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ネット銀行を比較|おすすめは住信SBI・楽天でほぼ決まり!

銀行ATMを利用FIRE・セミリタイア
Queue to the ATM. People standing and waiting. Withdraw cash from machine, making payment and other financial operations. Automatic transaction. Vector illustration in cartoon style
この記事は約8分で読めます。

ネット銀行に口座開設しようと思っているけど選び方がわからない。

おすすめのネット銀行って何を基準に選べばいいの?

こんな悩みを解決します。

銀行は何を基準にするかで選び方が変わります。

このブログではFIREやセミリタイアを目指すことを目的としているため「資産形成に役立つ」を基準にネット銀行の選び方をお伝えしていきます。

結論からいえば楽天銀行と住信SBIネット銀行がおすすめです。

[icon class=”icon-light-bulb”]この記事でわかること
  • 各ネット銀行の特徴ごとの比較
  • ネット銀行の有効な使い方実例

この記事を読めば資産形成に役立つネット銀行の選び方がわかるようになります。

自分に合ったネット銀行を選んで効率良く資産形成をしていきましょう。

ネット銀行のおすすめは住信SBIネット銀行と楽天銀行

住信SBIネット銀行と楽天銀行は、銀行以外のサービスとの連携によってさまざまな優遇を受けられます。

これら優遇を利用することで、資産形成を効率よく進めることができるんです。

例えば以下のような点です。

  • 証券会社とのサービス連携で普通預金金利が優遇される
  • 獲得ポイントがアップする
  • ATM利用手数料や振込手数料が無料になる

特に証券会社、クレジットカードとの連携でのお得感が大きいので資産形成目的で

  • 投資をしている
  • ポイントを有効活用している

こういった人は住信SBIネット銀行と楽天銀行がおすすめです。

以降、おすすめポイントを他のネット銀行との比較で解説していきます。

ATM利用手数用・振込手数料で比較

銀行を選ぶ際に、ATMの引き出し手数料が無料であることは大前提ですね。

一回あたりの金額は小さくても数を重ねるとばかになりません。

下の表は主要なネット銀行のATM引き出し手数料と振込手数料を示したものです。

ATM引き出し手数料振込手数料(他の金融機関へ)
住信SBIネット銀行無料
(スマプラランクに応じて2〜20回/月)
無料
(スマブラランクに応じて1〜20回/月)
楽天銀行220〜275円
(会員ステージに応じて最大7回/月まで無料)
168〜262円
(会員ステージに応じて最大3回/月まで無料)
PayPay銀行無料(3万円以上)〜330円(3万円未満)176円(3万円未満)〜275円(3万円以上)
GMOあいぞらネット銀行無料
(カスタマーステージに応じて最大15回/月)
無料
(カスタマーステージに応じて最大15回/月)
auじぶん銀行無料〜220円
(じぶんプラスステージに応じて最大11回/月まで無料)
178円(3万円未満)〜283円(3万円以上)
(じぶんプラスステージに応じて最大15回/月まで無料)
イオン銀行無料220円
(myステージに応じて最大5回/月まで無料)

楽天銀行以外は、少なくとも初回の手数用が無料。

楽天銀行も含めて、連携サービスを利用すれば月に数回〜数十回まで無料での利用ができます。

使い方にもよりますが、月5回も利用できれば十分かなと思います。

振込手数料も同様に、連携サービス利用で無料となる銀行が多いです。

PayPay銀行はその点で一歩遅れをとっていますが、今後PayPay証券との連携サービスで他行に並んでくることは十分期待できると思います。

利用可能ATMの数で比較

銀行である以上、利用したい時にいつでも利用できる使い勝手の良さは重要です。

ネット銀行はどこもコンビニATMを中心に利用できるので、利便性はほぼ横並びでしょうか。

住信SBIネット銀行と楽天銀行はどのコンビニでも利用できる点で他行をリードしていますね。

セブン銀行ローソン銀行ATMゆうちょ銀行イオン銀行PatSatE-netVIEW ALTTE
住信SBIネット銀行
スマホアプリ入出金可

スマホアプリ入出金可
楽天銀行
出金のみ
PayPay銀行
GMOあいぞらネット銀行
auじぶん銀行
イオン銀行

普通預金金利で比較

超低金利の現代において、銀行の預金金利は資産形成の役に立ちません。

ネット銀行であっても連携サービスを利用した優遇金利が0.1%程度。

100万円預けて年1000円の利子です。

メガバンクの0.001%よりはマシ程度といったところでしょうか。

普通預金金利
住信SBIネット銀行0.001%
0.010%(SBIハイブリット預金)
楽天銀行0.02%
0.04%(楽天カード利用引き落としあり)
0.10%(マネーブリッジ利用時)
PayPay銀行0.001%
GMOあいぞらネット銀行0.001%
0.110%(証券コネクト口座利用時)
auじぶん銀行0.001%
イオン銀行0.001%
0.010〜0.100%(myステージランクに応じて)

米ドル預金金利と為替手数料で比較

米ドル外貨預金金利為替手数料
住信SBIネット銀行0.001%4銭/ドル
楽天銀行0.01%25銭/ドル
PayPay銀行0.001%5銭/ドル
GMOあいぞらネット銀行0.2%2銭/ドル
auじぶん銀行0.01%25銭/ドル(払い戻し時)
イオン銀行0.1%50銭/ドル(払い戻し時)

米国株式購入のために円をドルに変える(ドル転)時の為替手数料は安いほど有利です。

その点で住信SBIネット銀行は為替手数料4銭で最安なのが魅力ですね。

外貨預金金利ですが、僕は外貨預金をおすすめしないのであくまで参考値として見てもらえればと思います。

提携クレジットカードで比較

年会費の安いもっともベーシックなクレジットカードで比較したのが下の表です。

銀行提携クレジットカード年会費ポイント還元率
住信SBIネット銀行ミライノカード990円
初年度無料
年間10万円以上利用で次年度無料
国内:0.6%
海外:1.2%
楽天銀行楽天カード無料1%
引落し口座を楽天銀行に設定で+1%
イオン銀行イオンカードセレクト無料0.5%
イオン系列店利用は1.0%

楽天カードは基本ポイント還元率が1%ですが、引落口座を楽天銀行に設定すると+1%のポイントアップ特典があります。

それ以外にも楽天市場での買い物や楽天モバイルなど、楽天経済圏全体でのポイントアッププログラム(SPU)があるのでポイントの貯めやすさは他を圧倒していると思います。

証券会社との連携サービスで比較

同じグループ内の証券会社と口座連携することで得られるメリットです。

住信SBIネット銀行
  • SBI証券と連携したSBIハイブリッド預金で普通預金0.1%の優遇金利が受けられる
  • 住信SBIネット銀行の預金残高がSBI証券の買付余力に自動反映される
  • ドル転の為替コストが4銭/ドル
楽天銀行
  • 楽天証券と連携したマネーブリッジ利用で普通預金0.1%の優遇金利が受けられる
  • 楽天証券で国内株、米国株購入時に楽天銀行からの自動入出金(スイープ)が利用できる
  • 楽天証券で投資取引をするたびに楽天ポイントがもらえる
  • ハッピープログラム利用で楽天ポイントが最大3倍獲得できる
auじぶん銀行
  • auカブコム証券と連携したauマネーコネクト利用で普通預金0.1%の優遇金利が受けられる
  • auカブコム証券での預かり金不足時に自動入金

デビットカードを使った海外利用が便利な銀行

海外でのショッピングや、現金引き出しに利用できるデビットカードを比較した表です。

デビットカード年会費ポイント還元率
住信SBIネット銀行ミライノデビット無料0.8%
楽天銀行楽天デビットカード無料1%
イオン銀行イオンデビットカード無料0.5%

デビットカードは支払時に自身の銀行口座から即時に引き落とされるタイプのカード決済方法です。

クレジットカードと違い、口座内の残高以上に利用することができないので使いすぎ防止に役立ちます。

ネット銀行のセキュリティ

ネット銀行だからといってセキュリティ面で特別不安になる必要はありません。

ネット特有の危険性に対する最低限の知識と、必要な対策を確実に実行すればいいだけです。

ネット特有の危険

ネット特有の危険性には以下のようなものがあります。

  • フィッシング詐欺
  • スパイウェア
フィッシング詐欺

金融機関を装ったメールが届き、偽のWebサイトへ誘導してIDやパスワードを盗みとるタイプの詐欺です。

偽のWebサイトは本物そっくりに作られていて、ぱっと見では気づかないことが多いようです。

よくよく見るとURLが不自然だったりすんですが、そこまで気が回らない人のほうが多いと思います。

スパイウェア

ユーザーのPCをスパイウェア型のウイルスに感染させ、個人情報を抜き取ることで不正送金を行うやり方です。

スパイウェアは多くの場合、あやしいWebサイトやメールに添付されたURLから感染するので、変なWebサイトを見ない、あやしいメールは開かないことが大事です。

ネット銀行を安全に利用するための基本的なこと

セキュリティ対策に絶対はありませんが、基本的なことはしっかり行うようにしておきましょう。

  • 不審メールは開封しない
  • メールに添付されたURLは不用意に開かない
  • PCのOSバージョンは最新にする
  • ウイルス定義ファイルは最新にする
  • ネット銀行側のセキュリティは全て有効可する
    二段階認証
    ソフトウェアキーボード
    合言葉認証

資産形成におすすめなネット銀行の使い方

ネット銀行は普段使い用と、資産形成用で二つ以上を持つのがおすすめです。

参考までに僕がネット銀行をどうやって使い分けているかを説明しますね。

普段使い用
楽天銀行
  • ハッピープログラム、楽天証券とのマネーブリッジを利用

  →ATM利用手数用を無料、普通預金金利を0.1%にアップ(300万円以下)、楽天ポイント獲得

  • 楽天カードの引き落としに利用して楽天ポイント+1%

資産形成用
楽天銀行
  • 楽天証券とのマネーブリッジ連携
住信SBIネット銀行
  • SBI証券とのSBIハイブリッド預金
  • 米国株購入時のドル転に使用

  →為替手数料4銭/1ドル

最後に

いかがでしたか?

この記事ではこれからネット銀行に口座開設しようとしているあなたに

  • 各ネット銀行の特徴ごとの比較
  • ネット銀行の有効な使い方実例

の二つのポイントで解説をしてきました。

特に効率良く資産形成をするためにを目的にした選び方なので、「バリバリお金を貯めたい」と考えている人はぜひ参考にしてみてください。

この記事があなたの役に立つようであればうれしく思います。