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弱小雑記ブログでも検索上位表示! 具体例でスッキリ解るSEOキーワード選定の6つのテクニック。

TIPS
この記事は約14分で読めます。

これからのGoogle検索エンジン最適化ではコンテンツSEO+ロングテールSEOが必須。でも「雑記ブログ」はどうしたらいいの?

 

2017年2月にGoogle検索エンジンのアップデートが話題になりました。WELQなどのキュレーションサイト向けのアップデートと思われていたようですが、人によっては個人ブログも順位低下が発生しているようです。おそらく、キュレーションサイト向けというよりは質の低い記事(※読者の満足を得られない記事、オリジナリティの低い記事)に対する対策なんだと推測されます。

特に個人の雑記ブロガーが苦戦しているように見えます・・。まあ、読者の利益・公益性を考えれば、個人の意見や日記や自己満足記事なんてほとんどの人は興味ないでしょうから、順位を下げるのは妥当とは思いますが。

 

やっぱり、これからはコンテンツSEO+ロングテールSEOが重要なんでしょうね。

簡単に言うと・・。

コンテンツSEO:読者が検索で調べている内容に合致する満足度の高い記事を書く(簡単に言うと質の高いサイト)。

ロングテールSEO:特定専門ジャンルについて細かい話が充実していて、読者が関連する記事を探しやすい(簡単に言うと専門性が高い百科事典のようなサイト)。

真摯に読者に向き合っているブログ・サイトが生き残るということでしょう。当然と言えば当然の話です。私も見習わないとですね(;^ω^)。

 

そうなると「じゃあ、弱小雑記ブログはどうしたらいいのか?」という話になりますね。

コンテンツSEOはもう当然としても、ロングテールSEOは向かないことが多い(ロングテールするなら特化型ブログにした方が効率が良い)ので、よりニッチな分野を目指すことになりそうですね。

 

というわけで、例えば本ブログのような「弱小雑記ブログ」に焦点を絞った『SEOキーワード選定』の6つのポイントについて、3回に分けて記事を書きます(あてになるかどうかは知りませんよ?

本日はテクニック①~④について書きます。⑤・⑥は集中的に書きたいので、後日またの機会に書きます。

 

ちなみに、こないだ書いたコチラの記事の事例を具体例として入れていきたいと思います!(^^)!。

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人気急上昇アニメ『けものフレンズ』の感想:やっぱりネコ科動物だよね!猫のことをもっと知ろう 『登場人物の紹介』 たま ケモノはいてもノケモノはいない♪ ほんとの愛はここにある~♪ しま Welcome to ようこそジャパリパーク♪ 今日も...

 

あくまで「雑記ブログ」の「キーワード選定」について絞って書いてます。「特化型ブログ」や「専門アフィリエイトサイト」の場合は本記事の内容は合わないと思うのでご容赦ください。

※コンテンツSEOなどについては本記事では触れません。ReferalやSocialからの流入についても触れません(てか、書けません。このブログはReferalやSocialから流入があまりないのでw)。

※「検索流入なんて不要です。アクセス少なくてOKです。」という人はこの記事は向かないので、こちらの記事をどうぞ^^。アクセスは諦めて好きな事書く方が楽しいですよ~。

ブロガーやめとけ!1年ブログやって稼げないなら「向いてない」証拠
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テクニック①:自分のブログの身の丈に合ったキーワードで検索上位を目指す。

人気の競合キーワードにおいて、弱小雑記ブログで検索上位表示するのは不可能。1記事のみで検索上位表示を狙えるキーワードを選ぶのが基本。

まず、前提として「人気の競合キーワード」を狙った検索流入は諦めます

簡単に言うと「競合キーワード=金になるキーワード」です。A8.netなどのアフィリエイト案件で出てくるようなジャンル名や商品名などは攻めるだけ無駄ですので、スパっと諦めましょう。弱小雑記ブロガーが「ウォーターサーバー」とか「クレジットカード」とかのキーワードを狙っても意味がないです。まずは、有名ASPのA8.netをチェックして、人気アフィリエイト関連のキーワードを避けるようにするのが推奨されます。

私は特化型アフィリエイトサイトも運営してたりしますが、特化型サイトでも競合キーワードは難攻不落です。それを雑記ブログで狙うなんて、到底無理ですよ・・。

 

雑記ブログでは複数の詳細な関連キーワードで囲いこんでいくロングテールSEOはやりにくいと思います。だって、そのテーマの記事を今後書くかどうかわからないじゃないですか?。飽きるかもしれないし、ネタが尽きるかもしれない。雑記ブログなんで、1記事のみで打ち切る場合もある。逆に言えば1記事のみで検索上位にもっていける”不人気”キーワードを選ぶ必要があるということです。

キーワードの競合性は「Google AdWords キーワードプランナー」などで調べるか、実際に検索してみて調べるのが一番だと思います。

 

ちなみに今回の具体例として出している記事は、トレンドネタの「けものフレンズ」に関する記事です。話題になっている人気作品ですので、単体キーワードの検索ボリュームは結構出てますが、競合性はそれほど高くなさそうです。

引用元:Google AdWords キーワードプランナー https://adwords.google.co.jp/KeywordPlanner

 

記事タイトル見ればわかると思いますが、この記事は「けものフレンズ ネコ科」の複合キーワードを狙って書いたものです。

 

2017/02/19に投稿してますが、この1記事に関して、その後10日強でGoogleから500クリック弱となっています(1日30~60クリックくらいの流入)。

引用元:Google Search Console https://www.google.com/webmasters/tools/

 

「少ないじゃん!」と思うかもしれませんが、雑記ブログでは「1記事1日10クリック流入」くらいで充分です。これでも100記事書けば月間3万PVになりますし、1000記事なら月間30万PVになります(実際には、そんなにうまくはいかないけど・・w)。

このように、不人気キーワード・ニッチなキーワードで、地味な継続アクセスをコツコツ積み上げるのが雑記ブログのキーワード戦略です。ビックワードでドカンと集客したい人は特化型ブログ・アフィリエイトサイト+ロングテールSEOの方向に転向した方がよいと思います。

 

 

競合性が低くて狙い目なのは『新しい商標キーワード』。とにかくニッチな方向に行こう。Google AdWordsのキーワードプランナーの結果はあくまで参考。

さらに、まだ世の中に溢れていない新しめのキーワードは競合度が低いことが多く、狙いやすいと言えます。

よく雑記ブログで稼いでいる人は、新商品の商標キーワードを目標設定して、いち早く読者を集客し、物販アフィリエイト等で稼いでいるケースが多かったりしますけど、まさにこのケースでしょうね。

 

今回の具体例の「けものフレンズ ネコ科」はキーワードプランナーでも競合度=ランク外(低すぎて評価できない)です。「けものフレンズ」自体が新しいキーワードで検索ボリュームの割に競合度が低いですが、そこにさらに、あまり注目されてないキーワード「ネコ科」をミックスしてます。

引用元:Google AdWords キーワードプランナー https://adwords.google.co.jp/KeywordPlanner

 

でも、だからこそ弱小雑記ブログでも容易に検索上位を取れると言えます。平均順位=1.5位、CTR=39%なので流入効果としても申し分ないですし、「けものフレンズ ネコ」「けものフレンズ 猫」の副次的キーワードでも拾えてますね。

引用元:Google Search Console https://www.google.com/webmasters/tools/

 

よく、「月間検索数が多くて競合度が低いキーワードを狙え」なんて教科書的なSEOセオリーがあったりします。

でも、雑記ブログではこのセオリーはクソ食らえですねw。こういうキーワードは逆にみんなが狙ってたりするので、すぐに人気キーワードに上がってきたり、キーワードプランナーの評価は競合度=低だけど、実際には競合が多くて検索上位表示が難しかったりしますから。

むしろ雑記ブログでは「まだ新しくて、月間検索数が少なくて、競合度も低い、誰も狙ってないキーワードを狙え」ですね。私なんて「ランク外」や「月間平均検索ボリューム100~1000」とかだとワクワクしてきますw( *´艸`)。

 

ちなみに、新しめのキーワードを狙う場合はキーワードプランナーの関連ワードはあまりあてにならないので、参考程度にした方がよいと思います。今回も全く関係なさそうなワードが関連性ありで出てきてます・・。

引用元:Google AdWords キーワードプランナー https://adwords.google.co.jp/KeywordPlanner

 

 

テクニック②:単発キーワードでの検索上位表示にこだわらない。弱小雑記ブログの複合キーワードに必要なのは「ずらし」。

必ずしも単発キーワードにおける上位表示がコンバージョンをもたらすとは限らない。CTRが取れない場合もあるので、無理に狙わない。

単発キーワードは上位が取りにくい上に、読者が検索で調べている内容・方向性を特定しにくいので、雑記ブログではあえて狙う必要ないと思います。競合度が低い単発キーワードなら上位を取れますが、集客の役に立つかどうかはそのキーワードとコンテンツ次第になってきますよね。

 

ちなみに、このブログでも例えば「ブログサークル」という単発キーワードで平均掲載順位2.1位ですが、CTRは1.62%しかありません。2位でこのCTRって、ヒドイな・・(;^ω^)。

引用元:Google Search Console https://www.google.com/webmasters/tools/

 

このように、単発キーワードでも上位をとっても意味がないキーワードもたくさんあります。例えばCTRが取りにくいキーワードや、キーワードの検索数が極端に少ない場合などでしょうね。まあ、「将来的に人気になりそう」みたいな先読みで記事を書くならアリだとは思いますけど。

無理に単発キーワードを狙うよりは、狙いが明確な複合キーワードを設定した方が、検索してくる読者の満足度も上がりやすいと思います

 

ちなみにこのブログサークル記事は、絶賛検索順位降下中です・・(;^ω^)。CTRが稼げない記事は一時的に検索上位に表示されても、いずれは落ちていくということでしょうね。

 

 

複合キーワードも「抽象度の変更」などで、人気になりそうなキーワードはずらす。

複合キーワードでも競合になるキーワードは避けるのが良いです。人気キーワードで検索上位は難しい。

例えば、アニメ作品の場合「[アニメのタイトル名] 感想」「[アニメのタイトル名] 考察」「[アニメのタイトル名] ○○話」みたいなキーワードは競合キーワードになりやすいです。今回も一応検証用にキーワード自体は入れてますが、軒並み順位が低いです。こういうのは無理に入れない方がいいです。

引用元:Google Search Console https://www.google.com/webmasters/tools/

 

また、人気ワードを入れたい場合は、「ずらし」で人気の無い言葉に変えるのも手です。「ずらし」の方法は世の中にいろいろ出回ってますが、簡単なのはキーワードの抽象度をズラして設定してみるなどですね。

今回の記事でも、本当は「けものフレンズ サーバル」にしようかと思ったのですが、サーバルちゃんは主人公キャラなので競合になりそうです。なので、言葉の抽象度を上げて「けものフレンズ ネコ科」としました。

 

抽象度を変える場合いくつか候補はあると思いますが、検索されそうな言葉を選ぶのが大事ですね。例えば「けものフレンズ 四足歩行動物」よりも「けものフレンズ ネコ科」の方が検索されやすそうでしょ?。

 

 

テクニック③:自ブログが将来的に検索上位表示されそうな「先読み複合キーワード」を仕込んでおく。

新しめのキーワードほど検索傾向の変化が激しい。変化の先を読んで事前にキーワードを入れる。

先読みで将来的に検索されやすそうなキーワードを、見込みで事前に入れておくのも有効です。新しいキーワードほど検索傾向の変化が激しいですからね・・。

今回は「けものフレンズ マーゲイ」で大量検索されていますが、記事投稿時点ではアニメ本編でマーゲイは登場していません(記事作成時点は6話終了時点。マーゲイが出たのは8話)。

引用元:Google Search Console https://www.google.com/webmasters/tools/

 

これは記事作成の際、アニメ公式サイトを確認して、今後出てきそうなネコ科キャラクターを類推して、出てきたときに検索にかかるように以下のようにH3タグに事前に入れてます。事前に入れておけば、リライトするよりも最速で上位表示できるので、うまくハマればとても効果的ですね。

 

ただし、検索キーワードと記事内容がアンマッチになっている場合は、読者の満足度が下がる→滞在時間減・CTR減→検索順位低下となる可能性もあるので注意も必要ですね

アニメ記事はどうせ放送終わったらアクセスがなくなるのでどうでもいいですけど、息の長い記事を書く場合はアンマッチは早めにリライトして修正した方が良いと思います。

 

 

テクニック④:想定外の検索流入を楽しむ。Google Search Consoleをチェックし、リライト時の関連キーワード候補にする。

結局のところ、SEOは結果が全て。結果の客観的分析+読者ニーズに合ったリライトが最も重要。

よく「記事のリライトが大事だ」なんて言います。これは、古い情報を新しくして検索エンジンの評価を上げたり、新しい情報で読者の満足度を上げるという意味もあると思いますが、最も大事なのはキーワードの最適化(アンマッチの解消・より良いキーワードの選択)だと思います

 

よく「質の高い記事」とか言いますけど、文字数が多い記事が質の高い記事なわけではありませんし、ブログを毎日書くのが偉いわけでもありません(「ブログは毎日10記事」「1記事1000文字以上」とかは精神論)。

大事なのは検索してくる読者のニーズに記事の内容がマッチしているかどうかです。「質の高い記事」=「読者の検索意図にマッチしている記事」です。

つまり、本質的にSEOに必勝法・公式・法則などはなく、結果が全てなんですよ。だからこそ、”結果”として取れた実データから読者目線に立った客観的な分析をし、PDCAサイクルを計画的に回してリライトで質を上げることが大事になってくるわけですね。

 

ちなみに、記事を公開してしばらくするとGoogle Search Consoleで検索流入のデータが取れると思いますが、全く想定していないキーワードで流入していたりします。すごく面白いです(^◇^)。

例えば、「けものフレンズ マヌルネコ」「けものフレンズ イエネコ」とかですね。アニメ本編に出てきてないのに、なんで検索されてるんだろう・・。

引用元:Google Search Console https://www.google.com/webmasters/tools/

 

こういった実際のデータは記事のリライト時にとても役に立ちます。検索キーワードから類推される読者のニーズと記事の内容がアンマッチになっていると、満足度が下がるので早めに記事をリライトすることが大事です。

「リライト」は読者のニーズに真摯に向き合い、ブログ記事の価値を見直す大事なプロセスになります。

 

あっ。偉そうに言ってますが、このブログはリライト全然できてません・・w。人気記事以外は適当に書いてそのまま放置w。時間作って、やらなくちゃ~(;^ω^)。

 

 

ポイントまとめ&続編記事。

以上です!

ざっくりまとめると、とにかく大事な事は自分のブログを見てくれる閲覧者の人のアクセスや流入情報を徹底的に分析するということですね。

Google AnalyticsやGoogle Search Consoleを使うのは当然です。さらに詳細なデータを収集できる「無料アクセス解析・エースアナライザー」を入れるのもアリですね。

 

次回・次々回はテクニック⑤・⑥について書きます(トンデモ理論が出てくる想定ですw)。続編記事はコチラです。

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