読書がしんどい!なぜ??読書で疲れる本当の原因を解説!
そんな悩みを解決します。
休日の読書が趣味という人がいるように、本来読書は楽しいものです。
私自身も1カ月に5~10冊の本を読む読書好き社会人なので、本を読む時間をとても楽しんでいます。
せっかくの読書も、疲れがたまってしまうようではツライですよね。
読書の疲れは、身体的なものと精神的なものがあります。
それぞれ疲れる原因を理解し、適切に対処すれば誰でも快適に読書を楽しむことができます。
この記事では、読書をもっと楽しむために、読書で疲れる原因と適切な対処方をお届けします。
この記事でわかること
- 読書で疲れる原因(身体面と精神面)
- 読書の疲れを低減する具体的対処法
- 読書疲れを解決するおすすめサービス
この記事を読めば、日々の読書時間を楽しんで過ごすことができるようになります。
読書があなたの趣味になるよう、ぜひ最後まで見ていってください。
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読書で疲れる2つの原因:「体力的に疲れる」「心が疲れる」
読書が疲れる原因には
- 身体的な疲れ
- 精神的な疲れ
の2種類があります。
身体的な疲れ(体力的な疲れ)
- 肩がこる
- 腰が痛い
- 本を持つ手が疲れた
- 目が疲れた
長時間の読書ではこんな経験があると思います。
身体的疲れは大きく分けて2種類です。それぞれ説明していきます。
1.身体の疲れ
身体が疲れる理由は、長い時間同じ姿勢のままだから。
これは読書に限った話ではありません。
仕事でも勉強でも、集中して同じ姿勢を長時間キープしていると、身体中が痛くなってきますよね。
身体の各部が緊張してくると、どうしても疲れがたまってきます。
特に読書は、一旦集中モードに入ると時間を忘れてピクリとも動かなくなりますからね。
2.目の疲れ
目が疲れる原因は、小さい文字を追いかけて目の周りの筋肉がフル稼働しているから。
私もそうなんですが、ある程度歳をとってくると小さい文字が見にくくなりますよね。
ピントを合わせるだけでも目が疲れる。こんな経験のある人もいるのではないでしょうか?
それに加え最近はスマホやタブレットで本を読むことが多くなりました。
液晶の光る画面が目を刺激し、疲れる原因にもなっています。
精神的な疲れ(心の疲れ)
精神的疲れは、読書をした後にドっと疲れた感じがするアレです。こういった状態で読書をすると精神的に疲れます。
1.義務感で読書をしている
読みたくもない本をイヤイヤ読まなければならない読書は本当に疲れます。
読書に限らず「やらされ感」「義務感」をともなう行動は普段の何倍も疲労感があります。何より楽しくない。
私の場合、会社の研修でまったく興味のない本を読まされる時などは苦痛でしようがないです。
2.内容がむずかしすぎる本を読んでいる
本の内容がむずかしすぎて疲れることもあります。
内容を理解するのに必要な基礎知識がまだ備わっていない時によくあることです。
特に洋書の翻訳本に多い印象があります。
- 単語の意味がわからない
- 表現が難解
理解しようと脳がフル回転し、ドっと疲れがでます。
3.落ち着いた状態で読書できていない
自分にあっている本を選ぶことができても、読書をする環境が整っていないと本に集中できず疲労します。
読書をする時には、なるべく集中できる環境が好ましいです。
- テレビがついた部屋
- スマホの通知音が鳴りまくる
- 家族といっしょにリビングで
気の散りやすい環境は読書に向いていません。人は複数の情報を処理しようとすると普段以上に疲れるんです。
私の場合はスマホが最悪ですね。通知音が鳴ると、一発で集中力が途切れます。
読書の疲れを軽減する方法(身体面編)
身体面で疲れないために、私が実践しているおすすめの方法を紹介します。
- 一定の時間間隔で身体を動かす
- 椅子やソファに座って読書をする
- 自宅ではなるべく紙の本を読む
- 目のケアをしてあげる
- 耳だけで聴く読書を利用する
1.一定の時間間隔で休憩・身体を動かす
意識的に一定の時間間隔で休憩をとり、身体を動かすようにします。
どれくらいの時間かは個人差がありますが、私の場合は1時間です。
あなたにとって心地の良い時間間隔をさぐってみてください。
「疲れたなー」と感じるようであれば長すぎます。もっと時間間隔を短くしましょう。
- ストレッチをする
- 部屋を歩き回る
- お茶をいれる
動きをいれて固まった身体をほぐしてあげることが大事です。
2.椅子やソファに座って読書をする
ソファに深く座り、リラックスした状態で読むと疲れを感じにくいです。
ムリな姿勢でなく、各部に違和感なく読書できるのが座った姿勢です。いろいろな姿勢を試しましたが、私にとっては「ソファで座って」がベストでした。
寝転がっての読書は一見すると楽そうですが、身体への負担がとても大きいです。
特に首と、本を持つ手への負担が大きい。
本を持つ手が疲れ、下がってきてしまう経験のある人も多いんじゃないでしょうか。身体への負担を考えた場合、寝転がっての読書はおすすめできません。
3.自宅ではなるべく紙の本を読む
私は自宅では紙の本を読むようにしています。スマホやタブレットは携帯性、気軽さで優れたデバイスですが、本を読むには欠点があります。
- 光の刺激が強すぎて目が疲れる
- 軽く興奮状態でリラックスできない
紙の本は光による刺激がありません。リラックスして本を読むには適しています。
ただし、ハードカバーの本は例外です。ハードカバーの本は手にかかる負担が大です。
- 単純に重い
- 両手で本を持たないといけない
これがかなりのストレスになります。
メリットはあっても収納場所や手軽さの面で「紙の本はちょっと」という人は
- スマホのダークモードを利用する
- 電子ペーパータイプの電子書籍リーダーを使用する
の2点がおすすめです。
ダークモードにすることで、目への負担が軽減できます。
- スマホにはダークモードといって、背景を暗くし目への負担を軽減できるモードが備わっています。
- 電子ペーパーは原理上バックライトを使用していないので、紙の本と変わらないくらい目に優しいのが特長です。
ダークモードでも目が疲れる人には電子ペーパータイプの電子書籍リーダーいいかもしれません。
電子ペーパータイプの電子書籍リーダーはAmazon Kindle Paperwhiteがおすすめです。
- 重量が200g以下と軽量
- 8GBモデルでも数千冊分は持ち運び可能
- 電子ペーパー「E ink」で目にも優しい
- 消費電力がメチャクチャ小さくバッテリー持ちがいい
まさに本を読むためのデバイスです。
情報端末としてのスマホ以外に、読書のための端末としてKindleを1台持つスタイルはとてもおすすめです。
4.目のケアをしてあげる
本を読んだら目のケアをしてあげると疲れがスーッっと軽くなります。おすすめは手軽にできる三つです。
目をつむってぼーっとする
適度に目をつむって、休ませてあげると疲れ方がぜんぜん違います。
ストレッチなどと一緒に一定の時間間隔でやるのがいいでしょう。
目薬をさす
目が疲れた時の定番ですね。集中して本を読んでいると、気づかないうちに目も乾きます。コンタクトをしている人は特にそうですよね。
「気づいた時に目薬」くらい習慣化させましょう。
目の周囲を温めてあげる
こちらも目のケアの定番ですね。目の周囲を温めてあげることで血行を良くし、疲れを予防する方法です。
蒸しタオルやホットアイマスクを使用するのがおすすめです。
実際にやってみると目の周囲が軽くなり、あたまがスッキリしたような感覚になります。できれば1日の終わりに、毎日おこなうのがいいみたですね。
5.耳だけで聴くオーディオブックを利用する
ここまで説明してきたとおり、読書で身体的に疲労する原因は
- 長時間同じ姿勢でいること
- 目を酷使すること
の二つです。
耳で聴く本「オーディオブック」は、そんな原因を根本から取り除いてくれる身体に優しい読書です。
オーディオブックは次のようなメリットがあります。
- 姿勢を固定する必要がない
- 目を使わない
- 場所を選ばない
耳で聴いているだけなので、身体を動かしながらでも寝転がりながらでも、どんな姿勢でもOKです。
気楽に読書が始められる点も良いところです。
紙や電子書籍は、読み始める前に「本を読むぞ」とそれなりの心の準備が必要ですが、オーディオブックはそれがありません。
イヤホンをセットして、スマホの再生ボタンを押すだけです。
音楽を聴くのと同じ感覚ですね。
「聴くだけで内容がアタマに入ってくるの?」と思うかもですが、まったく問題ありません。
私たちは普段、人との会話などで耳からの情報をしっかりと理解できています。
本の内容を理解することも同じです。
オーディオブックは私自身、毎日の通勤時間などでフルに活用しています。とてもおすすめできますよ。
読書で疲れると悩んでいるあなたには良い選択肢になると思います。
読書の疲れを軽減する方法(精神面編)
精神面で疲れないためには次の3つの方法がおすすめです。
- 本は全部読もうとしない
- 内容がむずかしすぎる本はあきらめる
- 読書する環境に変化をつけてみる
1.本は全部読もうとしない
原因のところでも説明しましたが、義務感で行う読書は疲れます。
- 自分の目的とあっていない
- 本の内容が面白くない
こういった本は無理して読まない方がいいです。
読書はその時間を楽しみながら知識を吸収することが1番です。
楽しくもない本を読む必要はありません。
それでも会社の研修などで、読みたくない本を読まなければならないこともあるでしょう。
そんな時は
本の内容を理解しようとするのではなく、目次からポイントとなりそうな章を選び、飛ばし読みしながら重要な点だけを拾っていく。
こんな読み方がおすすめです。なるべく楽をするようにしましょう。
2.内容がむずかしすぎる本はあきらめる
内容のむずかしすぎる本は、あきらめる事も選択肢の一つです。
「今の自分にはこの本を楽しく読むだけの準備ができていない」と割り切っていいと思います。
いろいろな本を読んで勉強していくことで、理解できる時がきます。
私の場合は投資の勉強を始めた当初に、指南書として有名な「ウォール街のランダムウォーカー」を読みました。
まったく内容が理解できず文量も膨大だったため、苦痛でしようがなかった記憶があります。
それが、多くの勉強を重ねて3年後くらい読み返すと、ビックリするほど内容が自然に入ってくる。
こんな経験をしたことがあります。
内容のむずかしすぎる本は、無理して読む必要はありません。
3.複数の本を並行して読む
2、3冊の本を並行して読むことで精神的な疲れが軽減されます。
1冊に集中していると、途中で理解につまずいたり、一つのことに向き合いすぎて精神的に疲労を感じることがあります。
複数の本を並行して読むことは
- 気晴らしになる
- 読書の逃げ道がある
自分を追い込みすぎないための効果があります。
4.読書する環境に変化をつけてみる
読書する環境をたまには変えてみることも、疲れをためない有効な方法です。
- カフェ
- 近所の公園
- お気に入りの旅館
落ち着いて読書ができる環境ならどこでもいいと思います。
気分転換になって疲労を感じにくくなりますよ。
ちなみに私は趣味でキャンプをするので、キャンプ場で読書をすることがよくあります。
開放的な自然の中で本を読んでいると、風が心地よくいつの間にかウトウトしてしまったりします。
自然の中での読書はとてもおすすめですよ。
まとめ:疲れる原因を対処して、快適に読書をしよう
いかがでしたか?
「読書で疲れる」と悩んでいるあなたに、疲れる原因と対処方法について解説してきました。
読書で疲れる原因は
- 身体的疲れ
- 精神的疲れ
の2種類があり、それぞれ適切に対処することで疲れを軽減することができます。
身体的疲れに対しては
- 一定の時間間隔で身体を動かす
- 椅子やソファに座って読書をする
- 自宅ではなるべく紙の本を読む
- 目のケアをしてあげる
- 耳だけで聴く読書を利用する
精神的疲れに対しては
- 本は全部読もうとしない
- 内容がむずかしすぎる本はあきらめる
- 読書する環境に変化をつけてみる
が有効です。
読書は本来楽しいものです。ツライ読書は本来の読書ではありません。適切な対処をして読書を趣味の一つにしてしまいましょう。
この記事があなたの役に立つようであればうれしく思います。
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