AmazonのKindle端末どれがいい?Oasisは一般人には過剰スペックで割高!買って後悔!
Kindle本を読むにはKindle端末を購入するのが一番便利ですが、Kindle端末にはさまざまな種類があります。Kindle Oasisは読書に特化した端末で、読書のための機能が充実しています。
⇒ 「Kindle Oasis」公式サイト
ですが、実際に買ってみたところ後悔しました。
結論から言うと、コスパ悪すぎ。
「Kindle最上位機種。読書体験を追及したい方に」というキャッチコピーが示すとおり、端末自体は良い出来だと思うのですが、如何せん値段が高い。
本を読みまくる読書廃人の人は買う価値があると思うのですが、たいして読まない私には過剰スペックすぎて、「Kindle Oasis買う必要なかったんじゃね?」って後から後悔したんですよ。
Kindle端末を買おうと思っている人はもう一度本当に必要なものか考えた方がいいです。特にKindle Oasisと手書きメモ機能付きのKindle Scribeは飛びぬけて高い。専用端末を買うにしても大半の人は一番安いNEW Kindleで充分じゃないかな。
個人的には以下が目安だと思う。
読書廃人⇒Kindle Oasisを買え
読書が好きでこだわりアリ⇒通常Kindleで充分
普段それほど本を読まない⇒スマホで読め
なお、Kindle Paperwhiteについては以下記事参照。
あと、どのkindle端末を買うにしてもセール時期を狙いましょう。
本記事ではKindle Oasisを実際に使ってみたレビューなどを詳しく書いていこうかと思います。基本的に読書廃人の人以外は読む必要ないですw
これがKindle Oasisだ!高いだけあって使いやすいが高機能なわけではない。
さっそくですが、こちらがKindle Oasisです。読書に特化した白黒端末なのは、他のkindle端末と変わりません。
右側の部分。ベゼルフラットで非常に持ちやすく重量も軽いしページ送りボタンが地味に便利なので長時間の読書に最適ですが、それ以外に高機能があるわけではないです。一言で言うと「読みやすさ」にこだわっただけの端末。
裏側はこんな感じ。全体的に高級感はあるかな。
本を読まない待機時は以下のようになり電力節約モードになります。kindleには「端末の電源をOFFにする」という概念がないです。基本的にこの状態で置いておく物のようです。バッテリーはさすがにかなり持ちます。
amazon basicsのスタンドもセットで買いました(また無駄金を使ってしまったw)。まあ、置いとくだけでそれっぽい感じにはなりますw
Kindle Oasisが読書廃人に最適な理由。長時間本を読むならストレスなく快適!
Kindle Oasisが読書に最適な理由を解説します。
7インチモデル
一般的に10インチを越えるタブレットは大型タブレットといわれていますが、画面が大きいとインターネットは便利です。
しかし読書をするときは、7インチぐらいが最適です。7インチぐらいであれば、片手で持つことができるからです。また7インチモデルは、一画面に収まる文字数がちょうどいいです。
片手で持つときは重量が気になりますが、Kindle Oasis は188gです。188gの重さは実感しにくいですが、白ネギ一本程度の重たさです。これぐらいの重量であれば、長時間片手で持ってもさほど疲れないでしょう。
7インチモデルは文庫本のサイズに近いので、紙の本を読む人でもさほど違和感はないと思います。電子書籍愛好家は初心者に、7インチのタブレットを勧めることが多いです。
ベゼルフラットは持ちやすい
ベゼルフラットのベゼルとはモニターを囲む枠のことですが、突起や凹みがあったら持ちにくいです。
Kindle Oasisはユーザーの持ちやすさも追求し、フラットなベゼルにしています。ベゼルがフラットだと挟みやすいので、長時間読書してもあまり疲れません。
どれぐらい持ちやすいのかを伝えるのは難しいですが、近くに電卓がある人は片手で持ってください。多くの電卓は数字などの部分が突起しているので、片手では持ちにくいと思います。
十分な解像度
Kindle Oasisの解像度は300ppiです。Ppiは1インチに埋まるピクセルを意味していますが、Ppiが少なすぎると小さな文字が読みにくいです。それならば文字を拡大すればいいと思うかもしれませんが、拡大すれば他の情報(文字)が隠れてしまうので、読書のスピードは格段に落ちます。
また拡大と縮小を繰り返したら、指が疲れてしまうでしょう。300ppiが真価を発揮するのは、見開きページを読んでいるときです。
見開きページは一つの画面に2ページ分の情報を表示するので、必然的に文字は小さくなりがちですが、キレイに表示してくれたらさほど読みにくさは感じないと思います。
見開きモードで読んでこそ味わい深い本はあります。イラストを多用している本は、見開きモードで読んだ方が楽しいでしょう。
色調調節ライト
色調調節ライトを活用すると、ホワイト色からアンバー色になります。色調調節機能は照明器具にもありますが、アンバー色にするだけで気分転換になります。
アンバー色のことを暖かみのある黄金色と表現する人もいますが、ホワイト色からアンバー色に変えるだけで、電子本の雰囲気が変わることがあります。
Kindle Oasisには色調調節ライトだけではなく、自動で明るさを調節する機能もあります。自動明度機能はセンサが周囲の明るさを感知し、自動的にフロントライトを適切な明るさにします。倉庫で本を読むときは暗く感じることがあると思いますが、フロントライトが十分な光を発光したら、暗い倉庫でもストレスなく読書できます。
色調調節ライトと自動明度調節機能はKindle Oasisのウリですが、実際に操作をしていない人は何が凄いのかわからないかも。口コミを見ても色調調節ライトに関する機能は概ね評価が高いです。ただ暗い場所で読まない人は、自動明度機能のメリットはあまり感じないかもしれません。
色調調節ライトも評価が分かれています。ただ普段とは違う雰囲気で読みたい人には、利用価値があると思います。
あと、色調調節機能の効果は個人差があるようです。人の目の状態は同じではないので、個人差があるのは仕方がないでしょう。
防水機能のレベルが高い
防水機能と読みやすさには何の関係もありませんが、防水機能付きだったらお風呂でも読めるので便利です。浴室での読書には独特の味わいがありますが、防水レベルが低ければ安心して読書できません。
Kindle Oasisの防水レベルはIPX8等級ですが、IPX8等級とはどれぐらいの防水レベルなのかを解説します。
防水機能に関する性能は9段階に区分けされていますが、IPX8等級は継続的に水没しても内部に浸水することがないレベルです。最高位のレベルなので当たり前かもしれませんが、水没しても内部に水が浸入しないのは魅力です。
夏は浜辺で読書をする人もいるかもしれませんが、浜辺で読書をしていたら海水が端末にかかる可能性があります。しかしIPX8等級の防水レベルであれば、少々海水がかかっても問題はありません。
ページ送りボタン
ページ送りボタンは週間アスキーでも絶賛されていますが、どのような点が便利なのでしょうか?
まずは思いつく点を挙げます。
従来のKindle端末はスワイプでページ送りをしていましたが、スワイプによるページ送りはときどき失敗することがあります。失敗する要因は汚れやKindle端末の感度だと思いますが、次のページにスムーズに進めなかったらイライラしますね。
ページ送りボタンは物理ボタンなので、ページ送りに失敗する可能性は極めて低いです。故障したら使えませんが、レビューを読む限りすぐに故障した話はありませんでした。
ページ送りボタンについてレビューをしている人は多かったですが、概ね高評価でした。中にはフリーズが多いという内容もありましたが、フリーズしたのは物理ボタン以外の原因ではないでしょうか?
万が一フリーズしたときは、複数の本を開いていないかチェックしてください。インターネット回線が遅い場合は、プロバイダーの変更を検討したらいいと思います。
最新のe-ink技術
e-inkとは会社の名前ですが、e-inkを採用している電子書籍リーダーは多いです。e-inkの良さは目が疲れないことですが、本好きは長時間電子本を読むので、目が疲れないことは極めて大切です。
e-inkについてのレビューもありましたが、ほぼ100%好意的な内容でした。Kindle Oasisは最新のe-ink技術を採用しているので、日がな一日読書する人でもさほど目は疲れないでしょう。
まとめ。買うならば使い倒せ!
Kindle Oasisは読書に特化したデバイスですが、インターネットもできます。しかしKindle Oasisはe-ink技術を採用しているので、インターネットには不向きかもしれません。
それでも読書するためのデバイスと割り切れる人であれば、最高のデバイスになると思います。
一方で、読書にそれほどこだわらないなら、割高でコスパの悪い端末になるかもしれません。買うならば使い倒すつもりでたくさん読書しましょう!
⇒ 「Kindle Oasis」公式サイト
Kindle Oasisを提供しているAmazonは700万冊以上の本、マンガ、雑誌、洋書を取り扱っていますが、一台のデバイスで楽しめたらコストパフォーマンスは抜群です。
紙の本や雑誌は年々高くなる傾向にありますが、電子本の価格が急激に上がることは考えにくいです。そのため、大量に本や雑誌を読む人は助かると思います。
Kindle Oasisは極めて紙に近い感覚で読書ができるので、寝たきりの高齢者にプレゼントしてもいいかもしれません。純正のカバーを装着すれば、ちょっぴり優雅な気持ちで読書できるでしょう。
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