100円ショップの材料+電子レンジで、無駄を省いてお手軽に毎日炊き立て発芽玄米を美味しく食べよう。
秋です!新米の季節になりました~!(^^)!。
収穫したての、美味しい新米を仕入れたご家庭も多いのではないでしょうか?
私も新米を玄米で注文しました。新米の玄米は香りがとてもよいですし、到着が楽しみ~(^^♪。
ちなみにですが、私はいつも玄米で購入して、自宅で発芽させて美味しくいただいてます。
本日は、電子レンジと100均グッズを使って、毎日健康的に美味しく食べられる発芽玄米の発芽方法&炊き方をご紹介!(ただし我流ですが・・)。
とにかく忙しいサラリーマンや一人暮らしの人でも、毎日炊き立ての発芽玄米が食べられるように、効率性と時短を意識している調理法になります(^^♪。
なお、お米関係の記事は目的別に他にも書いてます!。お米の保存についてはコチラ。
発芽玄米とは ~特徴・効果効能、玄米との違い、栄養と毒性(危険性)~
まずは、発芽玄米の特徴などをおさらいします。本記事では大事な要点だけまとめてるので、詳しいことが知りたい方はググってくださいw。
「そんなの知ってよ!」という方はスキップしてください。
発芽玄米って?玄米と何が違うの?
田んぼから取れたお米から、外部の硬い籾殻のみを取り除いたものを「玄米」と言います。
現代人によく食べられている「白米」は、「玄米」を精米して、さらにまわりの糠などを取り除いたものです(要は種の周りの皮を取り除いたもの)。
どのくらい本気で皮(?)をむくかによって、三分づき→五分づき→七分づき→白米みたいな感じで、精白度が上がっていきます。
一方、「発芽玄米」は基本的に精米していない「玄米」なのですが、水につけることで発芽・成長させて、ちょっとだけ芽が出ている状態になったもののことを言います(精米はしていない)。
栄養価・美味しさが上がる上に、白米と変わらずに調理できるのが特徴ですね(^^♪(玄米そのままは調理がムズいですし)。
発芽玄米はこんなに健康に良い!
発芽玄米は完全栄養食とか言われているくらい栄養が抜群です。ビタミン・ミネラル・食物繊維・タンパク質・・・老化防止・美容・生活習慣病予防にイイ!
少量でおなかいっぱいになるし中性脂肪抑制効果もあるので、ダイエットに最適です。普段の白米を発芽玄米に置き換えるダイエット法とか一時期流行りましたよね~。
食物繊維が多いので、便秘予防になります。私も以前は便秘症でしたが、今は全く無縁になりました。モリモリ出ますよ~w。
玄米に比べると発芽玄米の方が食べやすいし、調理しやすい(普通の白米と同様に扱える)。
玄米は発芽毒(アブシジン酸:ABA)があるが、発芽させて発芽玄米にすることで無毒化できる。
フィチン酸のキレート作用でデトックス作用・抗がん作用があるらしい(有害重金属、放射性物質の排出など)。
ギャバが豊富でリラックス効果があるらしい。ストレス過多のサラリーマンに最適ですね、上司に怒鳴られた日の晩御飯は発芽玄米をw。
デメリットもあります。食べ方を間違えると「毒物」ですよ?w。
玄米のミトコンドリア毒・発芽抑制因子の件は昔話題になりましたけど、食べ方を間違えないように注意!
発芽させないで玄米のまま食べると、発芽毒(アブシジン酸、フィチン酸)をそのまま食べることになる(毒米)。必ず一晩水につけて発芽させる必要がある。
スーパーの安い玄米とかは発芽しなかったりするらしい(高温乾燥器で干してるので米が死んでる)。私はスーパーの玄米で試したことはないので詳細は不明です。
フィチン酸のキレート作用でミネラル不足になるかもしれない(デトックス作用の裏返し)。
モミのところに農薬や放射性物質などの異物がついてるかもしれない(白米は精米するので異物の付着量が緩和されている)。
白米よりも固いし消化に悪い。基本的によく噛んで食べる必要がある。
市販の発芽玄米は、保存のため塩分過多の上、乾燥していて発芽毒が残ってるので危険らしい。だが、自分で発芽させると白米に比べて手間がかかる。
玄米の独特の味や香りが苦手な人もいる(私はむしろ好きなので気になりません)。
以上をふまえて、発芽玄米を食べるときのポイントまとめ!
「玄米そのまま」「市販の発芽玄米」はやめておく。自宅で発芽させる。
お米に限った話ではないが、基本的に食事はゆっくりよく噛んで食べよう(脱早食い・ファーストフード)。
スーパーのお米ではなく、なるべく農薬少なめ自然派のお米(ちゃんと発芽するお米)を産地直送で入手(楽天、農協、その他個人的人脈など)。
ちゃんと発芽させれば、美味しくて栄養満点の発芽玄米で毎日元気いっぱいになれます!(^^)!。
【おまけ】さらに最近では、酵素玄米(発酵玄米、寝かせ玄米)というのもあります。
ちなみに、最近では「酵素玄米」というのも出てきてますね。こちらは玄米と一緒に豆や塩を入れて一緒に炊いて、3日位保温し続けたものになります。
よりモチモチとし、美味しく・食べやすくなっています。
酵素玄米は炊飯器での保温が必要なので、今回ご紹介する方法では作るのが難しいです(;^ω^)。
もし、発芽玄米の味などが気に入らなかったりした場合は、専用炊飯器を購入して、酵素玄米の方に挑戦してみるのも良いかもしれません(今回の記事では酵素玄米については触れません)。
準備するもの一覧。圧力鍋?炊飯器?土鍋?そんなの不要です!米は「電子レンジ」で炊くんですよ!
さてさて、ここからが本題ですw。電子レンジと100均容器を使った発芽玄米の発芽方法&炊き方のご紹介です。
まず、準備するものですが、最低限に準備するものとして、以下だけあればOKです。
電子レンジ
玄米 ※ちゃんと発芽するお米にしてください
白米 ※後で玄米にブレンドします。比率はお好みで(私は玄米1:白米2にしてます)
水
ダイソー等の100円ショップで売ってるレンジでお米が炊ける容器
本記事の炊き方のポイントは「レンジでお米が炊ける100均の容器」です。
これを「発芽させる容器」兼「レンジでチンする容器」兼「食べるときの食器」として兼用することで手間を減らして、洗い物も減らします。
100円といっても馬鹿にできません。
これでレンジでお米を炊いても、芯など残ることもなく、とても美味しく炊けます。
特に一人暮らし、単身者でしたら、炊飯器は使わないこともあるでしょうし、ご飯をたくさん炊いても冷蔵庫で保存するとベータ化してすぐに不味くなっちゃいますますからね(;^ω^)。
電子レンジで毎日必要分炊いた方が、炊き立てで美味しかったりするんです。
後述しますが発芽に夏は1日冬は2日かかりますので、ローテーションさせるために容器を3つくらい用意しておくといいかも~。
↓私がつかってるのはコレ。内蓋に水切りがついてるし、便利ですよ。
お米自体はスーパーなどよりも、ネットで口コミ評判の良い農家さん等から直接買った方が良いかもしれません。
農薬少なめで放射能検査などしっかりしている安心できるお米がベストですよね。
ちなみに、無農薬・天日干しの「なでしこ健康生活」の「生きている玄米」ならば間違いないです。発芽玄米炊飯器を出してるメーカーのお米ですから、そりゃちゃんと発芽するし美味しいですよね^^。
ただ、お値段が高めですので、私はリピートはしませんでしたが・・。こういうのを気にせず連続リピート購入できるようなお金持ちになりたいですねw。
ステップ別の具体的な発芽玄米の作り方、炊き方まとめ。ちゃんと水変えれば基本的に放置でOK!。
玄米を100均容器に入れて、よく洗う。その後、水を張って蓋をして放置します。
まず最初に玄米を100均容器に入れて、よく洗います。
後で風味を良くするために、最初の1回目は水を勢いよくいれて、スピーディに洗ってすぐ水を捨てます。2回目以降はよくよく揉みこむ感じで洗いましょう~。
終わったら水を張り、蓋をして、芽が出るまで放置です。
なお、分量は食べる分に合わせて調整してください(後で加える白米の量を考えて計算してくださいね)。
私は一人分を作るときは、玄米を計量カップでざっくり50CCくらいすくって入れます(後でいれる白米は100CCをすくって入れます。玄米1:白米2の割合ですね)。
水が濁ってくるので、朝晩に水を交換します。
しばらくすると、水が濁ったり、泡が浮いてきたりします。草原のような玄米の香りもしてきますね。
このままほっとくと、臭くなって食べられなくなるので、水は適宜交換します。
目安としては、以下くらいですが、温度によって最適なタイミングは異なるので、各自の環境に合わせて調整ください。
夏場は1日くらいで発芽する。水は最低1日2回交換する。
冬場は2日くらいで発芽する。水の交換は1日1回くらいでも、まあ大丈夫です。
泡がたくさん出てくる or 芽がチョコっと出てきたら、発芽完了。
泡がたくさん出てきて、水の濁りが早くなってきたら、発芽完了です。
写真だとわかりにくいですが、芽の部分がピョコっと出てたらOKです。
0.5~1mmくらいですので、「ちょっと出てるかな~」くらいで問題ないです(芽が出過ぎると、美味しくなくなるので)。
白米を入れて一緒に研いだ後、水を入れて浸水させる。
そして、そのままそこに白米を入れちゃいます。
ここからは100円ショップのレンジ容器に説明書とかがついてるので、それに従えばOKです(玄米と異なり、発芽玄米は白米と同じに扱って問題ないです)。
既に入ってる発芽玄米はとっくに浸水状態ですが、気にせず白米を追加し、そのままよくお米を研ぎます。
研ぎ終わったら浸水です。私の100均容器の説明書だと、「200mlの水を入れて30分浸してください」とあるので、そのとおりにします。
その後は電子レンジでチン!。すぐにレンジから出さずに蒸らしてから食べよう。
浸水したらレンジでチン!(私の100均容器の説明書だと「500Wで7分間」とあるので、その通りにします)。
チンが終わった後は、すぐに取り出さず、しばらく放置して蒸らしておくと美味しくなります。
出来上がると写真のように美味しい発芽玄米ご飯が出来上がります!(^^)!。
私はこのまま、食器替わりにして、食べちゃいますw。
そして、食後に洗ったら、また次の玄米を仕込んでローテーションさせます。
洗い物が少ないので便利ですよ~。
なお、100円ショップの容器でなくても、シリコンスチーマーがあれば同じことができます。
100均容器よりもふっくら仕上がるし、お米の調理以外にも色々使えてすごく便利なので、長く使う前提で3000円くらい出せるならコッチのがいいかも。私は最初に100均容器3つ買ってローテさせてましたが、1個だけ壊れたのでシリコンスチーマーに変えました。
もっと美味しく!もっと健康的に!白米・玄米を楽しむための3つのノウハウ。
さらに、以下のようなポイントを考慮すると、よりおいしく発芽玄米を楽しむことができます。毎日食べるものですから、こだわりたいところですね。
家庭発芽玄米は、真夏日のときは失敗しやすい。夏は諦めてレトルト発芽玄米を買うという選択肢もあります。
しかし、この方法のデメリットは、真夏日には発芽が失敗しやすいというところです。
ちゃんと頻繁に水を変えていれば問題ないのですが、ちょっと水を替え忘れたり、忙しいサラリーマンが長時間残業とかしちゃったりすると、水がヤバい濁りになってヤバい匂いがしてきます・・・。
明からにヤバい匂いがしてたら、雑菌のリスクもありますし、炊いても美味しくないので、失敗ですね(;^ω^)。
ずっと家にいて、マメに水を変えられる主婦の方とかでしたら問題ないでしょうが、忙しいサラリーマンの場合は夏場は諦めるという選択肢もあります。
私は秋・冬・春は自分で発芽してますが、夏は下記のレトルト発芽玄米を食べてます(最近は十六穀米の方ばかリ買ってます)。レンジで3分なので便利!
この商品は、調理済みのものを真空パックしてるので、発芽毒の問題もクリアしているかと思いますし、安くて手軽で美味しいのでかなりお勧めです。買い置きしておくといつでも食べられて便利です。Amazonでは扱っておらず、楽天市場でしか買えないですけどチェックしてみてください。
発芽玄米ごはん | 国内産十六穀類ごはん |
---|---|
「小型家庭用精米機」があると、玄米で保存しつつ、白米も発芽玄米も食べられる。
あと、お米好きなら家庭用精米機もあった方がいいです。
玄米と白米をそれぞれ買ってきてもよいのですが(あるいはまとめてコイン精米所で精米)、白米は精米後にすぐに酸化してきてしまいますので、やはり食べるときに都度精米するのがベストです。
精米したての方が風味も味も格段に良いです(^^♪。
ご家庭に一台家庭用精米機があるととても便利です。私が使っているのはツインバードの精米機。私は電気フライヤーもツインバードの製品を使ってますが、本当に安くて良い商品が多いです。
白米磨きモードもあるので、懸賞などで当たった白米などで時間が立ってしまったお米も、これで磨けば表面の酸化を落としたりできますので、地味に重宝しています。ちょっと音はうるさいのが難点ですが、精米機はそういうものなので仕方ないですね。
精米機にはお高い機種もあるようですが、ツインバードの一番安いやつで十分使えますよ(大家族の場合はもう少し大きいのがあった方がいいかもですが・・・)。
「面倒なんで無理っす!」「酵素玄米も食べたい」という人は、「高圧発芽玄米炊飯器(なでしこ健康生活)」
「なでしこ健康生活の圧力炊飯器」です。こちらは、発芽玄米を全自動で作って、そのまま炊飯できる便利な炊飯器です。
自分で発芽させるのは面倒。水を変えるの忘れそう。
100均の安っぽい容器でなく、ちゃんと炊飯器で炊いて、ご飯を食べたい!
前述したモチっと美味しい「酵素玄米」を食べたい。
みたいなケースでは、電子レンジ調理ではなく、この炊飯器を購入するのも手です。
全自動発芽玄米炊飯・電子圧力調理・電子炊飯ジャー・パン発酵焼きと、非常に高機能で、販売累計5万台突破の人気圧力炊飯器です。「酵素玄米」・「寝かせ玄米」を楽しんでいる方はコチラの商品を使っている方も多いかと。
一人暮らしの方は電子レンジで作ってもいいですけど、家族が多い場合はやっぱり専用炊飯器があった方が便利です。