの間にかサイトが消えてて閉鎖されていた・・・。2019年にハッキング被害を受けて破産したのが原因。そんなにたくさん資産を入れてなかったのが救いだがコインは全損。 |
Coinexchange | ベトナム?の仮想通貨取引所。こちらも2019年経営難で閉鎖。そんなにたくさん資産を入れてなかったのが救いだがコインは全損。 |
Liqui(リクイ) | ウクライナの仮想通貨取引所。こちらも2019年に流動性低下を理由に閉鎖。ほとんど使って無かったけど、少し残ってたコインはバイナンスとかに移動したが、移動できなかったコインは全損。 |
まあ、海外取引所はヤバイのは知ってたので、少額しか入れてなかったのが救いだけど、引き出せなかったコインは全損ですよ。。。資産完全消滅!
「日本の取引所はレバレッジが低い」「日本の取引所は取扱いコインが少ない」からと言って、迂闊に海外取引所を使うと、こういうヒドイ目に合うリスクがあるんです。
今、人気の以下の取引所も今後どうなるのかわからないですからね?
Bybit
BINANCE
CryptoGT
MEXC
FXGT
Bitterz
どうしても海外取引所が使いたいという人は「少額しか入金しない」「マメに出金する」を徹底することをオススメします。私もbybitなどはbotトレードで使ってますけど、リスク回避のためマメに出金するようにしています。
海外取引所は、以下みたいな使い方に制限しておきましょう。
①草コインの購入のため少額だけ送金する
②botを作って遊ぶために少額だけ送金する
金融庁の施策により海外取引所はいつ使えなくなるかわからない。海外取引所が続々と日本から撤退!日本人規制!
「海外取引所でも大手は大丈夫でしょ?」って思ったあなた!
その考え方は危険ですよ。
過去にも、Kraken(クラーケン)、hitBTCに続き、KuCoinが日本人向けサービス終了を発表してきました。金融庁の政策を受けて、日本人を締め出す海外取引所が続出しています。他取引所も追随する可能性があります。
記事に「海外取引所の注意点としては、あまり多くの金額を送金しないことです。問題が起こっても問い合わせできないと思いますし、取引所自体が閉鎖してしまう可能性もゼロではないからです」と書きましたが、本当にそのような状況になってきてしまっていますね。
今後もこのように日本人を締め出す海外取引所が続く可能性があります。BINANCE(バイナンス)だって、現状は、日本語対応を辞めて「日本人向けのサービスなんてやってないですよ?日本人が勝手に来て登録してるだけです」というスタンスで突っ張ってますけど、今後どうなるかわかりません。
もちろん真っ当な取引所は締め出すにしても猶予期間を用意してくれると思いますが、取扱いの少ない草コインは移す場所が限られてますから、手放すことになるケースも発生するでしょうし。。
草コイン投資をする場合はこのようなリスクもあることを理解した上で、くれぐれも少額で。
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投資関連の記事はたくさんあるので、よろしければ読んでください!
海外取引所で少額お小遣いだけで始める!格安草コインの買い方
暴騰したり暴落したり忙しい仮想通貨相場ですが、実際に投資してる人は人口の数%程度という予測らしいですし、たぶん大多数の人は「興味はあるけど高騰しすぎてて見てるだけ…」なんじゃないかと思います。
その判断は間違ってないです。
確かに仮想通貨は未知の概念なんで、まだ伸びる可能性はありますので、思い切って突っ込む手もあります。
しかし、過去記事で「早く買えば買うほど期待値は高くなり、遅く買えば買うほど高値掴みで大損する可能性が増える」と書いた通り、高値掴みで損失になる可能性もあります。
大金を投資するのを躊躇するのは当然と言えるでしょう。
仮想通貨みたいな危ない高リスク相場で、全力買いや証拠金取引は危険なんです。余裕資金で少額投資してるだけなら、笑ってみてられるのに。
一方でチャンスだと考えて、新規参加を考えている初心者さんも多いのではないかと思います。
そこで、無料獲得できるコイン以外に、出遅れちゃった初心者さん・これから始めたい人向けに、極少額で始める「草コイン投資」について整理しました。
数千円~数万円くらいでも始められるのが仮想通貨の良いところでもありますし。
「草コイン投資」の概要は以下のとおりです。
まだ注目されてないマイナーな仮想通貨(草コイン)を先回りして安く買って、暴騰→一攫千金を狙う。
ただし、無価値になる可能性も高いので、投資するのは極少額。
ただ、最初に書いておきますが、甘い話ばかりでないです。
世の中にはマイナーな激安仮想通貨なんてゴマンとあります。その中からそんな簡単に高騰するコインを引き当てられると思いますか?
この手法はもう「投資」としてはリスク高すぎ・不適格であり、無価値になる可能性のが高いです。
投資というより博打・ギャンブルです。「余裕資金」レベルでも投資金額としては多すぎですので、草コインは「お小遣い」レベルで買うべき。感覚的には宝くじや馬券を買う感覚でしょう。
以下記事で書きましたけど、ビットコインの高騰に乗り遅れて未練や悔しさがある人ほど、期待値とリスクを客観視できず、草コインに多額を突っ込みがちです。
「草コインに全力投球」とか「仮想通貨に毎月XX万積み立て」とかありえないですw(カイジ的な生き方をしたい方は止めませんw)。
趣味・娯楽のつもりで少額だけで楽しむことが大事です。マイナーコインについては、私も数千円程度を20コインくらい買ってるのみです。
でも、控除率の高い宝くじや競馬にお小遣いを突っ込むよりは、遥かに夢と勝算があると思いますよ~^^(私は競馬も趣味で大好きなので、馬券は別に買うけどw)。
実際、数十倍・数百倍になるコインがたくさん出てきてますからね。
マイナーコインを購入するには国内取引所+海外取引所を両方使う必要がある。ビットコイン(BTC)を送金して買う。
マイナーな仮想通貨を購入するのは、実はちょっと面倒です。
仮想通貨は基本的に「取引所」に登録してウェブサイト上で購入します。しかし、「日本国内にはマイナーコインを扱ってる取引所が少ない」「しかし、海外取引所は日本円を扱ってない」という事情があるからです。
よって、以下の手順を踏みます。このメンドクサイ手順を踏んだ人だけが、草コイン投資を始められます。
STEP①:国内取引所+海外取引所の両方に口座開設。
STEP②:国内取引所に日本円を入金し、ビットコイン(BTC)購入。
STEP③:国内取引所から海外取引所にビットコイン(BTC)を送金。
STEP④:海外取引所でBTCを使ってマイナーコインを購入。
「海外取引所の口座開設なんてできるの?」なんて思った人がいるかもですけど、日本語対応の取引所もあるし、メールアドレスだけで数分で簡単無料登録できます(ただし偽取引所とかが検索に広告だしてたりするらしいのでニセモノに注意!)
面倒なのはむしろ国内取引所です。本人確認資料をアップロードしたりが必要ですからね…。
オススメ取引所は以下記事参照。
海外取引所の注意点としては、あまり多くの金額を送金しないことです。
問題が起こっても問い合わせできないと思いますし、取引所自体が閉鎖してしまう可能性もゼロではないからです。
実際、アメリカのBitconnect(ビットコネクト)が閉鎖になったし。
「メールアドレスだけで簡単登録」と書きましたけど、逆説的に捉えるならば「それだけ規制・管理がいい加減」ということです(海外の取引所なので日本の法律の適用外。改正資金決済法の仮想通貨交換業者ではない)。
この辺も草コイン投資でお小遣いレベルしか投資してはいけない理由の1つですね。
取引所リスクに備えウォレットを使う手もありますが、少額のお小遣い投資でそこまでやるかどうかは自己判断で。買ったコイン分用意する必要があるし。
もう1回書いておきますが、到底投資とは言えないギャンブルになりますので、大金を突っ込むのは控えてくださいね(私も数千円分くらいしか買ってません)。
「ガチホ(ガッチリとホールドすること=売らない)」は、リスクマネジメントで言うところの「リスク受容」です。リスクは極めて高いが負けても損失が少額だからガチホできるんです。
リスク管理・資金管理を放棄することがガチホではないので、そこだけ勘違いしないでください。
【参考】海外取引所の口座開設方法、送金方法、コイン購入方法まとめ
海外取引所の使い方については、初心者さん向けに簡単に手順を書いておきます。「KuCoin」を例に書いていますが、基本はどこも同じようなもの。
海外取引所の口座開設方法(「KuCoin」の場合)
海外取引所の口座開設は基本的にメールアドレスだけで登録できます。「Binance」「KuCoin」は基本的に日本語に対応してますが、怪しい日本語(笑)の部分もあるので、一応簡単に説明しておきます。
「KuCoin(クーコイン)」の例で説明しますが、以下のとおりメールアドレスとパスワードを設定した後、メールアドレスに確認メールが届くので、掲載されているリンクをクリックするだけで完了です(3分で終わりますw)。他の海外取引所もだいたい同じ感じです。
※「KuCoin」はパスワードの設定が厳格です。数字・小文字英語・大文字英語を組み合わせる必要あり。
登録が完了したら、2段階認証を設定します。アカウントを乗っ取られないように、2段階認証は確実に設定しておきましょう。だいたいの取引所はGoogleアプリ認証かメール認証になります。
Google認証システムはスマホ等にGoogleのアプリを入れる必要があります。まあ、最近は仮想通貨に限らず、この認証を使っているサービスも多いので、多くの人は既にスマホにインストールされてるのではないかと思います。詳細はコチラの公式サイトのとおりです。
メール認証の場合はログイン・取引の度にメールアドレスに認証コードが送信されるので、そのコードを入力します。
ちなみに「BINANCE」は認証方式を選べたはず。「KuCoin」はメール認証は無かったかもです。
国内取引所は日本語ですし、日本語で運営に問い合わせもできると思いますので、説明を省きます。ただ、本人確認資料アップロード・承認・住所確認と、開設に数日かかるので早めに準備した方が良いです。
ちなみに、私の場合は「coincheck」より「bitFlyer」の方が手続きが早く完了しました。「coincheck」の方が取扱いコインが多くておすすめなんですけど、「bitFlyer」の方が登録手続きのステップがわかりやすいです。
国内取引所→海外取引所のビットコイン(BTC)送付方法(「bitFlyer」から「KuCoin」に送金する場合)
次にビットコイン(BTC)送付方法です。「bitFlyer」→「KuCoin」の例で説明します。
まず、海外取引所側の受け取りコードを確認します。まあ、銀行の口座番号のようなものですね。「KuCoin」のメニューの資産をクリックします。
受け取りコードは通貨毎にありますので、BTCの「入金」の部分をクリックして開き、掲載されているコードを確認します。
アドレス(住所)をコピペしておきます。なお、手入力は絶対に間違えるので、必ずコピーすること。万が一、アドレス(住所)を間違えて送金してしまうと、お金がどっかの誰かのところに送金されてしまい二度と帰って来ない事態になるかも(笑)。
受け取りアドレスの確認だけは入念に。
国内取引所側で、海外取引所側の受け取りアドレスを送金先に設定します。ラベルはわかりやすく、海外取引所の名前でも付けておきましょう。「bitFlyer」の場合は、以下のような感じになります(メニューの「入出金」→「BTCご送付」ボタンをクリックで送付画面が表示されます)。
追加した送付先を選んで、送付するビットコイン(BTC)の数量を指定し、暗証番号を入力して送付ボタン(赤いボタン)を押せば手続き完了です(もう一回書いておきますが、受け取りアドレスが正しいか再確認すること)。
なお、送金にはちょっと時間がかかります(私はだいたいいつも1時間くらいで着金を確認してます)。最近は利用者が増えて、送金遅れとかが話題になってますので、めっちゃかかる場合もあるようです。
送金に関しては「coincheck」より「bitFlyer」のが時間がかかります。どうやら、bitFlyer内部でチェック作業をしているようですね。ちなみに「いつまでたっても送金が反映されない!」という方は、こちらのサイトで送金状況を確認できたりします。
海外取引所にてビットコイン(BTC)から別の仮想通貨を購入する方法(「KuCoin」の場合)
最後に海外取引所にてビットコイン(BTC)から別の仮想通貨を購入する方法を書いておきます。
ちなみに、国内取引所で日本円からビットコイン(BTC)を購入する方法もほぼ同じです。国内取引所は日本語サポートがあるので説明を省きますが、日本円の銀行振り込み→取引所の確認・入金でだいたい1日かかるので、早めに入金した方がよいです(本当に国内の取引所は面倒な手続きばかりだ…)。
「KuCoin」で説明します。「KuCoin」のチャート・購入システムは非常に使いやすくておすすめです。
トップメニューの「マーケット」をクリックすると、一覧が出てくるので購入する通貨の行をクリックします。今回はビットコイン(BTC)を例に説明しましたが、イーサリアム(ETH)などの他のメジャー通貨でも買うことができます。
購入対象通貨毎・手持ち通貨毎に板が異なるので注意してください。表記の「KCS/BTC」は「手持ちのビットコイン(BTC)でKCSを買います!」という意味です。
なお、板では再度の2段階認証が必要です。購入はFX・株式・先物等と同様、板に指値で注文する形になります。「○○円で○○枚買います!」って出して、誰かが買ってくれるのを待つ方式ですね。
チャートの横にあるのが注文板です(「注文本」と書いてある)。ここを見ると、いくらで売り注文・買い注文が出ているかわかるので、この価格を参考にして注文しましょう。
「KuCoin」の場合は、価格の欄にベストな値段を出してくれる便利機能がありますので、初心者はこれをクリックして価格設定すると良いと思います。数量は購入するマイナー通貨単位で入力します。