シン・レンタルサーバーってエックスサーバーとほぼ同じなのに月額料金が安すぎて何かおかしくね?デメリットが…。
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーのどちらを選ぶべきか迷っている方は多くいらっしゃると思います。シン・レンタルサーバーの方が安いので「何か欠点があるのでは?」と不安になっている人も多いハズ。
一見、同じような性能に見えるエックスサーバーとシン・レンタルサーバーですが、それぞれ独自の特徴を持っています。各サービスの特徴を理解し、自身の利用目的に合ったものを選ぶことが重要です。
本記事では、シン・レンタルサーバーとエックスサーバーの違いや、デメリットについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
シン・レンタルサーバーとは?
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーはどちらも「エックスサーバー株式会社」という会社が提供しているサービスです。シン・レンタルサーバーはエックスサーバーをベースに進化したサービスであり、管理画面や機能はエックスサーバーとほぼ同じですが、月額料金が安いのが特徴です。
⇒公式サイト:シン・レンタルサーバー
シン・レンタルサーバーは比較的新しいサービスで2021年5月にスタートしました。詳細は以下記事も読んでくださいね!
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーの違いは?安いのにはワケがある。
公式サイトを見ると「シン・レンタルサーバー=革新性」「エックスサーバー=安定性」とサービスのコンセプトが違うようです。これはどういうことなのでしょうか?
シン・レンタルサーバーの特徴はコスパと革新性を重視し、最新技術を迅速・積極的に導入
エックスサーバーの特徴は安定性とサポートを重視
私はこれを見て、「実はシン・レンタルサーバーってエックスサーバーのテスト用のサービスなのでは?」と思ってしまいました。
つまり、以下のような裏の意図があるのではないかという推測です。
シン・レンタルサーバーはワケあり?
最新技術が成功した場合
最新技術が失敗した場合
つまり、シン・レンタルサーバーでの検証やデータ収集に協力する代わりに、革新的な高速サーバーを手頃な値段で利用できるのではないかという推測です。こう考えると、新機能が早く導入される理由や月額料金が安い理由に説明が付くんですよね。
エックスサーバーは安定性・アクセス耐性・サポートの良さが強みです。
シン・レンタルサーバーは新機能を素早く導入する傾向がありますが、エックスサーバーでは新機能の採用は慎重に行われ、膨大な検証データの裏付けに基づいて導入されるということです。
実際、エックスサーバーの公式サイトでは稼働率=99.99%を謳っていますが、シン・レンタルサーバーの公式サイトには稼働率の記述がありません。これは、シン・レンタルサーバーは検証で使うので、必ずしも稼働率の維持はできないということでしょうね。
顧客にサービス導入するサーバーとして使う場合等、安定した稼働が求められる場合には、エックスサーバーを使う方が良いでしょう。
逆に言えば、そこまで厳密な安定性を求められない個人ブログやアフィリエイトサイトなどの場合は、シン・レンタルサーバーの方がコスパが良いということです。
検証・データ収集に協力するだけで、KUSANAGI導入の最新高速サーバーを割安で利用できるならメリットの方が大きいでしょう。
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーの違いまとめ
以上のことをふまえ、シン・レンタルサーバーとエックスサーバーの違いをまとめると以下になります。
シン・レンタルサーバー | エックスサーバー | |
---|---|---|
料金 | ◎ | 〇 |
新技術の速さ | ◎ | 〇 |
安定性 | △ | ◎ |
サポート | 〇 | ◎ |
アダルト可 | ◎ | × |
現時点では管理コンソール機能・サイト高速化・WordPress実行環境・セキュリティ対策・バックアップ機能などの主要機能については、ほぼ同等の機能がエックスサーバーとシン・レンタルサーバーの両方に実装されています。
ただし、将来的に新たな高速化技術や新機能が導入される場合、おそらく先にシン・レンタルサーバーに導入されることになるでしょう。
サポート面ではどちらのサービスもサポートサイトが提供されており必要充分なサポートメニューが用意されていますが、チャット対応やホームページ制作相談等、エックスサーバーの方がより手厚いサポートを提供しています。
新技術は高速性に重点を置いたものが多くシン・レンタルサーバーでは早期に新技術を試すことができるのが特徴です。また、シン・レンタルサーバーでは一般的なレンタルサーバーでは難しいエログ・アダルトサイト運営も可能です。
公式サイト
調べてみたら、他にもあった!シン・レンタルサーバーのデメリットまとめ。
その他にもネットで情報収集すると、いくつかのデメリットがあることが判明しました。
サーバ速度が高速なのは今だけ!?将来的に遅くなるかも?
シンレンタルサーバーは快適と言ってる人多いけど、共有サーバープランでユーザーが少ないからだと思います。
リソース保証プランだと激重いという報告がありますので、必ず試用してから契約しましょう。
wpxとシンレンタルサーバーとエックスサーバーで一番無難なのはエックスサーバーだよね。
— レンタルサーバーコンシェルジュ (@rentalserver110) June 14, 2023
シン・レンタルサーバーの魅力は国内最速のサーバー処理速度。超高速化技術「KUSANAGI」を開発したプライム・ストラテジー社と技術提携しています。
実際、他レンタルサーバーからシン・レンタルサーバーに移行したユーザーの多くが「速い」「速度が上がった」という評価をしています。
しかし、これは「今だけではないか?」という指摘もあります。つまり、まだ利用者が少ないため共有サーバのリソースを占有できるから今は早いけど、今後シン・レンタルサーバーが人気になりまくって人が殺到したら遅くなる可能性はあるかもしれないということですね。実際リザーブドプランだと重いという声もあるようです。
利用者が少なくて情報収集に困る?
シン・レンタルサーバーは2021年にサービスが開始された比較的新しいレンタルサーバーであるため、まだ利用者数が少ない状況です。
エックスサーバーのような人気サービスと比較するとユーザー数が少ないため、何か問題が起こってトラブルシューティングしないといけない場合に、ネットで検索してもあまり情報が得られない可能性はあります。
とはいえ、エックスサーバーと仕様はほぼ同じなので、エックスサーバーの知見が流用できそうな気もします。エックスサーバーの使い勝手を理解している人は多く、ネットに知見も多いですので大丈夫じゃないかなとも思います。
海外からアクセスできない?
wpxとかシンレンタルサーバーは海外からの申し込みは基本弾かれます。
VPN使ってもダメ!
ダメな時はメールが来るので、申し込みの意思を伝えれば申し込める模様。
海外在住の日本人は、結構申し込めないサーバーが多くて、面倒だから乗り換えなくて良いやと思う人多そう。
— レンタルサーバーコンシェルジュ (@rentalserver110) June 14, 2023
私は未確認なのですが、シン・レンタルサーバーは海外からの申し込みが弾かれ、海外在住の日本人は使えないそうです。メールでやりとりすれば申し込めるようですが注意が必要ですね。
海外生活しつつブログやリモートワークで稼ぐ人は増えているので、そういう人にとってみるとデメリットになります。
私みたいな日本在住の人にしてみるとメリットなんですけどね。日本のレンタルサーバーは海外より安いので、海外の人が殺到してリソースを食いつぶすことを避けるため敢えて海外の人の申し込みを厳重に審査しているのだと思うので。
マルチドメインで複数サイトを作れない?
シン・レンタルサーバー、マルチドメインで複数サイト作るときはクイックスタートを使ってはいけない罠があるらしい。
…契約画面に書いとけよ、もう一つ目のサイト作っちまったよ…。— ヒゲボウズ (@hage_bowz) June 13, 2023
こちらも、私の方では未確認な情報です。
新規登録時にクイックスタートでWordPressブログを作ってしまうと、マルチドメインで複数サイトを作ることができなくなるそうです。え?マジ??
シン・レンタルサーバーの公式サイトでは、無制限にマルチドメインを設定できると書いてあるので、できないはずがないと思うのですが・・・。運営サポートに確認してみた方がいいかもですね。
慎重に行くならクイックスタートは使わない方がいいかもですね。
赤字なんですけど!!!!
シン・レンタルサーバーの利用料金(3年間で13,890円)が引き落とされていきました。
ConoHaやエックスサーバーなら1年でこのくらいかかるので、サーバー代分の収益をあげるには、かなり有利なのですが。。。
万年赤字経営(累計収益0)を脱却して、今年こそ、サーバー代13,800円越えを目指します! pic.twitter.com/ENgeIDdUIr
— ぼぶ (@dabobnote) March 27, 2023
まあ、アフィリエイト目的でブログ運営していると、初心者だとレンタルサーバー代すら稼げず赤字になってしまうことはあります。
いや、それシン・レンタルサーバーのデメリットじゃないよね笑
むしろ、シン・レンタルサーバーは安いので黒字にしやすくなるはず!ブログ運営頑張りましょう!
以上です。
本記事ではシン・レンタルサーバーとエックスサーバーの違いやデメリットについて解説しました。
シン・レンタルサーバーはKUSANAGI技術を導入し高速化と高機能を提供しているため、この価格帯では非常にお得な選択肢です。特にアダルトサイト(R18)の運営ができるレンタルサーバーは少ないので第一選択肢になります。
さらに…!わずか30秒で手軽にWordPressをインストールできます。面倒なデータベース作成やFTPソフトを使った設置作業は必要ありません。サイトタイトルやメールアドレスなどを入力するだけでWordPressのセットアップが完了します。手間を省きスムーズにサイトを立ち上げることができることは初心者の方にとっては非常に魅力的なのではないでしょうか?
公式サイト
自分が運営するWebサイトの目的や要件を考えて選ぶことで、重要なポイントが見えてきます。例えば、大量のアクセスに耐える必要があるのか、高速な表示が求められるのかなどです。
自分の要件に合ったレンタルサーバーを選ぶことで、より快適にWebサイトを運営することができます。本記事を参考にして、自分にとって最適なレンタルサーバーを見つけてみてください。