【情報発信】アウトプットが「苦手な人」が「得意な人」に生まれ変わる方法
「アウトプットすることが苦手です。克服したいのですがどうすればいいですか?」
こんな悩みを解決します。
アウトプットって具体的に何をすればいいのかよくわからないですよね?
私もそうでした。
以前は自分の考えを相手にうまく伝えられず、仕事で苦労することが多かったですね。
しかし今ではアウトプット力を鍛え、会社員として日々の成果を出しつつ、プライベートでは二つのブログを通して情報のアウトプットを精力的にできるようにまでなりました。
この記事ではそんな私の経験も踏まえて、アウトプットの苦手な人がどうすれば克服できるのか?をお届けしていきます。
この記事でわかること
- アウトプットが苦手な人の特長
- アウトプットが必要な理由
- アウトプットの苦手意識を克服する方法
- アウトプット力向上におすすめの本
この記事を読めばアウトプット苦手意識克服のための具体的方法がわかるようになります。
特に社会人にとって、良質なアウトプットは必須のスキルです。ぜひ最後まで見ていってください。
アウトプットが苦手な人の特長
アウトプットが苦手な人には4つの特長があります。
- 他人の目を気にしすぎる
- 遠慮しがちな内向的性格
- アウトプットを意識した行動をしていない
- 文章力や表現力に自信がない
1.他人の目を気にしすぎる
他人の評価を気にしすぎて、必要以上に考え込んでしまうタイプです。ちなみに私は強烈にこのタイプです。
例えば仕事のメールを発信する時に
「間違ったことを書いていないだろうか?」
「失礼な表現になっていないだろうか?」
延々と考えこんで、メール一本出すのに何分も時間をかけるタイプの人です。
物事を深く考えることは悪いことではありません。
問題は他人の評価を気にするあまり、一種の恐怖心を持ってしまうことです。
恐怖心を持ってしまうと、発信する気持ちにブレーキがかかってしまうんですよね。周囲の人は自分の一語一句にいちいち反応しないし、評価なんてしません。
むしろ発信した内容に対して何らのフィードバックをもらえたら、改善のチャンスとポジティブに捉えるのが得です。
2.遠慮しがちな内向的性格
日本人に多い、周囲に遠慮して自分は何も発信しない内向的性格の人です。
「自分が意見したところで」
「○○さんがいるから私なんて何も発言しなくても大丈夫」
などと考え、会議中一言も発言しない人いますよね。
良い意味でいえば「謙虚な人」ですが、悪い意味でいえば「自信がない人」です。
謙虚さはインプットにおいて大事ですが、アウトプットには不要です。
言葉や文字にして発信しないかぎり、あなたの意見は誰かに届きません。
本当に意見がないならいいんですが、意見を求められて答えられるようなら単純に遠慮をしてるだけです。
私は仕事で海外のクライアントと頻繁に打ち合わせをします。彼らには「言わなくても伝わるだろう」は一切通用しません。
「発信しないかぎり伝わらない」は仕事を通して徹底的に鍛えられました。
3.アウトプットを意識した行動をしていない
アウトプットは「やろう!」と思った時にいきなりできるものではありません。
- 普段からの知識や情報のインプット
- インプットしたことの整理
この二つが欠かせないんです。
普段からアウトプットを意識して行動している人は少ないと思います。私もアウトプット力改善のための勉強するまでは気づきませんでした。
例えば、自己啓発本を1冊読んだとします。
- 特に考えなく読み終わって「なるほど」と満足してしまう
- 本の内容を自分の行動にどう反映できるのか考えながら読む
この二つでは本から得られる内容に大きさ差が生まれますよね。
アウトプットに苦手意識を持つ人は、普段の行動をどうアウトプットにつなげようか意識するだけでも気の持ちようが変わりますよ。
4.文章力や表現力に自信がない
アウトプットに自信のない人は、自分の考えや思いを上手に表現できない人が多い印象です。
文章力や表現力に乏しい人ですね。ボキャブラリー、語彙力が足りないともいいます。これはもう鍛えるしかありません。
できるだけ多くの本を読み、文章力や語彙力を吸収する以外に方法はないですね。
私も考えを文章にして表現するのは苦手でしたし、今でも得意ではありません。
それでもこうして文章で表現できているのは、ひたすら本を読んで文章を書いてきたからです。
読書は良質な表現に数多く接することができます。文章力と表現力を鍛えるには断然おすすめですよ。
文章力のテクニック的なことを勉強したい場合は
- 新しい文章力の教室
- 文章術のベストセラー100冊
の2冊の本を読むのがおすすめです。文章力向上に必要な最低限のルールや、テクニックが学べます。私も文章テクニックの勉強に使用しました。
アウトプットが必要な理由
「そもそもなぜアウトプット力を鍛える必要があるか?」の理由は次の二つです。
- アウトプットすることで人は成長する
- 仕事ではアウトプットが評価される
1.アウトプットすることで人は成長する
人はインプットした情報や知識をアウトプットすることで、記憶として定着させることができます。
これを何度も積み重ねることが、成長につながります。
読書や勉強で得た知識も、使える状態に定着させないと意味がありません。
学生時代の受験勉強が良い例だと思います。
数学の公式を教科書で見ただけで、使いこなせるようになる人なんていないですよね。
- ノートに数式を書く
- 実際に問題を解く
- 何回も反復する
こうやって初めて「使える知識」として記憶に定着していったはずです。私なんて憶えの悪いほうなので、ひたすら過去問を解きまくってました。
まさにアウトプットすることで自分が成長するということです。
2.仕事ではアウトプットが評価される
会社員でもフリーランスでも、その人の成果はその人のアウトプットした成果物そのものです。
- 提案書
- 企画書
- 仕様書
こういった書類を作成するまでには情報収集、各種調整、検討といった多くの過程を経ています。
その最終形、集大成が成果物です。まさにその人がどんな仕事をしたかの評価になる部分ですね。
入念に準備を進めてきても、最終アウトプットの成果物がショボいとその人の評価もショボくなってしまいます。
アウトプット力を向上させることは、正当に自分を評価してもらうために必要なことです。
アウトプットの苦手意識を克服する4つの方法
アウトプット力の向上には、次の4つを意識するのが効果的です。
- アウトプットを前提としたインプットを心がける
- アウトプットしたい情報を整理する
- ブログやSNSでアウトプットを習慣化する
- アウトプットが上手な人のマネをする
1.アウトプットを前提としたインプットを心がける
知識や情報をインプットする際には、常にその先のアウトプットを意識しましょう。
具体的には、誰かに伝えることを前提のインプットをするようにします。
誰かに伝えることはけっこう難易度が高くて、例えば本からインプットした場合
- より深く本の内容を理解している
- 自分の言葉で伝えやすいように表現を加工する
この2点ができていないと上手に伝えることができません。
最近は速読が流行っていますが、速読の意味を理解していないと流し読みになりやすく、内容を深く理解できなくなります。
アウトプットを意識した読書は、できるだけじっくり読むようにしたほうがいいと思います。
- よく理解できなかった箇所は何回も繰り返し読む
- 重要だと思うポイントをマークする
- 頭の中で確認テストをしながら読み進む
私は実際、この3つを行いながら本を読むことが多いです。
初めは読むスピードが亀みたいに遅くなりますが、慣れれば普通に読むのと大して変わらなくなります。
このようにアウトプットを前提としたインプットを意識すれば、理解度は格段に向上します。
2.アウトプットしたい情報を整理する
インプットした情報を理解したら、何をアウトプットしたいかを整理してみるといいと思います。
インプットしたままの情報は頭の中で散らかっている状態なので、そのままでは人に伝えられません。
伝えやすいように情報を順番に並べていく感じです。
- 紙に書く
- メモアプリを使う
- マインドマップを使う
やり方はいろいろあります。
例えば私がブログ記事を書く際には以下のような流れでやっています。
ブログ記事作成手順
伝えたい情報やキーワードをメモアプリで無造作に書き出す
書き出したことを組合せながら、いくつかの目次をつくる
記事全体の流れにそって目次を並べる
あとは目次の内容を説明する文章を書けばOKです。
情報整理はやり方を身につけると普段の仕事でも本当に役に立ちます。
- プレゼン資料の作成
- ビジネスメールの作成
多くの場面で「人に伝わるアウトプット」ができるようになりますよ。
3.ブログやSNSでアウトプットを習慣化する
ブログやSNSは情報をアウトプットする場としておすすめです。
ブログやSNSの良い点は以下の3点だと思います。
- 自分が興味ある分野をアウトプットできる
- 自分のペースでできる
- 見てくれた人からのフィードバックがある
継続しやすい環境が整っているんですよね。
アウトプットに限らず、何かを継続するのはむずかしいことです。
でも自分に興味あることを好きなタイミングで行えるなら、続けられそうな気がしませんか?
私はこうしてブログを通して情報のアウトプットを継続していますが、興味のないことならとても続けられません。ブログは社会人と親和性が高い副業の代表です。
4.アウトプットが上手な人のマネをする
アウトプット力を向上させる一番の近道はアウトプットの上手な人のマネをすることです。
- この人のプレゼンはわかりやすい
- この人のメールは要点が簡潔だ
- あの人のブログは見ていておもしろい
あなたの周囲にも、「アウトプットが上手だな」と思う人が必ずいると思います。
その人の文章構成や、言葉使い、使っているフォーマットなど何でもマネてみることです。
自分の求める正解が目の前にあるのに使わない手はないですよね。
「学ぶ」の語源は「真似ぶ」だそうです。しっかりマネをして自分のアウトプット力を向上させましょう。
アウトプット力向上におすすめの本
この記事で紹介した内容以外に、もっと本格的にアウトプット力を向上させたいあなたにおすすめの書籍を紹介します。
私もここで紹介する本で勉強し、アウトプット力を鍛えました。
学びを結果に変えるアウトプット大全
精神科医樺沢紫苑氏の著書です。樺沢紫苑氏は精神科医として多忙ながら、YouTube、メルマガ、Facebook、著書と膨大な量のアウトプットを長年継続されている方です。
アウトプットの指南書としてまずは一冊目におすすめしたい本ですね。
- 2週間に3回はアウトプットをする
- インプットとアウトプットの比率は3:7
など著者が実際に行っている超具体的アウトプット術を、多数紹介した内容になっています。
学び効率が最大化するインプット大全
同じく樺沢紫苑氏の著書でインプット編になります。アウトプット編と合わせて読むのがおすすめの著書ですね。
紫苑氏はインプットの基本原則として
- 「何となく」読む、聞く、見るのはNG
- 「インプット」と「目標設定」はセットで
- インプットとアウトプットは「表裏一体」
の3つを紹介しています。
またインプットの質を高めるための超具体的手法についても多数紹介されていますよ。
ここで紹介した2冊の著書は「耳で聴く本」Amazonオーディオブック Audibleで聴くことができます。
通勤中の電車や普段の家事、筋トレをしながら聴くことができるので、忙しい社会人のあなたにピッタリの読書法です。私自身もバリバリ利用中。
紹介した2冊も通勤中に何度も聴いてインプットをしました。
⇒「Audible」
Audibleについては使用感などを詳しくレビューしているので、ぜひ参考にしてみてください。
今なら最初の1冊無料です。
まとめ:苦手意識を克服してアウトプットを楽しもう
いかがでしたか?
アウトプットに対する苦手意識を克服する方法を紹介してきました。
- アウトプットが苦手な人の特長
- アウトプットが必要な理由
- アウトプットの苦手意識を克服する方法
- アウトプット力向上におすすめの本
アウトプットすることはあなたの成長そのものですし、アウトプットによる成果物はあなたの評価そのものになります。
質の良いアウトプットができる人は、将来に渡って結果を出し続けられる可能性のある人です。私もそうなれるよう、勉強を続けていきます。
あなたもアウトプット達人になれるよう、行動してみてください。
この記事があなたの役に立つようであればうれしく思います。