ネット懸賞「当たらない」「当選しない」は「やり方が悪いだけ」。ネットの懸賞で当たるコツと心構え。
懸賞といえばハガキをイメージする人が多いですが、近年はネット懸賞が主流になりつつあります。
懸賞サイト、各メーカー開催の懸賞、SNS懸賞(Twitter/Instagram)・・・。
ネット懸賞は非常に当たりやすいですが、一方で「当たらない」「当選しない」という口コミも多いです。各種ブログやアプリの評価などでも、良くないレビューもたまに見かけたりします。
では「当選する人」と「当選しない人」は何が違うのか?
個人的には、ネット懸賞は「当たらない」「当選しない」という評判は全く解せないです。やり方が悪いだけなんじゃないか?
挙句、当選報告などをすると「サクラ」とか言われる始末ですw(私は全くサクラでもなければ、回し者でもありませんw)。
ということで、今回の記事では、懸賞大好きな当ブログ筆者がネット懸賞でアホみたいに当たるコツをまとめてみました。
「懸賞」は本質的に宣伝活動の一環であることを理解する。商品レビューを送る、SNS拡散する、ブログを書く、等。
懸賞に限った話ではないですが、「ダメな人」に共通する特徴は「他人の立場に立って考えられてない」「他者視点を持っていない」です。
懸賞においてはダメな人ほど「懸賞に当選したい!」という欲望・エゴで行動しており、懸賞品を提供してくれる企業や主催者の立場にたって考えることが出来ていません。
まず大切なのは、懸賞に関わる関係者(ステークホルダー)の行動原理を客観視することです。
「懸賞」におけるステークホルダーの行動原理・モチベーションは?
まず、懸賞にかかわる企業・人の「目的」「期待」は何かを整理します。
つまり、「誰が何のために(どのような効果を期待して)どんな行動をしているか(しようとしているか)?」ということです。
こういうのを整理することは、懸賞に限った話ではなく、サラリーマンの社内政治などで生き抜くためにも、非常に大事なことですよね。
簡単にまとめると、以下のような感じと推察されます。
①賞品提供先企業:自社商品の宣伝・広報活動。
②懸賞主催者:利用者の広告クリックによる広告収益獲得、フォロワー集め等。
③応募者:無料で懸賞商品を獲得。
※①、②は兼ねていることも多いです
懸賞品の提供先企業が懸賞企画・プレゼント企画に求めるものは何か?
ここで、「①賞品提供先企業:自社商品の宣伝・広報活動。」に注目して掘り下げてみます。
「懸賞」として無料で自社製品を提供するわけですから、
利用者に自社製品の存在を知ってもらいたい。
利用者に商品を試しに使ってみてほしい。
上記に伴い、商品の良さを知ってもらい、リピーターになってほしい。
レビュー、評価を受けることで、商品の改善・見直しをしたい。
口コミ、ブログ、SNS・ソーシャルなどによる、拡散効果を期待。
などの宣伝効果・フィードバックを大いに期待していると推測されます。
宣伝・広報活動に積極的に協力してくれる利用者が有利?レビューを書こう!ブログも書こう!
以上を考慮すると・・・
一般的な「懸賞」では、当選者はランダムで決まるのではなく、「提供企業の宣伝・広報効果が高い利用者」を優遇していると推測されます。
「抽選」が単純に確率論で決まっていると思いますでしょうか?
あなたが懸賞品の提供先企業の担当者だったとして、以下のどちらに試供品をあげたいでしょうか?
商品を受け取った後に何も反応がない利用者。
商品を受け取った後にレビューを書いてくれる。さらにブログなどで商品の写真を載せた記事を書いて宣伝してくれる利用者。
もちろん、後者ですよね。
ちなみに「モラタメ.net」などの懸賞(モラ)では、もう「抽選」ではなく「選考」と言い切ってしまっています。
「宣伝効果が高かったり、優秀なレビュワーは贔屓しますよ」と言い切ってしまってるんです。
実際に、マメに商品写真付きのしっかりした記事などを、アクセスのあるパワーブログで紹介しているブロガーは、「モラタメ.net」での当選率が50%を超えているケースもあるとのこと。
商品のレビューをしっかり書くことや、ブログ・SNSなどを持っている場合は記事を書いて実績を作ることが大事だということです。
当選の「えこひいき」はズルい?不公平?。何言ってるの?それは資本主義競争の負け犬の発言だよ。
実際にどんな抽選をしているかはブラックボックス。
実際の懸賞で、上述のような利用者の属性・行動による当選の補正を行っているかどうかは不明です。
もちろん、単純に応募口数から抽選ソフトなどで機械抽出している可能性もあります(いわゆる「厳正なる抽選」)が、当選の「えこひいき」は確実に存在すると考えて懸賞に参加した方がいいでしょう。
私は色々な懸賞に当選していますが、明らかに当選者が偏っているなと感じる懸賞を後述でまとめています。
また、レビュー・フィードバックを積極的に行うことは、「えこひいき」を勝ち取る以外の利点もあります。
直接的な効果はなかったとしても、多くの利用者がレビューなどを積極的に書くことで、提供企業の視点から見た広告手段としての商品の宣伝効果が高まれば、提供先企業の増加⇒当選機会のアップとなる可能性もあるからです。
資本主義社会では当選の補正・贔屓は「ズル」「不公平」ではない。運ではなく実力で当選を勝ち取る。
「モラタメ.net」の事例などを書くと、嫉妬心から「それってズルくない?」「不公平だ!」と筋違いのことをいう人もいますが、そんな発言の方が筋違いと思いますよ。
「懸賞」も提供先企業にしてみればビジネスでやってるわけですから、「高い効果がある選択肢を優先する」のは当たり前です。
ハガキ応募とかの懸賞ならともかく、「モラタメ.net」のようなネット上での拡散を目的としている懸賞の場合、むしろ理に適ってますね。
サラリーマンでも会社への貢献度が高い社員が出世・昇給し、貢献度の低い社員が減給・クビになるのは「公平」と言えますし、それと同じことです。
宣伝効果の観点から結果を出している利用者を優遇することは正しいといえます。資本主義社会は原則「競争」ですからね。
公平・平等に固執するのは日本に巣食った歪んだ認知バイアス。
懸賞に限った話ではないですが、極端に平等性にこだわる人達が、令和の世の中になっても未だに日本には多く見受けられます。
敗戦で生まれた横並び教育を受け、同じ格好のサラリーマンの親父の背中を見て育ち、「平等が正しい」「出る杭は打て」「隣の芝生を見る」感覚が自分の中に生まれていることを客観視できていますか?
これらが、幼少期からの学校教育や親・社会から「無意識のうちに刷り込まれている価値観」であることに気が付いていますでしょうか?
歪んだ認知バイアスは除いて客観的に思考するクセを付けましょう。
生まれた時点で能力にも境遇にも差があるわけですから、人が平等であるわけがありません。公平・平等を夢見るのは、自分の生活・境遇・生い立ちの不遇に対する愚痴でしかありません。
愚痴や文句を言っても状況は何も変わらない。無意味で非効率な時間でしかないです。
文句を言う暇があるならば、レビュー・ブログをしっかり書くなど、当選を勝ち取るための現実的な努力をする方が効率的です。
「えこひいき度」別、ネット懸賞一覧まとめ(筆者の主観です)。
最後に「えこひいき度」別にネット懸賞一覧をまとめておきます。
前述したとおり、懸賞の抽選方法はブラックボックスで実際のところは内部の人でないとわかりません。「えこひいき度」は筆者の感覚に基づいた判断・予想にすぎないですので参考まで。
Twitter懸賞 / えこひいき度:高
SNSの懸賞・プレゼント企画は、個人がやってるものから企業が開催しているものまでたくさんあります。
非常に当たりやすいのですが、ツールを使って抽選していることを明言しているアカウントを除けば、基本的に開催者の裁量で当選させてると考えた方が良いと思います。
サンプリングサイト / えこひいき度:高
前述した「選考」と明言している「モラタメ」などのサンプル提供サービス・モニターサービスも、当選者を選んでいる可能性を考慮すべきでしょう。
属性やアンケートや審査があるものは、商品に適した人かどうか見られている可能性が高いです。
ごちぽん / えこひいき度:中
よく当たるアプリですが、ゲームの特性上、当選者の選別はしてなさそうには見えますが。
懸賞チャンス / えこひいき度:中
懸賞応募に特化したアプリですけど、懸賞自体の運営は各企業となるので、応募者属性は見られている可能性はあります。
パルナビ応募 / えこひいき度:低
アプリ機能の特性上、単純に機械抽選してそう。ただし、ぜんぜん当たらないアプリ
フルーツメール / えこひいき度:低
基本的にサイト単体で開催している懸賞なので、単純な機械抽選になってそう。