社会人は読書!活字が苦手でも楽しむことができる理由
こんな悩みを解決します。
私も社会人になってからしばらくは、読書の何が楽しいのかまったくわかりませんでした。今では1カ月に5~10冊の本を読む、読書好きに変貌しています。
この記事では、読書が楽しい理由と読書を楽しむための方法についてお伝えしていきます。
この記事でわかること
- 読書は超一流のエンタメ
- 読書を楽しいと感じる6つの理由
- 読書を楽しむための方法4選
この記事を読めば、読書が超コスパの良い娯楽手段であることがわかります。読書は本気で人生を変えるキッカケにもなります。
ぜひ最後まで見ていってください。
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読書は超一流のエンタメ
本は映画やコント、アニメなどと同じエンタメの一種です。
しかも超一流の!
本が超一流のエンタメである理由は、活字の力で読み手の想像力をかき立ててくれるから
これに尽きると思います。
映画やアニメなどの映像コンテンツは、その作品の登場人物や声、情景、世界観といったものが作り手側によって完全に具現化されています。
見る側は、与えられた世界観の中でコンテンツを楽しみます。
本が映像コンテンツと大きく違う点は、文字の情報から読み手の想像力で世界観を創っていくことです。
登場人物や背景など、全て読み手の感性に任されているんですね。
本は同じ作品でも読む人で世界観が変わります。自分の創った世界観の中で話が展開していくんです。
極端な話、映像はただ見ているだけでもある程度の情報がインプットされます。読書は頭で考えて想像力を働かせないと、何もインプットされません。
読書の楽しさは想像力をどう働かせるかなんです。
読書が楽しいと感じる5つの理由
- 本の世界観に入り込める
- 知らないことを知った充実感を得られる
- 作者との対話が楽しめる
- 読み終わった後に得られる独特の充実感
- 人生が変わるキッカケになる
1.本の世界観に入りこめる
前述したように読書は、作者の使った世界観を自分なりに解釈して入りこんでいきます。
世界観に入りこんでいる間は、集中力MAXです。
あなたにも経験があると思いますが、何かに集中して取り組んでいる時は周囲の雑音を忘れて、あっという間に時間が過ぎ去りますよね。
ちなみにイギリス、サセックス大学の教授がおこなった調査で、読書はストレスを68%も減少させることがわかったそうです。
それだけ読書にはリラックス効果があるということなんですね。
読書のリラックス効果を最大限発揮するには「脳内でストーリーを理解し登場人物に共感することが大切」で、そのためにはいかに本の世界感に入り込めるかが重要になるそうです。
まったく興味がない、読みたくもない本を読んでもリラックスはできないので、自分に興味のあるジャンルの本を見つけることが、読書を楽しむための第一歩かもしれません。
2.知らないことを知った充実感を得られる
読書に限らず、人は知的好奇心を満たした時に充実感を得ます。
充実感は「楽しい」の感覚そのものだと私は思っているんですね。
知らなかったことを知った時の「へー、そうなんだ!」の感覚はヒラメキに似たもので、この瞬間に喜びを感じた経験は誰にでもあるはずです。
読書の優れた点は、ヒラメキが連続で次々と訪れることです。
- 知的教養
- 作者の思考
- 思い込みの間違いに気付く
どんどんアタマの中がアップデートされていく感じがして、とても楽しいですよ。
知らなかったことを知ったことで、軽い優越感も得られます。
作者との対話が楽しめる
読書は双方向のコミュニケーションではありません。
本には作者がいて、作者の思考が一方的に読み手に発信されるツールです。
つまり作者の考えに対して、読み手が自分の意見を持つことになります。
意見は主に「共感と反発」の二つです。共感は「自分もそう思う」と考えます。反感はその逆です。「自分はそう思わない」と考えます。これは作者と読み手のコミュニケーションです。
読み手は「本を通して作者との会話を楽しんでいる」ことになるんですね。
しかも一方向なので、議論になることもありません。
リアルの世界では、言い返してくる相手がいるので面倒くさいことが多いです。読書にはそれがありません。
とても気楽に対話を楽しめるツールです。
映像コンテンツは、作者との対話感覚が少ない(もしくはない)のが私の印象です。
一方的なインプットを受けるだけで、作中に思考を巡らせながら見ることはあまりありません。
この点でも読書が楽しい理由になると思います。
読み終わった後に得られる独特の充実感
本は読み終えた後に独特の充実感があります。
ジョギング後の爽快感に似ているかもしれません。
読書中はアタマをフル回転させ、作品の世界観に没頭しています。
集中状態にあるので、気が付いたら数時間経っていたなんてことも普通です。1冊読み終わった後には、それなりに疲労感があるんですよね。
ただし「精神的にドっと疲れた」とは違います。
先述した通り、ジョギング後の感覚に似た爽快感、充実感のような疲れです。
もし読書でヒドく疲れるようであれば、読書のしかたを変えた方がいいと思います。
読書の疲れを解決する方法は別記事で解説しているので、そちらを参考にしてみてください。
読書は日常生活の中で比較的簡単に充実感を得ることができます。ジョギングのように体力を削る必要もありません。
2000円ちょっとの出費で日々の充実感を味わえるなら、安いものだと私は思います。
人生が変わるキッカケになる
読書は人生を変えるキッカケにもなります。
世の中は、知っている人が成功し得をする、知らない人が損をする。
残酷ですけど、とても単純な構造です。
世界的に有名な企業の経営者で、読書をしない人はおそらくいません。成功を収めている人は、本から多くの知識や教養を学んでいます。
規模の大きなことだけではなく、身近にも同じようなことはあります。
私自身のことですが、本を読むようになる前の私はあらゆることに無知で、情報リテラシーのカケラもありませんでした。
60歳まで普通にサラリーマンとして働いて、年金もらって普通に暮らしていくんだろうくらいにしか考えていなかったんです。
本を読むようになってからは、そういった価値観が根本から変わりました。
今は自分のやりたいことをやりながら人生を楽しもうと、セミリタイアを目指して日々頑張っています。
読書を楽しむための方法4選
この章では、これまで読書にあまり触れてこなかった人が、読書を楽しむために意識すると良いポイント4つについてお伝えします。
- おもしろくない本は読むのをやめる
- リラックスできる場所で読書をする
- 音楽のように耳で聴く本を試してみる
- 本から得た知識をアウトプットしてみる
1.おもしろくない本は読むのをやめる
まずは自分の興味のあるジャンル、本を選ぶのが大前提です。
小説、ノンフィクション、文学作品、ビジネス書、何でもいいです。
興味のある本を手にとって読んでみてください。
その上で序章の数ページを読み「この本おもしろくないかも」と感じた場合は読むことをやめてください。
たまに勘違いをしている人がいますが、自分が読みたくない本を読む必要はありません。
おもしろくもない本を無理して読むのは、苦痛以外の何ものでもありませんから。それこそ読書がキライになってしまいます。
2.リラックスできる場所で読書する
読書を楽しむには、集中力を高めて本の世界観に入りこむことが重要です。
そのためには、できるだけリラックスした状態が好ましいんですね。
自分がリラックスできる環境があれば、その場所で読書をするようにしてください。
私の場合は自然の中が好きなので、キャンプ場で読書をすることがよくあります。
3.音楽のように耳で聴く本を試してみる
これまで読書をしてこなかった人にとっては、どうしても活字に対する抵抗感が強いですよね。
以前、読書キライだった頃の私がそうなのでよくわかります。
活字に抵抗のある人には、耳から聴くオーディオブックという選択肢もあります。
オーディオブックは、音楽を聴くのと同じような感覚で本を読めるのが特長です。
読書の最初の入り口としておすすめできますよ。
オーディオブックはAmazonのAudibleを始め、複数の企業がサービスを展開しています。
無料で始められるものもたくさんあるので、まずは気軽に試してみて、自分にあったオーディオブックを探してみるのがよいと思います。
4.本から得た知識をアウトプットしてみる
本から得た知識は積極的にアウトプットするようにしましょう。友達や会社の同僚、SNSでもいいと思います。
アウトプットすることで知識が定着しますし、何かを教えてあげたという満足感も得られます。
まとめ:読書は楽しむコツを知って、読書の世界に入りこもう
いかがでしたか?
「これまであまり本に触れてこなかったあなたが、読書を楽しむために」をテーマに次の三つのポイントでお伝えしてきました。
- 読書は超一流のエンタメ
- 読書を楽しいと感じる6つの理由
- 読書を楽しむための方法4選
読書は超低コストで楽しめる一流の娯楽です。
しかも多種多様な知識を手に入れることができ、自分の人生を変えるほどの魅力も持ち合わせています。
「本を読まないなんてもったいない」
私はけっこう本気で思っています。
この記事があなたの役に立つようであればうれしく思います。
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