読書は時間の無駄!「読書はメリットしかない」というのは嘘!
こんな悩みを解決します。
私は1カ月に5〜10冊程度の本を読む読書大好き社会人です。
良いことずくめの読書ですが、もちろんデメリットもあります。ただし読書のデメリットは、気の持ちようや少しの工夫で解消できるものばかりです。
この記事では読書デメリットとその対処法、改めて認識すべき読書のメリットについても解説します。
この記事でわかること
- 読書のデメリット5つとその対処法
- 読書のメリットについて再確認
この記事を読めば、読書はやはりメリットが多いと再認識できます。
デメリットを解消し、安心して読書を楽しんでもらうためにもぜひ最後まで見ていってください。
やめとけ!読書のデメリット5つとその対処法
読書のデメリットは次の5つです。
- 本を読まない人をバカにする
- 本を読むだけで行動に移さない
- 極端なモノの見方をする
- 心身ともに疲れる
- 時間をとられる
1.本を読まない人をバカにする
一部ですが読書家の中には、本を読まない人をバカにする人がいます。自分は本から多くの知識を得ている、頭のいい人間だと勘違いするんですね。
こういった中には他人に害を与える人がいます。
- マウントをとる・論破してくる
- 物事の良し悪しを批評する
自分はすごい人間なんだということを誇示したい思考なんでしょう。
読書=素晴らしい趣味ですが
読書をする人=偉い人ではありません。
この点を勘違いしないように注意が必要です。
本を読まない人を見下すのではなく、本を読むことのメリットを伝えてあげるようにしましょう。
伝えることで読書に興味を持ってくれれば、共通の話題で盛り上がれる仲間が増えるかもしれません。その方が楽しいですよね。
2.本を読むだけで行動に移さない
いわゆるノウハウコレクターになってしまう人です。読書は多くの素晴らしい知識を、安価に手にいれられます。
手にいれた知識は、実際にアウトプットし行動に移すことで初めて意味を持ちます。
ところが読書好きの中には、次のような人が意外と多い気がします。
- 本を読んだだけでわかった気になる
- 知識を手にいれただけで満足してしまう
自己啓発のためにD・カーネギーの「人を動かす」を読んだとします。人間関係を良好に保つための原則を示した名著です。
この場合、本を読む目的は人間関係の改善ですが、「なるほど」で終わってしまう人がいます。
実際の行動に移さず、改善をしようとしません。これでは何のために本を読んだかわかりませんよね。
読書の目的は、得た知識から行動を起こし自分を変えていくことにあります。
(小説など世界観に入り込むことを楽しむ本は別です)
ノウハウコレクターにならないよう注意しましょう。
読書とアウトプットはワンセットで考えるようにするといいと思います。
3.極端なモノの見方をする
本はテレビなどの公共メディアと違い、著者の主義主張がモロに反映されます。政治的思想を強く打ち出す著者も多いです。
本を読む上で怖いのは、著者の思想に感化され極端なモノの考え方をするようになってしまうことです。
シンプルに世の中を善と悪に分けてしまうんですね。これはけっこう危険です。
SNS上で「〇〇するやつはバカだ」のような投稿を繰り返す人っていますよね。
そうならないためには
- 著者の主張と自分の考えを対比させながら本を読み進める
- 同じジャンルでも幅広く本を読む
の2点を気をつけるといいと思います。
著者との対話を楽しむ感じですね。
「著者の主張はこうだけど、自分はこう思う」、「この点は理解できる」など、一方的に本の内容に流されないようにすることです。
もう一点は、同じジャンルでも複数の著者の本を読むことです。
なるべく多くの考えを取り入れ、最終的に「自分はこう思う」とするようにしましょう。
4.心身ともに疲れる
読書は心身ともに疲れます。
- 長時間の同じ姿勢
- 読書にあまり適さない環境
主にこういったことが原因になります。
読書が疲れる原因とその対処方は別記事で詳しく解説しているのでそちらを見ていただけたらと思います。
5.時間をとられる
当然ですが読書には多く時間がかかります。一般的な書籍なら1冊に4〜6時間は必要でしょう。
これだけの時間をかけたのに
- 何も得るものがなかった
- 読んだだけで何も行動に移さない
ではもったいないですよね。
全ての人にとって時間は何よりも重要です。
失ったお金は取り戻すことができますが、失った時間は取り戻すことができません。読書にハマり過ぎると危険である最大のデメリットは「時間」です。
読書するからには、それなりのリターンは求めたいものです。
本当に読書はしないほうがいい?再確認すべき!読書のメリットと効果
読書のデメリットについて述べてきましたが、基本的には得られるメリットのほうがはるかに大きいです。
読書で得られるメリットや効果について再確認しておきましょう。
一般的な読書のメリットは次の4つかと思います。
- 語彙力が高まる
- 文章力が身につく
- 知識量が増える
- 人生の選択肢が増える
1.語彙力が高まる
普段の会話で使わない言葉や表現に多く触れることができます。
- 言葉のレパートリーが増える
- ボキャブラリーが増える
語彙力が高まれば表現の幅が広がるので、より自分の伝えたいことをリアルに伝えることができるようになります。
2.文章力が身につく
文章力は社会人にとっての必須スキルです。
報告書、プレゼン資料、メールとあらゆる場面で文章力は必要になってきます。文章力の低い人の資料やメールは、稚拙な印象を与えるので社会人としては致命的です。
本を読むことで文章力は確実に身についていきます。
やらない手はないですよね。
3.知識量が増える
本を読まない人に対して圧倒的に知識量が増えます。
世の中は「知っている人が得をする、知らない人が損をする」残酷な世界です。
税金、社会保障、投資、日常生活・・・あらゆる場面で同じことがいえます。
読書で知識を増やすことは、自分を防衛することにもなります。知識量はその人の防御力です。
4.人生の選択肢が増える
本を読むことで、自分が知らなかった生き方や働き方に多く触れることができます。
それらを学ぶことで、今後の人生をどうしたいのかの選択肢を増やすことができるんです。
私自身、以前は何の疑いもなく定年までサラリーマンをするものだと思っていました。
ところが今は、違う働き方があって、それは実現不可能なことではないと知れたのは本から多くの知識を学んだおかげです。人生の選択肢が増えると日々が楽しくなりますよ。
ここで述べた以外にも、読書はたくさんのメリットがあります。
そもそも読書を趣味にしてしまえば
- 暇を持て余さない
- 趣味にお金がかからない
- 遊びのつもりが自己投資になる
- 他の人にウケがいい
といったメリットもあります。私は読書を趣味にすることは非常におすすめしてます。
読書の最大の欠点=「時間の消費」を解決する方法!「ながら読書」で好きなだけ本を読もう!
いかがでしたか?
- 読書のデメリット5つとその対処法
- 読書のメリット
についてお届けしてきました。
読書のデメリットは本人の気の持ちようによるところが大きいです。今後につながるような知識の習得と、得た知識をもとに行動することを忘れなければ、読書にはメリットしかありません。
あとはより快適に本を読むために、頼れるところは道具に頼ればOKです。
読書の最大のデメリットは「無駄に時間を消費してしまう」ことです。
時間のムダを極力なくすための方法として「ながら読書」について紹介しておきます。通勤中、家事の最中、散歩中など、何かをしながら読書することで時間を有効活用する読書法です。
「ながら読書」は通常の紙や電子書籍ではなく、耳から聴くタイプのオーディオブックを活用します。音楽を聴く感覚で本を読めるので、活字に抵抗感のある人でも始めやすいのが特長です。
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