フルグラ(フルーツグラノーラ)は美味しいから朝食で食べてたけど・・・実はヤバイ?
栄養価が高くおいしいフルーツグラノーラを朝ご飯やおやつに食べている人は多いと思います。
以下記事で書いたけど、私も朝食でフルグラを積極的に食べてるんだよね。
でもね・・・フルグラ(フルーツグラノーラ)は割とカロリーが高いし、注意しないとヤバイ欠点もあるんです。
フルグラ自体のカロリーもある上に牛乳のカロリーも加算されて、その他にもトーストやお肉や果物をたくさん食べてしまうと、とんでもないカロリーを積み上げてしまいます。
健康やダイエットで人気があるフルーツグラノーラなのですが、食べ方によっては太ってしまうので注意が必要です。
そこで本記事では、フルーツグラノーラについてくわしく説明していきます。
フルーツグラノーラとは?
フルーツグラノーラはシリアル食品で、オーツ麦や玄米、ナッツ類や果実類が入っています。
栄養価が高く、タンパク質や食物繊維、カリウムやビタミンなどを手軽に摂取できるので人気があります。牛乳やヨーグルトと一緒に食べるのが定番になっています。
栄養価が高く健康面やダイエットで効果を期待できる食品ですが、食べ方を間違ってしまうと太ることがあるので注意が必要です。
フルーツグラノーラ(フルグラ)の5つのデメリット
フルーツグラノーラには、いくつかデメリットがあります。
【デメリット①カロリー】
フルーツグラノーラの1食分は、50gになっています。少ないように感じますが、1食分50gのカロリーは、約200カロリーです。牛乳200mlをかけた場合は、約350カロリーになります。
ですから、食べ過ぎてしまうと太る可能性があります。
【デメリット②酵素が足りない】
酵素は脂肪を燃焼させてくれる大切なものです。ですが、残念ながらフルーツグラノーラでは必要な酵素を補えません。これによって太ることがあるので、覚えておきましょう。
【デメリット③タンパク質は少ない】
フルーツグラノーラは栄養価の高い食品ですが、注意が必要です。フルーツグラノーラのタンパク質は、1食50gで約4g、牛乳200mlと一緒に食べた場合は約11gです。
ですが、1日に必要なタンパク質は成人女性で50g、成人男性で60gといわれています。1食分のタンパク質を計算すると、成人女性は17g、成人男性は20gが必要です。
ですから、フルーツグラノーラと牛乳200mlを一緒に食べたとしても1食分のタンパク質としては少ないですね。
【デメリット④糖質が多い】
フルーツグラノーラの糖質は、1食50gで約32g、牛乳200mlと一緒に食べた場合は約42gです。
1日に必要な糖質は、成人女性で270g、成人男性で330gといわれています。糖質や体重を気にしていない人なら何も問題はありません。
ですが、糖質制限やダイエットをしている人は注意が必要です。
糖質制限では、1日130g以下が目安となっています。1食分の糖質を計算すると、約43gです。フルーツグラノーラと牛乳200mlを一緒に食べた場合の糖質は約42gなので、食べ過ぎには気をつけましょう。
【デメリット⑤トランス脂肪酸が含まれている】
トランス脂肪酸は、市販のお菓子やインスタント食品に含まれているもので、摂取し過ぎると腸内環境が悪くなってしまう可能性があります。
健康的なイメージがあるフルーツグラノーラにもトランス脂肪酸が含まれているということは理解しておきましょう。
主要フルグラ製品の”デブ度”を比較!「糖質制限オフ」に潜む罠・・・
ちなみに同じフルーツグラノーラでもメーカーによって成分にだいぶ差があります。本項ではメーカー別のカロリー・糖質などを比較してみました。
私がよく食べるのはカルビーのフルグラですが、実はこれは美味しいけど一番カロリーが高いです・・・。
カルビー「フルグラ」
一番食べてる人が多いと思うカルビー「フルグラ」ですが、実はカロリーが高めです。1食分で220kcal、脂質7.5g、糖質31g。
これが一番美味しいんだけど、美味しいものは太るということですね・・。
そして「フルグラ 糖質オフ」は糖質は18.4gと4割減になっているものの、239kcal・脂質12.8gとなっており、実はカロリーと脂質は通常のフルグラより高いです。
糖質とカロリー・ダイエットは基本的に別の話です。ここを勘違いして糖質オフフルーツグラノーラを食べ過ぎてる人が多いので注意が必要。糖質を抑えてもカロリーを過剰に取り過ぎたら痩せません。
ケロッグ「フルーツグラノラ ハーフ」
ケロッグの「フルーツグラノラ」は単純な一食分のカロリー・脂質が低いのが良いです。
ただし、糖質はかなり高め。ダイエットを考えるときにカロリーを抑えるのは大事なんですけど、糖質も大事です。
糖質を抑えてタンパク質を取ってしっかり運動して筋肉を作ることをやりつつ、トータルカロリーを抑えていく必要があるので、糖質が多いのはマイナス。
あと、正直、味や食感があまり好きじゃないんだよね・・・。
日清食品「ごろグラ / ごろっとグラノーラ」
日清食品「ごろっとグラノーラ(ごろグラ)」(まるごと大豆)。
こちらは結構素朴で美味しい味わいながら、カロリー・脂質・糖質ともにカルビーの製品に比べて控えめです。ダイエットしたい人や太るのを避けたい人は、このシリーズが基本的にオススメですね。
さらにオススメなのが「ごろっとグラノーラ」の糖質オフ製品。
187kcal・脂質7.1gと通常のグラノーラよりカロリー・脂質が増えてしまう点はカルビーと同様ですが、増えるのは僅かです。
一方で糖質が10.7gしかないのに、タンパク質が16.8gとかなり豊富に含まれているのが良いです。
個人的には味が美味しくて太りにくいグラノーラとしては、これが一番かなと思っています。↓コレね
フルーツグラノーラの太らない食べ方は?
フルーツグラノーラの太らない食べ方をいくつか紹介していきます。
【太らない食べ方①ゆっくり噛む】
フルーツグラノーラを食べるときは、ゆっくり噛むことを意識しましょう。
フルーツグラノーラは1食50gと少なめですが、ゆっくり噛んで食べると満腹感が得られます。歯ごたえがあるので、ゆっくり噛んで食べることは難しくないでしょう。
ゆっくり噛むことによって、1食50gでも満腹感が得られるので、ダイエット効果が期待できます。
【太らない食べ方②糖質オフを選ぶ】
フルーツグラノーラには、糖質オフも販売されています。いつものフルーツグラノーラを糖質オフに変えるだけで、簡単に糖質を制限できます。
食べる量を変えずに糖質制限をしたい人にはオススメの食べ方です。
ただし前述したとおり、糖質制限オフのフルーツグラノーラは脂質やカロリーが高いので、ダイエットする人は注意が必要です。
【太らない食べ方③シンプルに食べる】
フルーツグラノーラをいろいろアレンジして食べる人が増えてきています。例えば、アイスに混ぜたりパウンドケーキの中に入れたりする食べ方ですね。
アレンジして食べるとさらにおいしくなりますが、その分カロリーが高くなってしまいます。
ですから、フルーツグラノーラはシンプルに食べるのがオススメです。アレンジして食べたいときは、牛乳や豆乳、ヨーグルトと一緒に食べるようにしましょう。
まとめ。フルグラはカロリーや糖質に注意が必要!バランスよくほどほどに食べよう。
フルーツグラノーラは、栄養価が高くおいしい食品ですが、食べ方には注意が必要です。
栄養価が高いといっても、フルーツグラノーラだけで全ての栄養素を摂取できるわけではありません。ですから、野菜や果物も食べてバランスの良い食生活を心がけましょう。
フルーツグラノーラは栄養価だけではなくカロリーも高いので、食べ過ぎて太ることがないように気をつけてくださいね。