「にほんブログ村」「人気ブログランキング」等のランキングサイトからアクセス数を増やせるかどうかはカテゴリー選択次第。アクセスアップの効果とポイントをまとめ。
前回のコチラの記事の続きになります。ランキングサイト(ブログ村)の集客効率を全カテゴリー調査した記事です。
って、もう半年以上前の記事だけどw( *´艸`)。
すっかり忘れてて、この前ブログサークルの調査をしたときに思い出したから、ついでに調査しました~。前回は「にほんブログ村」の調査結果でしたが、今回は「人気ブログランキング」の調査になります。
前回記事を見てない人やもう覚えてない人のために要約。
もう結論から書いちゃうと、ランキングサイトからのアクセスが増やせるかどうかは『カテゴリーの選択』が全てです。
ランキングサイトからアクセスを集めることが出来ているかの目安はOUTポイント(「ランキングサイト」から「あなたのブログ」への流入)が多いかどうかです。
そして、INポイント(「あなたのブログ」から「ランキングサイト」への流入)に対してOUTポイント(「ランキングサイト」から「あなたのブログ」への流入)が多い状態かどうかが、効率良く集客できているかの目安だと思います。
そして、「にほんブログ村」「人気ブログランキング」もカテゴリーの選択を誤ると、全くアクセスアップになりません!。
当たり前ですけど、人がいない過疎ってるカテゴリーに登録しても、誰もあなたのブログを見に来ませんから~。おじいちゃんばっかの過疎ってる田舎の経済が伸びるわけがないのと一緒ですね。
90%以上のカテゴリは全くアクセスアップの足しにならないハズレカテゴリーじゃないかと思います。登録ブログ数が0のカテゴリとかも普通にありますからねw。
というわけで、「ランキングサイトを使ってるけど全然人が来ないな・・」という人は、カテゴリーの見直しを検討してみるのも良いかもしれません。
人気ブログランキング4606カテゴリーを徹底分析して判明した、OUT獲得効率が良いおすすめカテゴリー一覧。このカテゴリーを選べば間違いない!(かもしれない)
今回は人気ブログランキングのサブカテゴリーのOUT獲得効率の分析を行いました。ランキングは、各サブカテゴリー上位1~5位の平均「週間OUT」/「週間IN」比率順でランキング一覧にしています。
調査は2017/05/17時点で、人気ブログランキングに登録されている4606サブカテゴリーを対象にしています。
※人気ブログランキングはカテゴリ構成が歪なジャンルがあるので、サブカテゴリーとサブサブカテゴリーを重複してリストアップしている部分があります。ご容赦ください。
※「にほんブログ村」の調査と同様、登録ブログ数が少ないサブカテゴリーは比率にしてしまうと妨害データになる可能性があるので、足切りさせていただいてます(ゴミみたいなカテゴリーが多い・・)。
※あくまで参考データです。絶対的にINポイント・OUTポイントが低いカテゴリーはノイズになりやすいです(1位のブログが1人で稼いでるだけだったり・・)。ランキング上位でも、実際に設定する際には中身をよく見てくださいw。
正直、「にほんブログ村」も「人気ブログランキング」も大して変わらないだろうと思っていたのですが、だいぶ結果に差が出ましたね。ランキングサイトにも強いジャンルなどの傾向があるのかもしれません。
ゲーム、競馬、ギャンブル関連は、「にほんブログ村」よりも「人気ブログランキング」の方が強い?
1位「オンラインゲーム」と2位の「ドラゴンクエストX」はサブカテゴリ→サブサブカテゴリーの関係です。つまり、「オンラインゲーム」カテゴリーの上位は「ドラゴンクエストX」のブログが独占しているということです。
それにしても、このカテゴリーのOUTポイント凄まじいですね・・。週間100万ポイント越えがゴロゴロ・・・。
「人気ブログランキング」は、黒い砂漠やらFFやら、他のゲーム系も効率が良いカテゴリーの場合が多いです。一方、前回調べた「にほんブログ村」は個別ゲームは上位にランキングされているものもありますが、「オンラインゲーム:867位」「ゲーム情報:785位」「スマホ・携帯アプリゲーム:799位」「ゲーム攻略・裏技:830位」と基本的にゴミカテゴリーばかり。
この差はなんだろう・・?
また、競馬やギャンブルカテゴリーも「にほんブログ村」よりも「人気ブログランキング」の方が、圧倒的に効率が良いですね。
ママ・結婚・妊娠・育児関連は、「人気ブログランキング」よりも「にほんブログ村」の方が強い?
一方で、ママファッション・シングルマザー・婚活・妊娠・育児などに関するカテゴリーは、「にほんブログ村」の方が圧倒的に集客しやすいように見えます。
「人気ブログランキング」は「ママファッション:16位」「シングルマザー:32位」あたりは高めですが、他はそれほどではありません。「にほんブログ村」の方が層が厚い感じがしますね。
もしかすると、「にほんブログ村」の方が女性ブロガーが多いのか??。
コンビニグルメ、ファッション、アイドル、節約・貯蓄関係は、「人気ブログランキング」も「にほんブログ村」も優秀。
「人気ブログランキング」の「コンビニグルメ:3位」、「にほんブログ村」の「コンビニスイーツ:8位」とコンビニグルメ系はどちらも超効率が良いですね。
ひたすらコンビニの食レポをするようなブログでしたら、頑張ってINポイント稼がなくても、アクセスを集めやすいのではないかと推測できます。
他にもファッション、アイドル、節約・貯蓄関係は、どちらのランキングサイトでも集客に有利な下地が整っていそうです。
【2020/05/10最新PDFに更新!】「人気ブログランキング」のカテゴリー効果をまとめた全調査結果を公開してます。
今回の「人気ブログランキング」の全結果を公開しています(PDFファイルです)。
【2020/05/10追記】最新版PDFはこちら!
お得なカテゴリーの状況は日々変わりますので、古いPDFの内容だとなかなかアクセスアップできない可能性があります。というわけで、最新版を以下に公開いたしました。
[PDF]人気ブログランキング調査結果(2020/05/10版)
上位のめちゃ効率良いカテゴリーはあまり変わってないです。
なお、古いPDFもあります。バックナンバーは以下。
[PDF]人気ブログランキング調査結果(2018/03/10版)
[PDF]人気ブログランキング調査結果(2017/05/17版)
調査・集計は完全自動化しており、そんなに手間がかかりませんので、これからも随時最新版を公開していきたいと思います^^。
「にほんブログ村」の調査結果も前回記事で全公開してますので、気になる人はチェックしてみてください~。
ランキングに載ってるカテゴリーでも、順位が低いカテゴリーはほとんど集客効果は無いと思いますけどね。表中の「OUT/IN比率」が「1以下」のカテゴリーの場合はもう登録する意味がないんじゃないですかね・・。
《おまけ》ランキングサイト不要論と、SEO上のGoogleペナルティ(ドアページ、低品質サテライトサイト)について。自適猫の意見。
記事内容とは全く関係ない話ですが、一応、最後に書いておきます。
こういう記事を書くと、必ず「そもそもランキングサイトは不要じゃない?」とか「ランキングサイトはSEOに悪影響じゃない?」みたいな論点ズラしの話をしだす人が必ずいるのでw(;^ω^)。
この記事はあくまで「ランキングサイトのカテゴリー効果を測定した記事」です。ランキングサイトの必要性やSEOについては議題にしていませんので、最後におまけでチョロっとだけ書いて補足しておきます。
一時期、「ランキングサイトがGoogleガイドラインに違反している『ドアページ』だからSEOに不利だ。」みたいな議論が流行ったことがありました。私のブログでは現時点では特に不利と思えるような状況にはなっていません。
しかし、将来的には対策される可能性は充分あると個人的には思います。
ランキングサイトはブログのリンクが集約しているだけで、それ自体が良質なコンテンツを持っているわけではありません。アンテナサイトやキュレーションサイトと同じで、簡単に言っちゃえば「リンクだらけの質の低いサテライトサイト」みたいなものです(ドメインパワーはあると思うので、ゴミサテライトサイトよりはマシだと思いますが)。
さらに、リンクは相互関係であり、ブログ側から見た場合は「ポチっとクリックしてね♪」みたいな誘導ページと取られても仕方がない構成になっています。
2017年は2月頃からGoogle検索順位が良く動いてますが、個別記事の検索クエリとのマッチング(検索した人の満足度)や、ドメイン内の当該クエリテーマに関する網羅性(内部構造)を非常に良く見てくるように変わってきていると個人的には実感しております。
ランキングサイトがこれからのGoogleの方向性・意向と合ってないのは明らかだと思います。
まあ、どうなるかわからない将来のGoogle様の意向を気にしても仕方ないので、当面は以下のような対策でよいのではないでしょうか?
referral/socialからの集客がメインのブログの場合
検索エンジンからの集客を狙っていないブログの場合はSEOを考える必要性がありません。他に不利益がないならば、ランキングサイトは登録しておいた方がお得だと思います。
また、検索エンジンから集客したいけど現状出来ていないブログも同様です。結果も出せていないのに、しょうもない意地や見栄・プライドでランキングサイトを毛嫌いするのは良くないです。現状結果が出てないなら、軌道に乗るまでは素直にランキングサイトのお世話になった方が合理的です。
organic検索からの集客がメインのブログで、ランキングサイトからの集客が見込めない場合
ブログのテーマとマッチする集客効果が高そうなカテゴリーがない場合は、ランキングサイトに登録する意味はないと思います。テーマ外のカテゴリーに登録しても集客は見込めないですし、下手すればBANされたりカテゴリー強制移動されます。
検索エンジンのクローラーを意識した場合でも、訪れた閲覧者の使い勝手を意識した場合でも、集客が見込めないランキングサイトのバナーなんてブログ上の邪魔なゴミオブジェクトにしか過ぎません(By ゴミオブジェクトだらけのブログ管理人よりw)。
organic検索からの集客がメインのブログで、ランキングサイトからの集客が見込める場合
ブログのテーマとマッチする集客効果が高そうなカテゴリーがあり、実際にそれなりにアクセスアップにつながるならば、目先はランキングサイトを使って良いと思います。ランキングサイトからのアクセス数なんて検索に比べればたいしたことないので、初心者を脱して検索からのアクセスが増えたら不要になる可能性もありますが。
検索を意識しているブロガーなら、自ブログのクエリや関連するクエリはウォッチしていると思うので、Googleが対策をしてきたら早めに外せばよいだけだと思います。
もっとアクセスが欲しい!
他にもReferralからのアクセスを増やす方法はたくさんあります。ブログサークルやはてなブックマークを使って集客する方法についても解説しています。