「消費税増税・法人税減税」反対派の中には自分勝手なエゴイストがいる!。

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日本の税制問題は消費税増税・法人税減税が基本路線に決まったようです。議論としては、軽減税率の品目・規模感を最終調整中とのこと。

本日は政治の話になります。昨年末には軽減税率に関するニュースが出たこともあり、消費税関連の話が盛り上がってますね。現在は、消費税増税が確定し、軽減税率の導入と規模感の調整が議論されているようですね。

 

最終調整の内容をまとめると、以下のような感じで調整中みたいですね。

・2016/04の消費税10%への増税の時点で、軽減税率を導入するものを最終調整中

・肉や野菜などの生鮮食品、総菜などの加工食品が8%に据え置かれる

・宅配を中心とした新聞も8%に据え置かれる

・酒と外食は10%に増税

 

個人的な率直な意見を述べさせていただきます。

生鮮食品は0%とかにしてほしかったですね。生活の根幹の部分ですから。

一方で、加工食品のうち添加物の多いものや、外食のファストフード・ラーメンなど、「不健康」な食品はもっと30%とかに、増税しちゃってもいいんじゃないかと思いました。油とかショートニングとかを多用しているものは特にですね。

医療費・薬剤費の削減も課題となってますから、品目によって税制をコントロールすることで、健康志向に誘導して医療費の削減を狙うのもアリなんじゃないかと思います。食が良くなれば病気も減ると思いますし。

一人暮らしとか高齢独身とか関係なく、加工食品とか辞めて、ちゃんと自炊して、バランスのとれた食事を心がけるという、当たり前のことをやりましょうという話です。

 

 

消費税増税反対派の友人が言った「信じられない一言」。自分の生活のことしか考えていないのでは?。

そんな私は「消費税増税反対派」なんですが、先日、知り合いと話していて「信じられない一言」に萎えてしまいました。

 

X:「軽減税率って、結局「軽減」じゃなくて「据え置き」じゃん?」

私:「まあ、そうだねー」

X:「これだけ景気が悪いのに増税とかありえないでしょう」

私:「へぇ~」

X:「俺は絶対、増税は反対だよ!」

私:「そうなんだ~」

X:「消費税に代替する財源としては・・・(あーだこーだ)」

私:「ふーん」

X:「タバコとかなら増税してもいいよ。俺、吸わないから。

私:「え!?(; ・`д・´)」

 

 

正直「コイツは何言ってるんだ?」と思ってしまいました・・・

 

「俺、吸わないから。」

この言葉の裏には、「自分が損をしなければいい。他はどうでもいい。」という自分勝手なエゴが見え隠れしています。私もタバコなんて吸いませんが、こんな「自分勝手な意見」はさすがに賛同しかねます。

 

こんなことを言われてしまうと、

「この人が消費税増税に反対している理由は、”自分の負担が増えるのがイヤ”というだけの自分勝手なエゴでは?」

と勘繰ってしまいますよね。(;´・ω・)

ドミナントストーリー・ポジショントークだらけのネットのコメント欄。
ヤフコメ・ハテブ・SNS・YouTube・・。インターネットに溢れる匿名一般人の低レベルなコメント欄の内容に驚愕・・。それって、嫉妬・妬み僻みじゃない? 世の中を騒がせている増税問題ですが、消費税増税がほぼ確定し、一方で法人税減税は...

 

 

消費税増税・法人税減税反対派の中にはエゴイストが紛れている。ポジショントークなしで税制のメリット・デメリットを客観的に考えているか?

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こちらの消費税増税の反対・賛成のアンケートを取った記事によると、

■増税・節約についてのアンケート・ランキング

総計で最も多かったのは「反対」で44%、

次いで「どちらともいえない」で33%、

「賛成」は23%という結果になりました。

 

ということで、消費税増税反対派が44%と圧倒的に多いわけですが、この統計データは信用できません。

というのも、上述と同様の理由で、この44%の中に「 ”自分の負担が増えるのがイヤ”。だから、消費税増税は反対!」とか考えているエゴイストが紛れているのではないかと思われるからです。

 

消費税増税に反対の意見をすることが良くないと言っているわけではありません。税制のメリット・デメリットを客観的論理的に分析し、日本の未来を真剣に考えた上で「消費税増税に反対」ということであれば、それは素晴らしい意見なんだと思います。

 

しかし、一方で「消費税増税に反対」の意見の背景にあるのが、自分勝手な損得勘定から発生する「ポジショントーク(自分の立場に都合の良い発言)」であるならば軽蔑すべき意見です。

自分にとって得になることは賛成。

自分のとって損になることは反対。

みたいな、日本の未来を全く考えずに、自分の損得・エゴで政治を語っている悪質な人間が世の中を悪くしているんです。

 

 

日本の未来を「フラットに」「客観的に」「真剣に」考えよう。

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私は消費税増税反対派です。

でも、賛成派の人を批判したりはしません。

その人が、日本の未来・全体利益を真剣に考えて、客観的知見から出した意見であるならば、結論が「賛成」でも「反対」でも、それはきっと日本の将来を良くしていく、尊い意見だと思うからです。

 

でも、逆に、例え私と同じ反対派の人間であったとしても、本音は「自分勝手なエゴ」で、「負担が増えるからイヤ」と子供みたいなワガママを言っている人間がいるならば、はっきり言って人間性を疑いますね。

 

子供が「歯医者は嫌いだから行きたくない」とダダをこねているのと同レベルです。

いい大人がこんなんで、恥ずかしくないんですかね?

増税うんぬん言う前に、その「幼児性」を改善された方が良いのではないかと・・・。

 

 

日本は民主主義です。我々庶民が国を動かしているのです。

政治家やニュースに流されるのではなく、自分の頭で「フラットに」「客観的に」「真剣に」考えましょう。

そして、例え自分が損になることであったとしても、日本のために正しいと思うことは「正しい」と主張しましょう。

 

本当にみんなのためになることをするのが本当に正しい政治です。

一部の人間のエゴでみんなの利益を損なう行為は、本当に恥ずかしいことです。