
※スワップは公式サイト掲載の2025年9月1日時点の買いスワップ(1Lot=1万通貨)。スワップは毎日変わります。
DMM FXではトルコリラ/円・メキシコペソ/円・南アランド/円の3つの高金利通貨を取引でき、買って持ち続けると毎日スワップポイントを受け取れます。公式の数字が1年間変わらなかったとすると、1Lot(1万通貨)で受け取れるのは年間約5,000〜11,000円。レバレッジ1倍(取引額と同じ額を入金)で考えると、メキシコペソは年約7%、トルコリラは年約30%の利回りになります。ただし、高金利通貨は値下がりしやすく、為替の下落がスワップの利益を上回ると、トータルではマイナスです。スワップ投資は「レバレッジを低く」「長く」「分けて」が鉄則です。
DMM FXで取引できる高金利通貨は3ペア
DMM FXは長いあいだ「スプレッドは狭いけれど高金利通貨が手薄」と言われてきました。しかし現在は、メキシコペソ/円・南アランド/円・トルコリラ/円の3ペアを扱っています。トルコリラ/円は2025年9月22日に取り扱いが始まった新しいペアです。DMM FX全体の特徴やキャンペーンはDMM FXの完全ガイドで解説しているので、この記事ではスワップ投資の視点に絞って見ていきます。
| 通貨ペア | 基準スプレッド(9時〜翌5時) | 1Lotの必要証拠金の目安 | 買いスワップ(1Lot・1日) |
|---|---|---|---|
| メキシコペソ/円 | 0.2銭 | 約3,132円 | +16円 |
| 南アランド/円 | 0.8銭 | 約3,332円 | +14円 |
| トルコリラ/円 | 1.2銭 | 約1,440円 | +30円 |
※DMM FX公式サイトの高金利通貨ページ・基準スプレッドより。必要証拠金は取引額の4%(レバレッジ25倍)で、掲載時の想定レート(トルコリラ3.6円・南アランド8.33円・メキシコペソ7.83円)による目安です。
1Lotは1万通貨なので、必要証拠金は数千円で済みます。ただし、これは最大のレバレッジ(25倍)をかけたときの最低限の金額です。この金額ちょうどで取引すると、少し値下がりしただけでロスカットされてしまいます。スワップ投資で必要証拠金ぴったりの入金をするのは、もっとも避けたい使い方です。
スワップポイントの仕組みと確認方法
スワップポイントは、2つの国の金利の差から生まれる損益です。金利の高い通貨(トルコリラ・メキシコペソ・南アランド)を買い、金利の低い通貨(円)を売るポジションを翌日以降に持ち越すと、その金利差を毎日受け取れます。逆に、高金利通貨を売るポジションを持つと、スワップを支払う側になります。
買いで受け取る
高金利通貨を買って持ち越すと、毎日スワップを受け取れます。スワップ投資はこの「買い」が基本です。
売りは支払う
高金利通貨を売るポジションを持ち越すと、スワップを支払います。短期の売りでも日をまたぐとかかります。
金額は毎日変わる
各国の金利や市場の動きで、スワップの額は日々変わります。受け取りと支払いが逆転することもあります。
DMM FXのスワップは、公式サイトの「スワップカレンダー」で通貨ペアごとに確認できます。日によって付与される日数(土日をまたぐ分がまとめて付く日など)も変わるので、1日分の金額だけでなく、月ごとの合計で見るのがおすすめです。この記事で使っている数字は公式サイトの高金利通貨ページに掲載された2025年9月1日時点の値なので、実際に取引する前には最新の値を必ず確認してください。
1Lot・1年でいくら?スワップの試算とレバレッジ1倍の利回り

公式サイトの買いスワップが1年間変わらなかったと仮定して、1Lot(1万通貨)を365日持った場合を計算してみます。あわせて、取引額と同じお金を入金した「レバレッジ1倍」のときの利回りも出しました。
| 通貨ペア | 1Lotの取引額(想定レート) | 1年のスワップ(1Lot) | レバレッジ1倍の利回り |
|---|---|---|---|
| メキシコペソ/円 | 約78,300円(7.83円) | 約5,840円 | 約7.5% |
| 南アランド/円 | 約83,300円(8.33円) | 約5,110円 | 約6.1% |
| トルコリラ/円 | 約36,000円(3.6円) | 約10,950円 | 約30.4% |
※1日のスワップ×365日で単純計算。レートとスワップは公式サイトの掲載値(2025年9月1日時点)。実際のスワップは日々変わり、為替の損益は含めていません。
数字だけを見ると、トルコリラ/円の年30%は銀行預金とは比べものにならない高さです。公式サイトでは「1万円の証拠金でトルコリラを最大まで買うと1年で+65,700円」という試算も紹介されていますが、これは1万円で6Lot(約21万円分)を持つ、つまりレバレッジ20倍以上での計算です。スワップは確かに大きくなりますが、為替が数%動くだけで証拠金が吹き飛ぶ水準なので、まねしてはいけない数字だと考えてください。
為替下落でスワップは消える:損益分岐の考え方

高金利通貨の金利が高いのは、その国の物価上昇(インフレ)が激しいからです。物価が上がりやすい国の通貨は、時間とともに価値が下がりやすく、スワップで受け取る分より為替の下落分のほうが大きくなることがよくあります。レバレッジ1倍の利回りは、そのまま「為替がどこまで下がっても耐えられるか」の目安になります。
| 通貨ペア | 1年のスワップ利回り(レバ1倍) | 1年で何%下がると赤字か | 1Lotで赤字になるレートの目安 |
|---|---|---|---|
| メキシコペソ/円 | 約7.5% | 約7.5%以上の下落 | 7.83円 → 約7.25円 |
| 南アランド/円 | 約6.1% | 約6.1%以上の下落 | 8.33円 → 約7.82円 |
| トルコリラ/円 | 約30.4% | 約30%以上の下落 | 3.6円 → 約2.5円 |
※スワップが1年間一定で、スプレッドや税金を考えない場合の単純計算。
トルコリラは利回りが高い一方で、過去には1年で30%以上下落した年もある通貨です。公式サイトでも「経済指標や政府発表には特に注意する必要がある」と注意書きがあります。メキシコペソや南アランドは利回りが低いぶん値動きもトルコリラより穏やかですが、世界的な景気悪化の局面では大きく下がることがあります。どの通貨でも「スワップがあるから負けない」ということはないと理解しておきましょう。
- 必要証拠金ぴったりで買う:証拠金維持率が50%を下回るとロスカット(強制決済)されます。少しの下落で退場し、スワップを受け取る前に損失が確定します。
- 下がったら買い増しを繰り返す:平均の取得価格は下がりますが、レバレッジがどんどん上がり、ロスカットのラインに近づきます。
- スワップの変化を見ない:政策金利が下がるとスワップも減ります。受け取りと支払いが逆転することもあります。
他社と比べたDMM FXのスワップ水準
スワップの額はFX会社ごとに違います。比較サイトの2026年9月1日時点の表では、メキシコペソ/円の買いスワップ(1万通貨)がDMM FXは13円、スワップを重視している他社は14円以上、トルコリラ/円はDMM FXが23円で他社に25円の会社もある、という結果でした。DMM FXのスワップは高金利通貨に特化した会社より少し低めというのが、おおむね共通した評価です。
✓ DMM FXで持つメリット
- メキシコペソ/円の基準スプレッドが0.2銭と狭く、買うときのコストが小さい
- 取引応援ポイントが高金利通貨で多め(トルコリラ/円はブロンズでも1Lot2pt)
- 主要通貨のデイトレードと同じ口座でまとめて管理できる
- LINEで問い合わせできるなど、初心者が使いやすい
✗ 注意したい点
- スワップの額はスワップ特化型の会社より少し低めのことが多い
- 高金利通貨は3ペアで、ハンガリーフォリントなど他の新興国通貨はない
- メキシコペソ・南アランド・トルコリラにミニ通貨ペアはない
- 早朝(5時〜9時)はスプレッドが広がりやすい
1Lotを1年持った場合、スワップが1日1円違うと年間365円の差です。メキシコペソで比べると、DMM FXと他社の差は1Lotあたり年数百円程度になります。数十Lotを長期で持つ本格的なスワップ投資家なら他社を選ぶ価値がありますが、数Lotを試しに持ってみたい人や、主要通貨の取引のついでに持ちたい人なら、口座を分けずにDMM FXで十分という考え方もあります。
DMM FXでスワップ投資をする5つのルール

最後に、スワップ投資で大きな失敗をしないためのルールをまとめます。どれも地味ですが、長く続けるためにはこれが一番大切です。
レバレッジは1〜3倍に抑える
メキシコペソ1Lotなら、取引額の約78,300円の半分以上(レバレッジ2倍以下)を入金しておくのが目安です。
買う時期を分ける
一度にまとめて買わず、毎月1Lotずつなど時間を分けて買うと、高値でまとめて買ってしまうリスクを減らせます。
1つの通貨に集中しない
メキシコペソと南アランドを組み合わせるなど、通貨を分けると、1つの国の急落の影響を和らげられます。
スワップカレンダーを月1回確認する
スワップが減ってきたら、政策金利の変更などの変化が起きているサインです。
「ロスカットのレート」を把握しておく
入金額とポジションから、どこまで下がるとロスカットになるかを計算し、余裕があるかを確認します。
少額から試したい人は、米ドル/円などのミニ通貨ペアで為替の値動きに慣れてから高金利通貨に進むのも良い方法です。1,000通貨から取引できるミニ通貨ペアの使い方はDMM FXのミニ通貨ペア解説で紹介しています。なお、FXの利益(スワップを含む)は申告分離課税の対象で、年間20万円を超える場合などは確定申告が必要です。DMMの金融サービス全体の比較はDMMの金融サービス完全ガイドをご覧ください。
よくある質問(DMM FXのスワップ)
DMM FXでトルコリラは取引できますか?
メキシコペソは何円から買えますか?
スワップポイントは毎日もらえますか?
スワップがマイナスになることはありますか?
DMM FXのスワップは他社より低いですか?
スワップの利益にも税金はかかりますか?
まとめ:利回りより「下落に耐えられる設計」を
DMM FXでは、メキシコペソ/円・南アランド/円・トルコリラ/円の3つの高金利通貨でスワップ投資ができます。公式の数字が1年続いたとすると、レバレッジ1倍でメキシコペソは約7.5%、南アランドは約6.1%、トルコリラは約30%の利回りです。ただし、その利回りは「為替がその分以上下がらなければ」という条件付きです。
始めるなら、①レバレッジは1〜3倍、②買う時期と通貨を分ける、③スワップカレンダーとロスカットのレートを定期的に確認するの3つを守ってください。スワップの額は他社に少し劣るものの、スプレッドの狭さと取引応援ポイント、口座を1つにまとめられる手軽さがDMM FXの強みです。


