仮想通貨「ビットマイル(XBM)」は無価値?すぐたま(ネットマイル)のエアドロップ(AirDrop)キャンペーンについて考察+攻略。
個人的に期待しているポイントサイト「すぐたま」ですが、先日より仮想通貨「ビットマイル(XBM)」のエアドロップ(AirDrop)キャンペーンをやっています。エアドロップ中の「ビットマイル(XBM)」とかいう電子ゴミを拾う毎日。。
知らない人に説明しておきますと、「ビットマイル(BitMile/XBM)」とは 、「すぐたま」の運営会社である「(株)ネットマイル」のグループ会社である「(株)ビットマイル」が、ICOで仮想通貨取引所上場を目指す独自仮想通貨です。トークンセールとかはなく、現状はネットマイル会員に配布のみ行われているようです(使用・換金は現在はできません)。
※ビットマイルの親会社のINMホールディングスは、仮想通貨取引所ビットポイントの親会社リミックスポイント、およびクレディセゾンの株式会社セゾン・ベンチャーズから資金調達を行っています。
ポイントサイト×仮想通貨というのは、おそらく日本のポイントサイト界では初の試みかと思います。
期間限定キャンペーンでしたし、あまり話題になっていないようなのでブログ記事にしてなかったのですが、キャンペーンが延長になったようなのでちょっと記事にまとめてみました。
「すぐたま」ってなんやねん!という方はまずはコチラ。
ビットマイル(XBM)キャンペーンの特徴まとめ。無料登録、ツイート、広告案件利用で、普段のマイル(mile)とは別に追加で仮想通貨がもらえる。
すぐたま(ネットマイル)で実施されているキャンペーンの内容を最初にまとめておきます。仮想通貨「ビットマイル(XBM)」は以下の手段で、基本的には無料でもらえます(エアドロップなので損することはありません)。
①すぐたま無料会員登録+キャンペーン登録で1000XBM(それとは別に紹介ポイント600mile)
②Twitterでbitmile公式アカウントをフォロー&リツイートで500XBM
③すぐたま経由の広告案件利用(楽天などでショッピング)で初回のみ3000XBM
④上記とは別に広告案件の獲得mileと同額のXBM
上記のように、期間中は全ての広告案件にmileと同額のXBMが追加で付与されるようです。無料ゲームやアンケートなどではXBMは付きません。わかっていると思いますがmileとXBMの違いは以下のとおりです。
マイル(mile):普段のポイントサイトのポイントで、現金や電子マネーに換金できる(価格は2mile=1円)。
XBM:価値・価格・使い方などは現時点では不確定で、将来の上場次第(後述)。
XBM獲得するには?
すぐたまトップページのバナーからXBM専用サイトを開くと、超簡単にXBMキャンペーンに参加できます↓
すぐたまに登録したメールアドレスとパスワードを入力するだけ。Twitterポイントも貰いたい場合は、「任意」となっているTwitterユーザ名欄も記入しましょう(後から追加登録できない?)。
個人的考察。ビットマイル(XBM)はもらっておいて損はない。ただし、無価値になる可能性も高いので無理はしない。
では、ビットマイル(XBM)に価値はあるのでしょうか?公式Q&Aには以下のように出ています。
ビットマイル(XBM)は何に使えますか?
ビットマイル(XBM)は株式会社ビットマイルが仮想通貨取引所への上場を目指す独自仮想通貨です。 現状は発行(配布)のみを実施しており、ビットマイル(XBM)を使用することはできません。 国内仮想通貨取引所へ上場することで、ビットコインのように日本円で売買ができるようになります。
ビットマイル(XBM)をネットマイルに交換できますか?
現状、ビットマイルをネットマイルに交換することはできません。 仮想通貨ビットマイルは仮想通貨取引所への上場を目指しております。 上場された際には、仮想通貨取引所にて日本円や他の仮想通貨への売買が可能となります。
これが全てですね。上場すれば売買可能になるので、いくらかの価値は付くと思いますが、上場しなければ「無価値=電子ゴミ」です。
そして、物事を歪んだ目線でしか見れない当ブログ主は「本当に上場するの?」と考えてます。「上場を目指す」と書いてあるだけで「上場します」「上場を予定しています」とは書いてないですし。
つまり、「うちに登録して広告案件やれば、やった分だけ仮想通貨もらえるよ!今は換金できないけど上場したら大儲け。どうよ?他のポイントサイトよりお得だろ?」っていう、「将来利益になるかもしれない」という利用者の期待に訴求して、広告案件をたくさんやらせる目的のキャンペーンなんじゃないかと。
これで利用者も増やせるし広告利用の収入も増やせますし、後から「やっぱ上場できませんでした。てへぺろっ!」で済みますからねw。
ポイントサイトの利用者は中高年層が多いです。まだ仮想通貨に触ったこともない人も多いでしょうから、期待で参加する初心者は多そうに思えます。
さらにネットマイルは290万人が利用する実績のあるポイントサイトですし、「ポイント(mile)」が既に現金同等の価値として付与されているわけですから、ビットマイルに期待するのも無理ないでしょう。
ただ、これだけ書いておきながら、私は結構XBMゲットしてたりしますw。
営業理由のキャンペーンだったとしても、他ポイントサイトと還元率が同等以上なら、すぐたま経由で利用しない手はないからです。無価値の可能性が高かったとしても、価値が出る可能性はゼロではないですから。
いやぁ…。ネットマイルさん、これはズルいっすよ…。これじゃあ、例えインチキだったとしても、同じ還元率だったら「すぐたま」使うしかないじゃん?。「仮想通貨!」と叫ぶだけで他ポイントサイトをまとめて出し抜けるという裏技…。。。
以上をふまえて、オススメの使い方は以下です。
「すぐたま」より他ポイントサイトの方が還元率が高い場合は、他ポイントサイトで案件をやる。
「すぐたま」の還元率が他ポイントサイトと同じ、あるいはそれ以上なら「すぐたま」で案件をやる。
仮想通貨に釣られて無理に「すぐたま」を利用したり、無駄な広告利用はしない。
「すぐたま」はもともと永久ゴールド会員になると最強ポイントサイトになりますし、普段から「すぐたま」をメインに使っている人はそのままエントリーしてXBMをもらっておきましょう。一方、他ポイントサイトのが還元率が有利な場合は、無理して「すぐたま」を使うより、他ポイントサイトでより多くの換金可能なポイントを得た方が堅実です。
くれぐれも仮想通貨に釣られて「還元率が低いのに、敢えてすぐたまを使う」「XBMに欲が出て、無駄な買い物とかをする」などしないように。ポイントサイトの本質は「節約」ですので、無駄にお金を使ったら本末転倒です。
本物のお金持ちほど費用対効果を考えて1円を大事に節約します。大人でしたら、昭和の成金や「ウェーイ」系の痛い坊っちゃんみたいな、欲望まみれの動物的な消費行動は控えましょう~。
仮想通貨!
ポイントサイト×仮想通貨の組み合わせで色々と始めるところも増えてます。
【2022最新情報】ビットマイル(XBM)どうなった?→完全に夜逃げ終了濃厚。ネットマイルは助かったかもしれないが。
おぅぃ!みんな!4年立ったけど、ビットマイル(XBM)って覚えてるか?もう忘れた??
もう誰も覚えてないと思うけど最新情報を追記するぜよ。
4年の間に色々とありました。
XBMの配布は2019年5月末に終了しています。集客のために延々と配布し続けるのかと思いきや、スパっと配布を辞めたのでちょっと期待したのですが、その後ネットマイルの身売りが発表されました。
親会社の株式会社INMホールディングスが、株式会社ネットマイルおよび株式会社ビットマイルを吸収合併した後、株式会社ウィルズがINMホールディングスの全株式を取得し完全子会社化。取得価額は約300万円と激安。
もともとINMホールディングスはネットマイル・すぐたま以外は何やってるのかわからん会社だったので、上場企業の株式会社ウィルズが買ってくれたことで、むしろネットマイル・すぐたまの安全性は増したのではないかと。
株式会社ウィルズの主力事業は、株主管理プラットフォームの提供です。メインのサービスの「プレミアム優待俱楽部」にて、WILLsCoin→ネットマイルの交換経路を追加してWILLsCoinの交換価値を上げられるという点で、ネットマイルの買収はシナジーがあったのでしょうね。
意図・メリットが見える・推測できる買収なので、比較的安心して見ていられます。
実際に株式会社ウィルズの決算説明会資料・有価証券報告書を見ると、広告事業(すぐたまなどの自社メディア)で低利益率ながらも利益が出ています。
まあ、本業とは畑違いの事業セグメントなので、今後、子会社ごと売却されたり店じまいされたりする可能性はありますが、今のところはネットマイル・すぐたまは助かったと考えて良いかと思います。
一方で、ビットマイル(XBM)については終わったと考えた方が合理的です。
実際にビットマイル公式サイトは既に飛んでいて、「404 Not Found」とサイト自体が消えています・・・。夜逃げ~!!!
ビットマイル事業は、「プレミアム優待俱楽部」などの株式会社ウィルズ本体の事業と相乗効果が見込めないです。株式会社ウィルズにとってビットマイルを伸ばすメリットは、私が推測する限りの範囲では見いだせないので、事業母体が変わった現在ではビットマイルの将来性は終わったと考えた方が良いかと思います。
サイトも消えている以上、ここからビットマイルが上場を目指すというのは、ちょっと考えにくいですね。その努力をするメリット・費用対効果が会社側に無い状態。株式会社ウィルズにとってネットマイルは欲しかったけどビットマイルはいらなかったということじゃないかと。
まあ、公式発表ではなく私の推測にすぎないので参考まで。まあ、おそらく今後も株式会社ウィルズからビットマイルについての情報が発表されることはないと思いますけどね。
というわけで、ビットマイル(XBM)に夢見てた皆さん!残念でした!!!!w