広告ブロック機能・アプリによる、広告非表示化は時代の流れだと思う。
こちらの記事で書いた「μblock(ublock)」。めっちゃ便利ですね(*^-^*)。
μblockやadblockを導入している人も増えているようです。
参考:広告を消す拡張機能「Adblock」をネットユーザー全体の5%が利用している実態
参考:広告ブロック機能を使っているユーザーは予想よりも多いことが明らかに
「でも、あなたのブログにも広告ありますよね?そんなツール紹介しちゃっていいの?」
と、言う人もいます。
確かに「μblock」を導入すると、うちのブログのバナー広告が全部消えちゃいます(;^ω^)。
しかも、「μblock」はオープンソースなので、紹介してもポイントがもらえたりとか、特典があるわけでもないので、紹介しても私に何のメリットもありません。
バナーがなくなってしまうと、広告収入は減ってしまいますので、私にとってみるとデメリットしかないといえます。
でも、目先の利益を追いかけて、「世の中の流れ」を無視することって何の意味も無いと思うんですよ。
時代の流れで、便利になっていく世の中を止めることはできない。これを批判する人間は自分の既得権益を守りたいエゴイストではないか?
例えば、私が幼少の頃は「コンビニエンスストア」とか、まだほとんどありませんでした。
その頃は夜中には買い物とかできなかったですし・・・(;´・ω・)。
今ではコンビニは増え続け、当たり前のようにそこにあります。
夜中でも休日でも、いつでも便利に利用できます(私はコンビニは使いませんけどw)。
しかし、「コンビニエンスストア」が増えていく一方で、小さな個人商店や商店街は衰退・減少していきました。
しかし、だからといって、「コンビニは良くない!」というのは「筋違いな話」だと思うわけです。
技術やテクノロジーや事業モデルは進化しつづけます。
その中で、新しいものが出てきて便利になる一方で、衰退していくものが出てくるのは当たり前です。
世の中が便利になっていくことは誰にも止められません。
しかし、この「衰退していく」という事象に批判を述べる人が、必ず出てくるんですよね(・・;)。
例えば以下のような主張ですね。
Amazon(アマゾン)が出てきたせいで、日本の景気が悪くなった。
AI・人工知能・ロボットが人間の仕事を奪うのは良くない。
本当に馬鹿らしい主張です。
「ラッダイト運動」をご存じですか?1810年代にイギリスで起こった暴動です。産業革命で機械化が進み、失業を恐れた労働者が機械の破壊活動を行ったという事件です。
では、人類にとって「産業革命」は無かった方が良かったのでしょうか?
そんなことはないですよね。長い目で見れば、機械化は人類の発展に貢献するものであるし、産業革命があったからこそ、今、我々は便利な生活を享受できているといえます。
私には上述の主張は「ラッダイト運動」と同レベルのことをやっているのではないかと思います。
その主張は本当に長い目で見て人類や世界のためになることなんでしょうか?
本当は本音は、「自分の既得権益を失いたくない」というエゴなのではないでしょうか?
技術・テクノロジーはこんなに進化しているのに、一方で、200年前と全く同じような利己的な批判を繰り返している人がいるということです。
人間は高い知性と社会性をもっていて集団で社会を形成している生物なのですから、全体の長期的利益を優先するのは当たり前です。いい大人が利己的なワガママを言ったりして、恥ずかしくないのでしょうか?
広告に不快感・嫌悪感を感じる人が増えているという事実に目を背けないで。製品は自分で選択する時代なのだから、過剰な広告は不要です。
「広告」という概念についても、時代遅れな面があるのは否めません。
今の時代はネットでなんでも探せる時代です。過剰な広告などしなくても、消費者はネットで自分に合う商品を比較することができます。
このような状況を鑑みると、私は広告に力を入れるのではなく、商品の本質的な魅力・質・価値で勝負をする時代になってきていると思いますが、そう思いませんか?
本当にこんなに過剰な広告が必要なんでしょうかね・・・。
こんな時代にもかかわらず、未だに広告ブロックを批判している人は、以下のような立ち位置なのではないでしょうか?
広告収益をメインとしてWEBサービスをしている人や、アフィリエイト収入を得ている人が、自分の広告収入という既得権益を守ることを目的として、利己的な批判をしている。
広告をブロックしたいが、その知識がない人が、知識のある人への嫉妬心から利己的な批判をしている。
この批判は、本当に長い目で見て人類や世界のためになることなんでしょうか? 「人類のため」というのは、「あなた個人の利益・エゴ・満足のため」ではないですよ? 「公益性」のことですからね?。
近年は広告に不快感・嫌悪感を感じる人が増えています。
宣伝効果があるどころか、逆に、広告が表示されるだけで、
「うざい!この会社の製品は絶対買わない!」
と激怒するような人もいますしw(;^ω^)(これはこれで、人として、どうかとも思いますがw)
ただ、これが利用者の「本音」であり「真実」でしょう。
最終的には「利用者が便利になり満足を得られる」ような方向に時代は流れていきます。資本主義ですから。
私は近い将来、いわゆるバナー広告やAdSense広告は、衰退していくのではないかと思っています。(あるいは質素なものに変化していく)
本当に必要な最低限の広告だけになり、各企業は製品の本質的な魅力・質・価値で勝負する時代になります。でも、これって素晴らしいことですよね。(^^♪
WEBの世界も、また1つパラダイムシフトが起ころうとしているのではないかと思います。
古い時代の古い事業モデルにしがみついていても仕方ない。
世の中の変化のスピードについていけるように、常に新しい時代の新しいモデルを、勉強・試行錯誤していくことが大事だと思う今日このごろです(*^-^*)。